【種類別】スイカの育て方|初心者向け/種から/プランター・畑
更新日:2020年08月28日
スイカの畑での育て方
畑でのスイカの育て方として、最も重要なのが土づくりです。畑では、種まきや苗で植えることになりますが、どちらも土壌がしっかりしていないと、いくら育て方をしっかりしていても甘いスイカが育ちません。
土壌の消毒
スイカは、キュウリと同じ仲間でウリ科です。ウリ科はとても病気に弱く、また「連作を嫌います。連作の場合には、接ぎ木苗を使うことがマストになります。また、接ぎ木を使う育て方の場合にも、土壌の中の菌を殺菌することで、病気を防ぐことができます。
スイカの育て方の土壌消毒には、薬剤を使った方法もありますが、できれば自然を有効利用した消毒を行いましょう。やり方は簡単です。冬の寒い時期にスコップで土を掘り起こすだけです。できれば、30cm以上は掘り起こしておきましょう。また、掘り起こした土は、塊のまま畑に放置し、霜や雪で凍結させていくうちに細菌も死滅していきます。
害虫
畑でのスイカの育て方で害虫対策は欠かせません。ウリ科であるスイカは、害虫のターゲットになりやすいので注意が必要です。特にアブラムシはウイルスを媒介するので、次々に感染して、最終的には株を全部抜き取らなくてはならなくなります。アブラムシを見つけ次第、捕殺するようにしましょう。
また、うどんこ病にも注意が必要です。スイカの葉の表面に白い斑点ができ、そこから黄色く枯れてきたらうどんこ病を疑いましょう。高温多湿がうどんこ病の発生リスクを高めます。うどんこ病を発生させない育て方としては、風通しのいい環境を維持しましょう。
スイカの自家栽培は、夏ならではのだいご味
季節感がなくなったなかで、スイカはいまだに夏の定番です。夏の暑い時に、冷やしたみずみずしいスイカを食べるのは、ひとつの贅沢といってもいいのではないでしょうか。
最近では、いろいろなスイカの品種も増えて、家庭菜園でも育て方で失敗しないものもたくさんあります。栽培する面積や方法などによって育てる方法も違ってくるので、適切な品種を選ぶようにして、より甘くておいしいスイカを育てましょう。
初回公開日:2017年12月02日
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