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ストレートのウォッカにおつまみ・グラス・量

更新日:2020年08月28日

日本でも親しまれるようになってきたウォッカは、ロシアや欧州の北国ではストレートで飲むのが主流と言われています。ウォッカのストレート飲みの仕方や一般的な飲む量、グラスやおつまみ、ストレート飲みにウォッカなどをご紹介します。

ストレートのウォッカにおつまみ・グラス・量

ウォッカのストレートの一気飲みの仕方

ウォッカ(vodka)はロシアをはじめ、ウクライナやバルト三国など東欧圏、フィンランドやノルウェーなど北欧圏、チェコやポーランドなど中欧圏で親しまれている蒸留酒です。ウォッカの名前は、スラヴ語で「水」を意味する単語である「voda」に由来します。

ウォッカは、原料となる大麦、小麦、ライ麦、ジャガイモなどの穀物を蒸留し、その後、白樺の炭で濾過して製造されます。そのため、成分のほとんどが水とアルコールであるエタノールであり、ほぼ無味・無臭で無色透明のお酒です。アルコール度数は40%前後と高めですが、癖が少なくドライで飲みやすいのが特徴です。

日本では水で割ったり、果汁や炭酸飲料で割ってカクテルにして飲むのが一般的ですが、ウォッカを味わって飲みたい場合は、ストレートで一気飲みするのが一番と言えるでしょう。それでは、ウォッカのストレートでの一気飲みの仕方をご紹介します。

ライム

柑橘系果物のライムは、アルコール度数の強いウォッカの後味をさっぱりさせてくれるため、ウォッカをストレート飲みする際によく提供されるそうです。ライムに含有されるビタミンCは、アルコールを中和し、悪酔いを防ぐ効果があります。また、ライムのビタミンCは、強いアルコールからのどを保護する作用もあります。

ライムは、モスコミュール、スレッジ・ハンマー、カミカゼのように、ウォッカのカクテルにも使用されることが多いです。

アルコールには利尿作用があり、飲んだお酒の分量以上の水分が体外に排出されてしまいます。そのために、ナトリウム(塩分)も一緒に排出を促され、ナトリウム不足に陥ってしまう可能性があります。塩を舐めることでナトリウムを補えるので、ウォッカをストレートで飲む際に限らず、アルコールを楽しむときは摂取すると良いでしょう。

また、塩を舐めることによって、唾液の分泌が促されるので、強いアルコールからのどを保護できるとも言われています。

冷凍庫で冷やす

ウォッカはアルコール度数が高いため、冷凍庫で冷やしても凍ってしまうことはありません。冷凍庫で冷やされたウォッカは、とろみが増して口当たりがまろやかになります。

ストレートで飲むのが苦手な方は、冷凍庫で冷たく冷やしたウォッカを、冷やしたグラスに注いで飲むことをします。常温に置かれたウォッカとはまた違う舌触りと口当たりを楽しむことができるでしょう。

ウォッカのストレートの一般的な飲む量とは?

厚生労働省の飲酒のガイドラインによりますと、日本人の1日平均のアルコール適量は、 純アルコールで20g程度とされています。これはあくまでも目安であり、年齢、性別、体重、体質なども考慮しなければなりません。

アルコールの適量を計算するには、以下の計算式を使用してみてください。おおよその目安がわかります。

25÷度数(%)×100=適量(ml)

何杯までが適量?

ウォッカのアルコール度数は40%前後です。前述した計算式に、数字を当てはめてウォッカの適量を計算してみましょう。

25÷40(%)×100=62.5(ml)

ウォッカをストレートで飲む場合によく使用されるショットグラスの大きさは、だいたい30mlとなっています。そのため、ウォッカをストレートで飲む場合は、せいぜいショットグラス2杯までにしておきましょう。健康のためにも、適量を守って楽しみましょう。

ストレートで飲むウォッカの味は?

ウォッカそのものの味と、飲み干したときののどが焼けるような感覚を楽しみたいならば、ストレートでウォッカを飲むのがです。ウォッカはほぼ無味・無臭で無色透明であり、アルコール度数が高い割りには癖がなく、飲みやすいお酒です。味わいがすっきとしていてクリアであればあるほど、質が高いとされています。

ウォッカは、ハーブや果物などの香りや味との相性も抜群なので、それらを添加したフレーバードウォッカも作られています。フレーバードウォッカには、レモンやオレンジなど柑橘系のもの、ハーブ系のもの、砂糖シロップやはちみつが添加された甘味のあるもの、赤唐辛子やブラックペッパー、レッドペッパーなどの香辛料を使用したものなどさまざまです。

ストレートで飲んだ際に、味や香りのないものが苦手な方は、フレーバードウッォカを選ぶと、いろいろな風味や香りを楽しむことができるでしょう。

ウォッカのストレート飲みにグラス

ウォッカをストレートで飲む場合は、ウイスキーやリキュールをストレートで飲むためのショットグラスの使用がです。ショットグラスの大きさは、1オンス=約30ml入るシングルグラスと、倍の量が入る60mlのダブルグラスが主です。ショットグラスは小さなグラスなので、ウォッカのようなアルコール度数が高く、強いお酒を一気飲みたいときに使用すると良いでしょう。

ウォッカは無色透明なので、沖縄の琉球ガラスや江戸切子のように色のついたグラスが似合います。きらきらと輝くグラスは、その様子を見ているだけで心が安らぎます。お気に入りのグラスを見つけ、その時の気分やムードによって使い分ければ、ストレートで飲むウォッカをより一層美味しく味わうことができるでしょう。

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初回公開日:2017年12月24日

記載されている内容は2017年12月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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