ステンレスの鍋・手入れの方法・変色の原因|揚げ物
更新日:2020年08月28日
実際に、安易に海外のお鍋を購入したりすると、意外な落とし穴が存在していることもあります。日本製だから安心ということでもありませんが、安易にお鍋を購入するモチベーションには警戒しなければならない部分があります。
アルミ鍋が安易で、いいと考える可能性がありますが、アルミニウム製の調理器具が人体に危険性を及ぼすことがあります。 ドイツやフランス、スイス、イギリスでは、アルミ鍋から発生する有害物質に対して、販売規制もしています。
できれば使用しない?
日本でもアルツハイマー病との因果関係がいろいろなメディアで取り上げられていたこともあり、現在グレーゾーンと言った感じなのですが、判断は個人に委ねられています。
できればアルミ鍋は使用しない方がいいものである可能性があります。 実際にアルミ鍋を危惧している人たちも多くいるでしょう。アルミ鍋によって、アルツハイマー病、パーキンソン病が起こる可能性があるとされています。
解毒を司る臓器へ蓄積があり、握力の低下や、脂肪に溜まりやすい症状がおきたりすると言われています。
テフロン加工フライパン
テフロン加工フライパンにも使用するリスクが存在していると言われています。 焦げない、くっつかない、錆びない、汚れが落ちやすいというメリットがあって、テフロン(フッ素樹脂)加工を支持している主婦の方々も多いのではないでしょうか。
しかし、アメリカの大手企業が、テフロン加工の商品には人の身体に有害な物質が含まれることを隠し、長いあいだ販売を続けていたということです。
そのような意味では、なかなか海外の商品には私達の目が行き届かないリスクもあります。それはとても便利なお鍋だとしても空炊きや、数百度も以上の高温調理をすれば有害なガスを出してしまうことが明らかにされています。
そのようなお鍋をずっと使用し続けてしまうと、呼吸困難や、めまい、窒息、吐き気、頭痛のような症状が起こる可能性があります。
発ガン性・肝障害・先天性障害を持った子供さんを産んでしまうリスクもあると言います。
安心
そのような意味では私達が安心して使用することができるお鍋は、ステンレスのお鍋でありセラミックコーティング、ガラスコーティング、ガラス鍋、鋳物、土鍋などということになります。
ステンレスの鍋のメリット
ステンレスのお鍋は、アルミ鍋と比較して、熱伝導が悪いというデメリットを持っています。なかなか温まらないという印象を持つことはありますが、一度温まれば、熱持ちがいいのも特徴です。
カレーやシチューなど、煮込む料理の場合には、保温性が高いことからステンレスのお鍋がいいでしょう。ステンレスのお鍋の方がアルミ鍋よりも、丈夫なので、同じ使い方をしていても長く使用することができます。
カタチもこちらの方がなかなか変形しにくいです。あと、焦がしてしまった場合にも、アルミ鍋と比較して簡単に落とすことができます。
どっちがいい?
ステンレスのお鍋とアルミ鍋のどっちがいいかということですが、余裕があれば二つ持っているのがいいでしょう。
できないという人たちは、はステンレスのお鍋です。やはり、丈夫な方にメリットはあるのではないでしょうか。さらに、お金に余裕のある人たちは、全面多層構造の鍋の選択などしてみるといいでしょう。
全面多層構造の鍋は、アルミの熱伝統率の高さを保持し、ステンレスの保温性を発揮できるお鍋です。この程度のお鍋を使用すれば、もっと美味しい料理を作ることができるでしょう。日々、使用するものなので決して高いと言うことではありません。
ステンレスの鍋の手入れの方法
ステンレスのお鍋をより長く使用していただきたいので、お手入れの仕方もしっかり勉強してください。ステンレス鍋の主成分は普通の鉄を使用しています。
鉄は錆びやすいというイメージがありますが、表面に錆から守る膜で不動態皮膜というコーティングをすれば大丈夫です。
しかし不動態皮膜がはがれ落ちてしまうとその機能は当然削がれてしまうことになります。ですから、できるだけコーティングが剥がれないようにするお手入れも必要になって来ます。
ステンレスのお鍋に、塩分や汚れを付着させたままの状態にしておけば、汚れが落ちにくくなってしまい、ゴシゴシと強く擦ってしまうことになります。
ステンレス鍋の黒ずみ
ステンレス鍋の黒ずみはどのような方法で対処すればいいのでしょうか。ステンレス鍋の主成分の鉄と食材の成分が化学反応を起こしてしまい、そのような症状は結構よく見ることがあります。
できた黒ずみは体に無害なので、それほど心配はする必要はありません。しかし、一般的な食器洗い洗剤ではなかなか落とすことができません。
そして、タワシや金属製のスポンジでゴシゴシとこすってしまうことで、安易に表面の皮膜を傷つけてしまうリスクが生じます。
そのとき、黒ずみや黄ばみならクリームクレンザーで洗うと綺麗に落とすことができます。通常のクレンザーよりも粒子がいくぶん細かいものを選択するといいでしょう。
普通の食器洗いスポンジではなかなか落ちないこともありますが、そのような場合は、メラミンスポンジを使用してみましょう。
焦げ落とし
初回公開日:2018年04月03日
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