魚焼きグリルの使い方|種類・食材別の使い方・水の要不要
更新日:2020年08月28日
焼く前に鯖全体に塩を振り、20分~30分程度置いておきます。青魚は臭みが強いので、他の魚よりも長めに置いておくのです。魚から出た水分はキッチンペーパーでよく拭いてから焼きましょう。グリルの使い方はくっつきやすい魚と同様、網に薄くサラダ油を塗って温めておきます。
鯖の場合は、皮を表面に向けて盛り付けるでしょうが、美味しそうな皮の焼き目を見せるポイントをご紹介します。盛り付けたときに上にする方を先に焼くと、キレイな焦げ色がつき美味しそうに見えるので、先に皮目をキレイに焼きます。そして、皮目に程よい焼き色がついたらひっくり返して身を焼きます。
魚以外の食材を焼くときのグリルの使い方のコツ
魚焼きグリルは名前の印象もあり、魚を焼くための道具ととらえがちですが、実は魚以外の食材を焼いても美味しくできます。魚以外の食材を焼くときの使い方は以下の通りです。
肉を焼くときの使い方
肉は魚焼きグリルで焼くことで、20~25%程度の余分な脂をカットすることができます。肉を焼くときの使い方ですが、肉は短時間で表面を焼き余熱で中に火を通すと考えましょう。そうすることで、外はパリッと中はジューシーに焼き上げることができます。
中に火が通るまで焼き過ぎてしまうと、固くなってしまうことがあります。肉が分厚いときは途中で焦げを防ぐため、アルミホイルを乗せて焦げを防いでも良いでしょう。
野菜を焼くときの使い方
野菜をグリルで焼くときの使い方をご紹介します。焼きなすなど、皮を後で剥く食材はそのまま入れても良いのですが、薄くスライスしたピーマン、かぼちゃ、なす、にんじんなどの野菜やアスパラガスなどの細い野菜は火が通りやすいので、焦げつき防止のため野菜にオリーブオイルを薄く塗って塩コショウをして焼きます。
肉や魚を焼いているときに、端っこのスペースを利用できるので、付け合わせにも良いですしょう。カットして小さかったり細すぎる野菜は、網から落ちてしまうこともあります。そのようなときは、大きめのアルミホイルを一度くしゃくしゃにしてからゆるく広げその上に乗せましょう。
網から落ちるのを防いでくれるだけではなく、アルミホイルのデコボコでくっつくこともありません。
パンを焼くときの使い方
パンを焼くときの魚焼きグリルの使い方ですが、まずはグリルを十分に洗っておくことが大切です。前日に他の食材を焼いたときの臭いが残っていると、パンに香りがうつってしまうことがあるので注意が必要です。
食パンは短時間で焼くことで、水分が抜けすぎずに美味しい食感になるので、魚焼きグリルで焼くとサクサクになります。水を張って使うタイプのグリルで焼くときは、水を入れないまま焼くと高温になりすぎてすぐに焦げてしまうので、必ず水を入れてから焼きましょう。
魚焼きグリルには毎回水を入れた方が良いのか
魚焼きグリルの使い方は、コンロを購入したときについてくる、取扱い説明書に従った使い方をするのが一番です。水を入れるタイプのグリルに水を入れないで使うと、センサーが働いて火が止まってしまうものもあります。
そもそもグリルに水を張るのは、焦げ付き防止や魚から落ちた油分が高温になってしまうのを防ぐためです。水を必要としないタイプのグリルは、焦げ付き防止機能や高温になりすぎない工夫が施されているため高額です。それぞれの特徴にあった使い方をすることで、美味しく焼けるだけでなく、事故防止もできるので注意しましょう。
魚焼きグリルをもっと活用しよう
魚焼きグリルは、日常の使い方を工夫することで、食材の持つ美味しさを最大限まで引き出すことができます。家庭の調理器の中でも高温で調理できる器具なので、短時間で調理できるだけではなく、他では味わえない食材の旨味を味わえることでしょう。魚だけではなく他の食材も使ってもっと活用してみましょう。
初回公開日:2017年09月18日
記載されている内容は2017年09月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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