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【場所別】カビをアルコールで除去する方法と効果|風呂

更新日:2020年08月28日

家のあちらこちらに発生する「カビ」はなかなか厄介な存在です。実は「アルコール」がほとんどのカビの除去に効果を発揮するのはご存知でしょうか。誰でもが手に入れられる身近なアイテムである、アルコールを使ったカビの掃除方法をご紹介します。

【場所別】カビをアルコールで除去する方法と効果|風呂

アルコールのカビへの効果

日本はとりわけ、湿気の多い少々やっかいな気候の国です。湿気が多いとなると、自然とカビの発生も多くなってきます。特に梅雨時期などは、家のさまざまな場所に出現する「カビ」との戦いに苦戦しておられるのではないでしょうか。

しかし、今は便利な世の中になり「カビ対策」用の薬剤なども開発されています。「カビキラー」などの商品はお風呂やトイレなどに使える便利な薬剤です。そんな中で「カビ対策」として活用できる身近なものの中に「アルコール」があります。みなさんはカビ対策のためにアルコールを使用したことがおありでしょうか。なかなか強力な助っ人になってくれる優秀なアイテムです。

死滅は可能か?

「カビ」と一口にいっても、いろいろなタイプがあります。また「予防」するのか「除去」するのかでも変わってくるでしょう。それが発生してすぐのカビなのか、もう発生してからが長く、強く根を張っているのかでも対策方法が違います。

例えば、発生してすぐのカビだったとしましょう。目視できるかできないかくらいの、小さなカビであればアルコールだけで死滅させることも不可能ではないでしょう。しかし、これはあくまでも「可能性」ですので保証されているわけではありません。大きいカビに限らず小さいカビでも、アルコールだけでの死滅は不可能な場合もあります。

さらに、アルコールの種類によってもカビへの効果が変わってきます。「アルコール」にもいくつかの種類があり、カビ除去にも使い分ける必要があります。

アルコールでカビを消毒するときの殺菌法

まず「カビ除去」に効果があるアルコールの種類とはどのようなものでしょうか。結論から言いますと「無水エタノール」が一番効果があるという研究結果がでています。無水エタノールとは、99%の消毒用のアルコールのことです。

ドラッグストアなどで誰でも購入することができます。この99%の消毒用アルコールではカビのたんばく質を分解するのに役立ち、今あるカビを根絶に近い状態まで除去する効果があります。しかしながら「漂白」という面では効果が得られませんので、漂白もいっしょにしたい場合は別に「漂白剤」などの使用をします。

いきなりアルコールはNG!

カビを見つけたら、いきなりその部分にアルコールを付けてしまうのではなく、まずは濡れた雑巾などで拭き取りましょう。スチームクリーナーなどで拭き取るのもです。ポイントは「湿らせてから」拭き取ることです。乾いた状態で拭き取ったり薬剤をふりかけてしまうと、カビの胞子が気づかないうちに空気中に待ってしまう可能性が高くなります。アルコールを使用する前に、徹底的に拭き掃除をしましょう。

アルコールスプレー

アルコールを使用する際は「スプレー」の利用をします。スプレーはカビの部分にまんべんなくふりかけることができますし、アルコールを無駄なく使用するのに役立ちます。アルコールをスプレーしてから、雑巾などで拭き取る方法が効果的でしょう。

もともとスプレータイプになっているアルコールを購入することもできますし、たとえボトルのアルコールしか売ってなくても、100均などで売っているスプレーに詰め替えれば十分に使えます。

革靴のカビにアルコールを使用する際の注意点

革靴に発生してしまったカビにもアルコールを使うことができます。注意点は、革の色落ちです。あまり刺激の強いアルコールを使ってしまうと、せっかくの革靴の色が落ちてしまう危険が出てきます。

ポイントのひとつは、できるだけ低刺激のアルコールを使用することです。もうひとつは、直接アルコールを靴に吹きかけないことです。99%のアルコールを使用するのではなく、80%かそれよりも低い度数のものを使用しましょう。そのほうが予防にも役立ちます。

また、アルコールを含ませた布で丁寧に拭くようにしましょう。それだけで大抵のカビを除くことができます。大切な革靴を痛めてしまわないように、お手入れも丁寧にしましょう。

靴のカビ予防はどうする?

「カビ予防」という点では、湿気が多い場所に要注意です。履いたあとは、すぐに靴箱になおすのではなくしばらく空気にさらしておきます。また靴箱になおすときは、新聞紙などを丸めて靴の中に入れておくと湿気を吸収してくれるので効果的です。

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初回公開日:2017年11月10日

記載されている内容は2017年11月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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