ユリの種類・名前と特徴・見分け方|小さい/球根/切り花/食用
更新日:2020年08月28日
ユリには、さまざまな色や形の品種が存在しています。ここでは、色別のさまざまな品種を紹介します。色々な種類の中からあなたのお気に入りの種類をみつけてみましょう。
ピンク色のユリの品種は?
ピンク色のユリの品種には「ササユリ」というユリがあります。ササユリは、葉や茎が笹に似ていることから、この名がつきました。ササユリは地域によって「ヤマユリ」と呼ばれることもあります。ササユリは育てるのが難しい種類ですが、他のユリを育ててみてユリを育てるのになれてきたらぜひチャレンジしてみましょう。
白色のユリの品種は?
テッポウユリは、ラッパのような見た目をした筒状の花を横向きにさかせる品種です。台湾が原産のテッポウユリは、19世紀ごろに英国に導入されてやがて日本にやってきました。タカサゴユリとよく似ていますが、テッポウユリとは別種です。
オレンジ色のユリの種類は?
オレンジ色の花を咲かせるユリは、スカシユリやオニユリが存在します。スカシユリは自生している原種がオレンジで、本州の紀伊半島より北にかけて存在しています。
オニユリは、東アジアやグアム東部などに自生しているユリです。日本では、北海道から九州の低地や平地など幅広い場所で自生していて、実際に見ることができるユリです。オニユリは、1メートルを超える背丈になり、オレンジ色の花を咲かせて濃い紫色の斑点が花びらにあります。オニユリは種を作らない種類で、葉の付け根に暗い紫色のむかごを作りそのむかごで増えます。
赤色のユリは?
ユリで赤色の花を咲かせるユリは、スカシユリの改良種でブラックアウトという種類のユリです。また、同じくスカシユリの赤い花を咲かせる球根も存在します。スカシユリは色が豊富にある品種なので、お気に入りのユリをみつけてぜひ育ててみましょう。
紫色の花を咲かせるユリは?
ユリの花で紫色の花を咲かせるユリは、アジアティック・ハイブリッドという品種があります。アジアティック・ハイブリッドはスカシユリの仲間で、赤紫色に近い花を咲かせます。また、アジアティック・ハイブリッドには、黒紫色の花を咲かせるブラックチャームという種類も存在しています。
アジアティック・ハイブリッドの栽培は、比較的簡単に栽培することができます。紫色のユリの花を育ててみたい人は、ぜひアジアティック・ハイブリッドの栽培がにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
比較的小さなユリの種類は?
比較的小さなユリは、オレンジココットと呼ばれる種類のユリがあります。オレンジココットは小ぶりの花を咲かせ、切り花や花壇にピッタリのスカシユリです。花の大きさは6センチから10センチほどになります。オレンジココットは栽培が簡単にできますが、暑さが苦手なユリです。半日日陰で育てるようにしましょう。
ユリを球根から育ててみよう!
こちらのサイトでは、ユリの球根からの育て方を紹介しています。ユリは、種類によって明るい日陰を好むか日向を好むか別れるので、このサイトを参考にしながら植え付けを行いましょう。このサイトには、ユリの繁殖方法も紹介されているで、ユリを育てることに慣れてきたらぜひ挑戦してみましょう。
自分の家で分球して1から育てたユリの球根は、より愛着が湧くことでしょう。
食用のユリの種類をみてみよう!
初回公開日:2017年11月09日
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