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重曹や酢を使ったシルバーの手入れ方法|アクセサリー/チェーン/メッキ

更新日:2020年02月25日

シルバー製品は手入れが難しいと言われる貴金属の一つです。シルバーアクセサリーは肌に直接触れるものなので変色が起こりやすく日ごろのお手入れが非常に重要となってきます。今回はそんな『シルバーアクセサリーのお手入れ方法』を中心にお手入れグッズなどご紹介しましょう。

重曹や酢を使ったシルバーの手入れ方法|アクセサリー/チェーン/メッキ

シルバーの手入れ方法

食器やアクセサリーなどによく使用されているシルバーは上品な輝きが魅力で、指輪やネックレスであれば気軽に購入する人も多いのではないでしょうか。しかしながらこのシルバーは様々な貴金属の中でも手入れが大変だと言われるほど、手入れをしなければ変色や黒ずみをおこしてしまう製品なのです。

今回は『シルバーのお手入れ方法』をテーマに、日ごろから行いたい手入れ方法や、黒ずみや変色を落とすための手入れ方法などをご紹介します。

シルバー925って?

シルバーと聞くと『シルバー925』が連想されるかと思います。そもそも、シルバー製品に刻印もされている『925』という数字は何を意味するかご存知でしょうか。この『SV925』という表示はシルバーの含有率である純度を示しており92.5%のシルバーが含まれていることを表しています。

スターリング

一方で、シルバー製品であるにも関わらず『STERLING(スターリング)』という刻印がされている商品をご存知でしょうか。この『STERLING(スターリング)』に関しても同様でシルバー925の別名であると考えましょう。

基本的には『925』が使用されているのですが、欧米の商品に関しては『STERLING(スターリング)』と刻印されていることが多いです。

シルバー925の残り7.5%は何?

上記で説明したようにシルバー925はシルバーの含有率が92.5%のものを指しています。では、残り7.5%は一体何なのだろうと不思議に思った人もいるのではないでしょうか。なぜシルバーを100%の純度で固めないのかというと、純度100%にしてしまうとシルバーは柔らかいためアクセサリーなどに向かないのです。

そのため銅など他の金属を合わせることで強度を出しており、たとえ92.5%であっても『シルバー925』は純銀として取り扱いをうけるようになっているのです。

シルバーの黒ずみは何?

そもそも錆びないと言われているシルバーが黒ずんだり変色を起こすというのは、錆ではないのか?と疑惑が浮かんでしまいます。一体あの黒ずみや変色の正体は何なのでしょうか、ここでは黒ずみの正体について解説していきましょう。

シルバーの黒ずみや変色は錆ではなかった!

ついつい色が変わってしまうと錆びではないかと思ってしまうものですが、やはり錆びないと言われるシルバーなだけあってその正体も錆ではありません。シルバーの変色の原因はシルバーが硫化することにあったのです。

言うなれば硫黄(温泉などに入っている)にシルバーが反応を起こして変色が起こっている状態です。温泉などに入れば変色を起こすのは一目瞭然ですが、この硫黄は人の汗にも微量に含まれているため使用しているうちに変色を起こしてしまうということです。

※ちなみに錆は酸素が原因のものを指しています。そのためシルバーの変色は錆ではないことが分かります。

シルバーの汚れは硫化以外にも原因があった!?

さて、シルバーの黒ずみや変色の原因は硫化だけが原因ではないのです。もう一つの原因として塩化があります。塩化というのはその名の通り塩素を含む漂白剤や洗剤に触れることで起こり、日常生活において滅多におきることはありません。

しかしながら、この塩素に触れてしまうとシルバーはみるみるうちに変色を起こしてしまい、家庭で落とすことはまず不可能だと考えた方がよさそうです。

シルバーアクセサリーの手入れ方法

リング・指輪・ネックレスなどアクセサリーの手入れは?

リングやネックレスなど普段使いの多いアクセサリーは日ごろから手入れをしてあげることが大切です。まず黒ずみや変色を避けるためにも、シルバー磨きのクロスで磨いてあげることをクセづけると良いでしょう。

シルバーアクセサリー用のクロスは非常に柔らかく、気づかなかった黒ずみもみるみるうちに落としてくれます。もしシルバー磨き用のクロスがない場合は眼鏡用のクロスでも良いので必ず使用後は丁寧に拭き取るようにしましょう。

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初回公開日:2017年09月22日

記載されている内容は2017年09月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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