【種類別】マリーゴールドの育て方|種/苗/プランター
更新日:2020年08月28日
種類別マリーゴールドの育て方
フレンチ
フレンチマリーゴールドは、草丈小さめの品種です。日本でも古くから園芸店で販売されており、馴染みがあるでしょう。横張り性があり、小さな花を群生させるタイプで、草丈が30cm位で寄せ植えにも最適です。
育てていると分岐し、ボリュームのある株になります。春から秋まで長く開花し、楽しめます。フレンチ種は短日の方が花付きが良く、30度以上になると咲きにくいです。日当たりの良い水はけのいい所に植える育て方をします。
アフリカン
マリーゴールドアフリカン種は、茎が太く直立的に伸びて大きな花を咲かせます。最近では園芸店でも販売され、存在感のあるマリーゴールドとしてです。この種類は品種改良が進んでおり、丈の短いタイプも販売されています。
花は10cmを超えるものが多く、花壇の中心部に植えると華やかになります。また、丈が長いタイプは切り花にも向いており、一輪挿しにさして楽しんでも良いでしょう。
アフリカン種は長日の方が花付きが良く、高温でも咲きつづけます。日当たりの良い所に置いて、水はけの良い土に植える育て方をします。
メキシカン
メキシカンマリーゴールドは、他のマリーゴールドと違い一重咲きです。葉が細かく、羽状に切れて小さい花を付けます。草丈は40cm程度で、花は1cm前後のハート型の花びらです。
暑さに弱い種類で、冷涼地に向いています。メキシカン種の「ルナ・レモンイエロー」は、黄色とオレンジの花を咲かせ、株張りが良いのでカーペットのように広がります。広い敷地を花畑のようにできる種類です。
メキシカン種の育て方は、水はけの良い土を選び日当たりの良い所に植えます。生育が旺盛なので、地植えをしたほうが良く育ちます。水は雨水だけでかまいません。耐寒温度が-10度まであるので、涼しい地域でも育てられます。
マリーゴールドの種まきからの育て方
マリーゴールドを種から育てる時は、春に行います。発芽適温は15~20度位、種は大きく発芽しやすく5~6日程度で発芽します。箱化鉢に筋蒔きか、ばらまきをする育て方です。種をまいたら5mm位土を覆い、発芽したら日当たりと風通しの良い所に置いて管理します。
本葉が2~4枚になったら、6~7.5cmポットに植え替えてる育て方です。用土は赤玉土に腐葉土を4割混ぜたものを使い、過湿を嫌うので、水やりは表土が乾いたら与えます。気を付けたいのが、育成初期に窒素肥料が不足すると小苗のうちに花が付き、成長が止まってし増すことです。週に1回は液肥を与える育て方をします。
定植は、日当たりと風通しの良い場所に植えます。水はけの良く有機質に富んだ土に植えつけましょう。堆肥と腐葉土をすきこみ、元肥を施してよく耕します。フレンチ種で20~25cm、アフリカン種で30~35cmの株間を取って植える育て方です。
種の不思議
自分で採取した種は、元の株と異なる花を咲かせることがあり、F1品種は毎年種を購入する必要があります。マリーゴールドを花壇に植えていると、勝手にこぼれ種で花を咲かせることもあるでしょう。
マリーゴールドの苗からの育て方
マリーゴールドの育て方は、日当たりと水はけの良い所に植えます。育成の適温は15~20度くらいで、夏の暑さにも耐えてくれ、軽い霜程度なら休まず花を咲かせるでしょう。
水やりは、庭植えの場合ほとんど必要ありません。雨水だけでかまいませんが、真夏に不足していたら与える育て方をします。肥料は、植え付け時に堆肥や腐葉土を混ぜた土に植えれば、スクスク成長します。肥料が多いと葉が茂りすぎて、花付きが悪くなるので注意しましょう。
苗を植え付ける時期は霜の心配がなくなった頃に行い、咲き終わった花がらは摘んで病気の予防をします。夏の高温期に花が咲かなくなったら、切り戻しをして半分くらいカットする育て方をします。すると、秋頃にはこんもりと花を咲かせるでしょう。
マリーゴールドの鉢植え・プランターでの育て方
初回公開日:2018年01月05日
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