ミントの育て方|種/苗/初心者/虫/挿し木/キッチン
更新日:2020年08月28日
初心者でもポイントを押さえれば!
ミントは簡単?
ミントは育てやすく初心者におススメのハーブと言われますが、ミントも生き物です。どんな育て方をしても人間の思うようにうまく育ってくれるわけではありません。
少し間違えると大変なことになったりもします。そんな事態にならないように、ミントの育て方のポイントを初心者の方でもできる簡単な育て方と共に、ちょっとコツのいる育て方も少し、ご紹介していきます。
ミントの苗を買ってきたら
栽培してみようとして、一番初めに思いつく育て方が、苗を購入してくることでしょう。いきなり種から始めるよりハードルも低く手頃の始められます。では苗を購入してからの育て方を書いていきます。
家に余っている土があるという場合は必要ありませんが、苗の購入時に土も準備し、お好みの容器に移し替えます。ハーブ用の土も販売されていますが、花と野菜の土でも大丈夫です。この時、お庭に植える場合は植えたい場所の土に腐葉土を混ぜ込む作業が必要になります。
植えたい容器、育て方、場所に合わせた物も一緒に用意しましょう。(例:鉢、鉢底ネット、鉢底石。)
購入時に一緒に肥料も購入するでしょう。しかし、ミントは肥料が多いと香りが少なくなります。全くやらないとそれはそれで生育が悪くなりますので、あまり多く用意せず、薄めるか少なめで与えていきましょう。
増やし方
ミントは繁殖力が異常なほど強い植物なので、増やすことは簡単です。例えば、スーパーで売られている食べられる状態になっている葉、これを土に挿しておいても根を張り、育ってくれます。
なので他の植物のような丁寧な株分けなど必要ありません。これも初心者におススメだと言われる理由の一つでしょう。
虫
よく匂いの強いハーブは虫がつかないと言われることが多いですが、そんなことはありません。育て方が悪かったから、香りが弱いから、ということもありません。ミントにも虫は付きます。
よくつく虫としては、ハダニ・青虫・尺取り虫などがあげられています。そのほかにも植物につきやすいアブラムシなど、他の虫がつくことももちろんあります。中でもハダニは、葉っぱに水をかけることで予防できます。
他の虫はやはり市販の虫よけや駆除剤を使うのが一番効果的でしょう。食べ物にも使えるかどうか、ミントに使用しても駄目になってしまわないか、そのあたりをよく確認してから使用することをお勧めします。
室内で育てると虫がつきにくいとも言われています。
挿し木
増やし方にも書いたように、スーパーで食材として購入した葉でも、ミントは増やすことができます。その葉を土に挿しておくだけ、これも挿し木です。ご家庭で育てているものからでも同様です。特に特別なことは必要なく、簡単に挿し木できます。
ミントは地植え注意!
折角のハーブ、お庭でいっぱい育てたいと言う方もいらっしゃるでしょう。しかし実はミントは地植えには向いていません。
なぜ向いていないかというと、ミントの繁殖力は異常なほど強いからです。この一言に尽きます。ほかの植物のテリトリーを侵食してしまい、一度植えてしまうと駆除が難しいと言われています。きちんと対策を打っておかないとなりません。
まずミントが繁殖してもいい範囲を決めてください。そこを囲うように土の中にブロックを埋めていきます。この時、隙間が空いているとそこから根がはみ出て繁殖していってしまうので気を付けましょう。
ブロックは、本物のしっかりしたものにしておきましょう。発泡スチロールなどの偽物だと根が貫通してしまうおそれがあります。同様の理由で、シートや土嚢などもやめておきましょう。こうしていてもやはり多少は広がってしまいます。はみ出てしまったところは定期的に根ごと抜くなどの対策をしましょう。
キッチンでミントを育てるには?
いつでも手軽に使えるようにキッチンで育てたいな、という方もいるでしょう。特に変わった育て方をする必要はありません。しかし、気を付けなければならないのは日差しです。
ミントは日光を浴びて香りが強くなります。まったく日の当たらない場所は好ましくなく、生育にも良くありません。日の入る場所である必要があります。これはキッチンに限ったことではありませんが、半日影がベストだと言われています。
日向に置く場合に注意しなければならないのは、夏場です。真夏の直射日光は人間だけでなく、ミントにも強すぎます。葉焼けをおこしてしまうので気をつけましょう。
水でミントを育てるには?
初回公開日:2018年01月12日
記載されている内容は2018年01月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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