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2019年03月20日

重曹や酢を使ったシルバーの手入れ方法|アクセサリー/チェーン/メッキ

シルバー製品は手入れが難しいと言われる貴金属の一つです。シルバーアクセサリーは肌に直接触れるものなので変色が起こりやすく日ごろのお手入れが非常に重要となってきます。今回はそんな『シルバーアクセサリーのお手入れ方法』を中心にお手入れグッズなどご紹介しましょう。

重曹や酢を使ったシルバーの手入れ方法|アクセサリー/チェーン/メッキ

シルバーの手入れ方法

重曹や酢を使ったシルバーの手入れ方法|アクセサリー/チェーン/メッキ

食器やアクセサリーなどによく使用されているシルバーは上品な輝きが魅力で、指輪やネックレスであれば気軽に購入する人も多いのではないでしょうか。しかしながらこのシルバーは様々な貴金属の中でも最も手入れが大変だと言われるほど、手入れをしなければ変色や黒ずみをおこしてしまう製品なのです。

今回は『シルバーのお手入れ方法』をテーマに、日ごろから行いたい手入れ方法や、黒ずみや変色を落とすための手入れ方法などをご紹介します。

シルバー925って?

シルバーと聞くと『シルバー925』が連想されるかと思います。そもそも、シルバー製品に刻印もされている『925』という数字は何を意味するかご存知でしょうか。この『SV925』という表示はシルバーの含有率である純度を示しており92.5%のシルバーが含まれていることを表しています。

スターリング

一方で、シルバー製品なのにも関わらず『STERLING(スターリング)』という刻印がされている商品をご存知でしょうか。この『STERLING(スターリング)』に関しても同様でシルバー925の別名であると考えましょう。

基本的には『925』が使用されているのですが、欧米の商品に関しては『STERLING(スターリング)』と刻印されていることが多いです。

シルバー925の残り7.5%は何?

上記で説明したようにシルバー925はシルバーの含有率が92.5%のものを指しています。では、残り7.5%は一体何なのだろうと不思議に思った人もいるのではないでしょうか。なぜシルバーを100%の純度で固めないのかというと、純度100%にしてしまうとシルバーは柔らかいためアクセサリーなどに向かないのです。

そのため銅など他の金属を合わせることで強度を出しており、たとえ92.5%であっても『シルバー925』は純銀として取り扱いをうけるようになっているのです。

シルバーの黒ずみは何?

重曹や酢を使ったシルバーの手入れ方法|アクセサリー/チェーン/メッキ

そもそも錆びないと言われているシルバーが黒ずんだり変色を起こすというのは、錆ではないのか?と疑惑が浮かんでしまいます。一体あの黒ずみや変色の正体は何なのでしょうか、ここでは黒ずみの正体について解説していきましょう。

シルバーの黒ずみや変色は錆ではなかった!

ついつい色が変わってしまうと錆びではないかと思ってしまうものですが、やはり錆びないと言われるシルバーなだけあってその正体も錆ではありません。シルバーの変色の原因はシルバーが硫化することにあったのです。

言うなれば硫黄(温泉などに入っている成分)にシルバーが反応を起こして変色が起こっている状態です。温泉などに入れば変色を起こすのは一目瞭然ですが、この硫黄成分は人の汗にも微量に含まれているため使用しているうちに変色を起こしてしまうということです。

※ちなみに錆は酸素が原因のものを指しています。そのためシルバーの変色は錆ではないことが分かります。

シルバーの汚れは硫化以外にも原因があった!?

さて、シルバーの黒ずみや変色の原因は硫化だけが原因ではないのです。もう一つの原因として塩化があります。塩化というのはその名の通り塩素を含む漂白剤や洗剤に触れることで起こり、日常生活において滅多におきることはありません。

しかしながら、この塩素に触れてしまうとシルバーはみるみるうちに変色を起こしてしまい、家庭で落とすことはまず不可能だと考えた方がよさそうです。

シルバーアクセサリーの手入れ方法

重曹や酢を使ったシルバーの手入れ方法|アクセサリー/チェーン/メッキ

リング・指輪・ネックレスなどアクセサリーの手入れは?

リングやネックレスなど普段使いの多いアクセサリーは日ごろから手入れをしてあげることが大切です。まず黒ずみや変色を避けるためにも、シルバー磨きのクロスで磨いてあげることをクセづけると良いでしょう。

シルバーアクセサリー用のクロスは非常に柔らかく、気づかなかった黒ずみもみるみるうちに落としてくれます。もしシルバー磨き用のクロスがない場合は眼鏡用のクロスでも良いので必ず使用後は丁寧に拭き取るようにしましょう。

シルバーの手入れには酢が使える?

重曹や酢を使ったシルバーの手入れ方法|アクセサリー/チェーン/メッキ

シルバーアクセサリーの日常的な手入れは主にクロスを使用することをおすすめしますが、本格的に黒ずんでしまっていたり変色を起こしてしまった場合には、クロスだけで対応するのは厳しいことも十分にあるでしょう。

そんな時にお勧めのお手入れ方法をご紹介しましょう。

お酢&クエン酸での手入れ方法

シルバーのお手入れだけでなく、特に銅や真鍮の手入れにも有効だと言われるのが、このお酢&クエン酸での手入れ方法です。早速手順をご紹介します。

①耐熱容器に黒ずんでしまったアクセサリーを入れておく
②お酢、もしくはクエン酸を小さじ1程度入れる
③アクセサリーが浸かる程度に熱湯を注ぎおよそ1時間放置する
④水で軽くすすいだらブラシなどで磨き洗いをする
⑤最後に水で洗い流し、クロスなど柔らかな布で丁寧に水気を拭き取る

以上がお酢やクエン酸での手入れ方法となります。お酢であれば調理用で常備してある家庭も多いため気軽に試すことのできる手入れ方法なのではないでしょうか。是非試してみましょう。

シルバーの手入れには重曹が使える?

さて、上記ではお酢やクエン酸を使った手入れ方法をご紹介しましたが、実は重曹でもシルバーの手入れは可能なのです。重曹は食用として使用できるだけではなく、掃除にも使うことが出来るのでこれを機に一つ購入してみても良いでしょう。

ここでは重曹を使ったシルバーの手入れ方法をより詳しく解説したいと思います。

重曹での手入れ方法

◆準備するもの◆
・耐熱容器、またはボールや鍋
・アルミホイル
・重曹
・熱湯

※この時準備する重曹は掃除用でも製菓用のベーキングソーダでもOKです。

①まずは耐熱容器にアルミホイルを敷く
②黒ずんで変色を起こしてしまったシルバーを入れる
③重曹を入れる(シルバーアクセサリー一つに対して小さじ1程度)
④60~80度に熱したお湯を注ぎお湯がぬるくなるまで放置する
⑤水で洗って柔らかい布でふき取る

以上になります。お酢やクエン酸を使用する手入れ方法と同じく熱湯を注いで放置するのがポイントです。途中で取り上げてしまったりしないよう根気強く待ちましょう。

シルバーチェーンの手入れ方法

指輪やピアス、ネックレスなどのシルバーアクセサリーにおいてはクロスで磨いたりすることである程度お手入れしてあげることが出来ますが、ネックレスのチェーン部分となると複雑な形状をしているため噴き上げるだけでは内面まで黒ずみを落とすことはできません。

そのため、チェーンの場合は硫化膜を溶かして落とす方法を取ります。真っ黒になってしまったシルバーも綺麗な色を取り戻すので必見です。

アクセサリークリーナーを使用しよう

例えば上記の商品のようなシルバーアクセサリーのクリーナーを用意します。

①アクセサリーの入る容器に液を入れてシルバーアクセサリーを浸す
②5秒ほど浸せばだいぶ色が落ちるので水洗いをして柔らかい布でふき取りましょう

このツーステップで完全に美しい色を取り戻すのでおすすめです。しかしクリーナーは強力な薬剤なので使用する際は必ずビニール手袋を用いてピンセットで扱うようにしましょう。

シルバー製品は使った後の手入れが大切!

重曹や酢を使ったシルバーの手入れ方法|アクセサリー/チェーン/メッキ

シルバーは一度変色や黒ずみが出てしまうと専用のクリーナーを使用したりと面倒だと感じる手入れを行わなければもとに戻すことが出来ません。そんなことにならない為にも日ごろからの手入れが大切になってくるのです。

ここではシルバーアクセサリーを使用後に行う手入れ方法によって黒ずみや変色を防ぐ方法をご紹介します。

使い終わった後は拭く!

シルバーアクセサリーの手入れ方法として、一番大切なのは使用後は必ず拭くということです。上記の写真のようなシルバー磨きで軽く拭くだけで充分な効果が得られるでしょう。しかし、シルバークロスで磨くと黒い汚れのようなものが付着するため、いつまでも磨き続けてしまった経験がないでしょうか。

このクロスに付着する黒ずみは汚れではなく、磨いた銀が付着したものになるので磨き過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

すぐに使うなら密封された箱や引き出しへ!

『今日使用したけど明日も使用する』なんて時は上記で紹介した手入れ方法と同様に、シルバークロスで簡単にふき取って専用の容器や引き出しにしまっておくと良いでしょう。この時、注意点として明日使うからと言って服のポケットに入れておくことは止めておきましょう。

もし服を塩素系漂白剤で洗っていたり、使用していた場合は変色の原因になりかねません。すぐに使うものだったとしてもそういった危険性を避けて保管するように心掛けましょう。

しばらく使わない場合は外気に触れないように保管!

特別な日に着用するアクセサリーなどの場合だと保管期間が長くなることも多いでしょう。そんな時は密封できる容器、または上の写真のようなシルバーアクセサリー専用の入れ物に入れておくことをおすすめします。シルバーの変色防止効果があるので限りなく良い状態を保つことができるでしょう。

保管している間もたまに取り出して、シルバークロスで磨いてあげるなど手入れをすることが大切です。

シルバーのメッキの手入れ方法

重曹や酢を使ったシルバーの手入れ方法|アクセサリー/チェーン/メッキ

純銀とは違い、メッキとして使用されているシルバーの場合時間の経過とともに摩擦などで剥がれてしまうことがあります。メッキの下は大抵が真鍮などの地金が使用されているため錆びてしまったり、非常に汚い状態となってしまうことがあります。そんな、剥がれやすいメッキはどんな手入れをしたらよいのでしょうか。

研磨剤を含んだクリーナーには要注意!

銀メッキを使用したアクセサリーは磨いたり、研磨剤を含んだクリーナーは使用しない方が無難です。銀メッキというのはメッキ厚が1ミクロン以上あるものであれば繰り返し磨くことも可能ではありますが、銀メッキで安価なものは0.003ミクロンほどのものも少なくなく、磨くとすぐに剥げてしまいます。

購入者にとってメッキ厚は知ることのない情報です。そのため磨いて後悔することのないよう銀メッキ製品はそもそも磨かないことが大切なのです。このような銀メッキ製品の場合は磨くのではなく液体シルバークリーナーに浸けて黒ずみを落としてあげると良いでしょう。

メッキ製品を手入れする際の注意点

銀メッキ製品のほとんどが、予めニッケルメッキを施した上に施されていることが多いため、銀メッキが剥がれてしまうとすぐにニッケルメッキが出てきてしまいます。このニッケルというのは金属アレルギーになる一番の原因物質であるため、ニッケルが突出したアクセサリーをそのまま身につけているとアレルギーの発症に繋がりかねません。

そのため、皮膚が弱い人こそ銀メッキ製品の手入れには注意した方が良いでしょう。

日ごろのお手入れを怠らず綺麗な状態を保とう!

重曹や酢を使ったシルバーの手入れ方法|アクセサリー/チェーン/メッキ

今回は手入れが難しいと言われるシルバー製品についてご紹介してまいりました。シルバーアクセサリーは肌に直接つけるものなので汗に含まれる硫黄が原因となり黒ずみや変色を起こしてしまいます。

黒ずんでしまった場合でもきちんと手入れをすれば元の色を取り戻すことが可能です。日ごろのお手入れをしっかりと行うことで綺麗な状態を保つことができるよう心がけていきましょう。

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