重曹や酢を使ったシルバーの手入れ方法|アクセサリー/チェーン/メッキ
更新日:2020年02月25日
シルバーアクセサリーの手入れ方法として、大切なのは使用後は必ず拭くということです。上記の写真のようなシルバー磨きで軽く拭くだけで充分な効果が得られるでしょう。しかし、シルバークロスで磨くと黒い汚れのようなものが付着するため、いつまでも磨き続けてしまった経験がないでしょうか。
このクロスに付着する黒ずみは汚れではなく、磨いた銀が付着したものになるので磨き過ぎにはくれぐれも注意しましょう。
すぐに使うなら密封された箱や引き出しへ!
『今日使用したけど明日も使用する』なんて時は上記で紹介した手入れ方法と同様に、シルバークロスで簡単にふき取って専用の容器や引き出しにしまっておくと良いでしょう。この時、注意点として明日使うからと言って服のポケットに入れておくことは止めておきましょう。
もし服を塩素系漂白剤で洗っていたり、使用していた場合は変色の原因になりかねません。すぐに使うものだったとしてもそういった危険性を避けて保管するように心掛けましょう。
しばらく使わない場合は外気に触れないように保管!
特別な日に着用するアクセサリーなどの場合だと保管期間が長くなることも多いでしょう。そんな時は密封できる容器、または上の写真のようなシルバーアクセサリー専用の入れ物に入れておくことをおすすめします。シルバーの変色防止効果があるので限りなく良い状態を保つことができるでしょう。
保管している間もたまに取り出して、シルバークロスで磨いてあげるなど手入れをすることが大切です。
シルバーのメッキの手入れ方法
純銀とは違い、メッキとして使用されているシルバーの場合時間の経過とともに摩擦などで剥がれてしまうことがあります。メッキの下は大抵が真鍮などの地金が使用されているため錆びてしまったり、非常に汚い状態となってしまうことがあります。そんな、剥がれやすいメッキはどんな手入れをしたらよいのでしょうか。
研磨剤を含んだクリーナーには要注意!
銀メッキを使用したアクセサリーは磨いたり、研磨剤を含んだクリーナーは使用しない方が無難です。銀メッキというのはメッキ厚が1ミクロン以上あるものであれば繰り返し磨くことも可能ではありますが、銀メッキで安価なものは0.003ミクロンほどのものも少なくなく、磨くとすぐに剥げてしまいます。
購入者にとってメッキ厚は知ることのない情報です。そのため磨いて後悔することのないよう銀メッキ製品はそもそも磨かないことが大切なのです。このような銀メッキ製品の場合は磨くのではなく液体シルバークリーナーに浸けて黒ずみを落としてあげると良いでしょう。
日ごろのお手入れを怠らず綺麗な状態を保とう!
今回は手入れが難しいと言われるシルバー製品についてご紹介してまいりました。シルバーアクセサリーは肌に直接つけるものなので汗に含まれる硫黄が原因となり黒ずみや変色を起こしてしまいます。
黒ずんでしまった場合でもきちんと手入れをすれば元の色を取り戻すことが可能です。日ごろのお手入れをしっかりと行うことで綺麗な状態を保つことができるよう心がけていきましょう。
初回公開日:2017年09月22日
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