珪藻土バスマットの手入れの方法・紙やすりを使った手入れ
更新日:2020年08月28日
珪藻土バスマットの手入れ方法
お風呂上りに必ず使う、今話題の珪藻土バスマットは気になっていませんか。タオル素材とはまるで違う質感の珪藻土バスマット、なんだか硬いけど大丈夫でしょうか。
お手入れしなくていいって本当なのか、お手入れするとしたらどうしたらよいのか、についての疑問を解消していきます。今回の記事を参考に綺麗なバスマットを使っていきましょう。
珪藻土ってどんなもの
珪藻土とは、植物プランクトンの一種である珪藻の死骸が海底や湖底で化石化し、堆積してできた土のことです。無数の細かい孔があるため、吸湿性、放湿性、防臭性に優れています。
湿度が高い時には水分を吸い、湿度が低く(40%以下)なると水分を吐き出します。その性能は、備長炭、竹炭の4倍~6倍ともいわれるほどの高いものであり、半永久的に効果が持続します。
また、火に強い性質もあり、七輪やコンロ、耐火断熱レンガの材料としても使われています。断熱性、調質性能が高いため、塗り壁材として使われることもあります。
このような優れた珪藻土の特徴は、お手入れが楽なバスマットとして利用するのに適しています。では、珪藻土バスマットの有名な商品をご紹介いたしましょう。
soil
珪藻土バスマットといえば、soil。山口県にあるイスルギという会社のブランドからスタートした会社です。日本が誇る左官技術を生かした製品つくりに定評のあるメーカーです。
バスマットだけではなく、シンプルで温かみのある珪藻土の製品を作っています。コースターや乾燥剤、保存容器など優れた珪藻土の特徴を生かした商品です。しかし、なんといっても、お手入れが簡単なバスマットがよく知られています。
ニトリ
手軽な値段で珪藻土バスマットを手に入れられます。まずはお試しによさそうです。実店舗が全国各地にあるので、実際に手に取って質感、大きさ、重さを確認できます。
また、珪藻土バスマット用のスタンドも販売しているので、併せて購入すれば、お手入れの心配もなくすぐに利用できます。
足快
山口県にある宇部興産建材という会社の製品です。soilよりもお求めやすいお値段です。優れた吸水力と、防菌機能、消臭機能が特徴の足快バスマットの珪藻土版です。
『グラフィック』『リーフ』『タイル』『バブル』という模様の入った商品があるので、シンプルなものでは物足りない、という方にお勧めです。
お手入れー大切なのは乾燥させること
特別なお手入れは必要ないと思われている珪藻土バスマットですが、水分を吸ったものは乾かさないといけません。最低限のお手入れはしておきましょう。
そのお手入れの基本は陰干しです。日に当ててしまうと、珪藻土バスマットは反り返ってしまったり、ひどいとヒビが入ってしまうことがあります。日陰で短時間、あるいは室内の風通しの良いところで乾かしましょう。
床に置いたままにしておくと、乾燥しにくいため、珪藻土バスマットの裏面が空気に触れる必要があります。壁などに立てかけておくのもよいですが、倒れると割れてしまうこともあります。安全に確実に乾燥させるには、まな板立てのような形状のものに立てかけ、全体が空気に触れて乾きやすい状態を作る必要があります。
市販のものでも、珪藻土バスマットスタンド、というものが販売されているので、こういったものを利用するのもよいでしょう。
お手入れー珪藻土バスマットには紙やすり
初回公開日:2017年10月13日
記載されている内容は2017年10月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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