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【メーカー別】羽毛布団の平均寿命・リフォームの仕方|打ち直し

更新日:2020年08月28日

羽毛布団は他の寝具と比べると寿命が長いといわれていることもあり、気付かないうちに寿命を迎えている羽毛布団を使用している方もいるのではないでしょうか。そこで、羽毛布団の寿命のサインなどについてご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

【メーカー別】羽毛布団の平均寿命・リフォームの仕方|打ち直し
        名称     ダウンパワー数値
プレミアムゴールドラベル440dp以上
ロイヤルゴールドラベル400dp以上
エクセルゴールドラベル350dp以上
ニューゴールドラベル300dp以上

寿命を延ばす羽毛布団のリフォームとお手入れ方法

打ち直しのタイミング

羽毛布団の打ち直し(リフォーム)を行う使用年数の目安はメーカーで違い、5年~10年とかなり差があります。そのため、使用年数ではなく羽毛布団が以下のような状態になったら打ち直しを考えましょう。

・以前よりかさ高が減った
・保温性が低くなった
・羽毛の減りが気になる

さらに生地の汚れや破れなどが気になった場合も、打ち直しや仕立て直しをお願いすると寿命を延ばすことが可能です。

リフォームの仕方

羽毛布団の打ち直しを専門業者へお願いすると、中の羽毛を取り出して汚れやごみなどを取り除き、きれいに洗浄し、抗菌加工や制菌加工などを行い乾燥させ新しい生地に充填します。

羽毛の増量に関しては、増量グラム数が決められているところ、減った分を補充してくれるところ、かさ回復を行ってくれるところといろいろです。

なお羽毛布団の打ち直しは基本的に側生地も交換になります。そのため側生地を選べないかわりにリーズナブルに打ち直しを行うコースを用意している業者もあります。費用はシングルサイズで約\35,000、かかる日数は3週間が目安です。

リフォームができない羽毛布団もある

ダウン率やダウンの損傷具合や状態によっては、リフォームができない羽毛布団もあります。また、品質表示が取れてしまい、中の羽毛の確認ができないものもあり、リフォームが可能なのかの確認が自分ではできないケースもあります。そういった場合は、先に問い合わせた上で、対応可能かどうかを確認してください。

羽毛布団のお手入れ

羽毛布団の寿命を少しでも延ばすために、普段のお手入れも大切です。人は一晩でコップ1杯の汗をかくといわれていますが、羽毛布団の場合、普通の布団ほどこまめに干す必要はなく、月に1~2回、直射日光を避けて表裏で夏場なら各30分、冬場なら各1時間を目安に干し、布団たたきなどで叩かず、手でサッとホコリを払う程度で取り込んでください。

取り込んだ後は、羽毛布団の四方を1ヶ所ずつつまんで2~3度上下に振り羽毛の片寄りを整えましょう。

羽毛布団の寿命を延ばすためにはカバーを掛けることも大切ですが、最低でも週に1度は洗濯をし、布団の側生地そのものが汚れてしまった場合は、つまみ洗いをして十分に乾燥させてください。どうしても汚れが落ちない場合は、クリーニング店やふとん店で相談してください。

羽毛布団の保管方法

羽毛布団を保管するとき、通気性の悪いケースや圧縮袋はムレや羽毛のつぶれを起こすため避けるようにしてください。

正しい保管方法は、陰干しして湿気を取り熱を逃がしたら、縦に三つ折りしさらに横に三つにたたみ、不織布製の衣装ケースや使い古したシーツなどで包み、風通しのよい場所で保管してください。押し入れに収納する場合は、ときどき開けて風を通してあげるようにしましょう。

羽毛布団以外の掛け布団の寿命

木綿賭け布団

昔から使用されることの多い木綿掛け布団は、吸湿性は優れていますが放湿制は劣るためこまめに干す必要があります。木綿わたは綿の繊維そのものが徐々に劣化していくため、快適に使い続けられる年数は5年といわれています。この段階で打ち直しをすると寿命は延びますが、打ち直し後はわたのかさ高の回復力が落ちてしまうため、打ち直しは2回が限度といわれています。

羊毛賭け布団

羊毛掛け布団も羽毛と同じように吸湿性、放湿性、保温力に優れたものですが、湿った状態にすると虫が湧いてしまったり、直射日光では変色してしまったりする他、家で洗うことが難しいといった弱点があり、使用状況にもよりますが寿命も約7年と羽毛と比べると短いです。

寿命になった羽毛布団の処分の仕方

自治体の場合

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初回公開日:2018年01月10日

記載されている内容は2018年01月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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