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羽毛布団のクリーニング料金・値段と保管方法|頻度/圧縮

更新日:2020年08月28日

羽毛布団をクリーニングしていますか。気づかないうちに汚れが蓄積されているものです。丁寧に扱ってもたまってしまう汚れは、クリーニングで落とすことができます。快適な睡眠は大切。羽毛布団のクリーニングをすることで日々のくらしのレベルアップを図りましょう。

羽毛布団のクリーニング料金・値段と保管方法|頻度/圧縮

大切に暮らすとは

毎日の衣食住のうちのどれを欠かしても、健康な人間の暮らしは成り立ちません。よく食べ、よく動き、そしてよく眠ることが重要です。中でも、食べることと睡眠に関わることは、直接命にかかわっている大切な基本要素といえます。

毎日の忙しさの中で現代人はついつい、毎日生きているということを、どこか当然でどこか仕方のないことだと考えています。確かに日々時間をやり過ごすように生きていると、生活なんてどうにでもなりそうなことばかりに思えてきます。眠ることにしても、よい羽毛布団などべつになくても、眠たければどこでだって身体は勝手に眠るものだというようにです。

それって当然違います。身体は私たちに付き合ってくれてはいますが、私たちは体の声をよく聞いているとは言えません。楽しく快適に身体を思いやり、身体をうれしがらせながら日々を暮らしていけたらすてきです。

体をうれしがらせよう

このくらいでいいや、と頭が思うことがあります。本当はもう少し温かく柔らかい布団で眠りたかったのに、「ああ、クリーニングは面倒だし高いから」と、身体の気持ちをふさいでしまいます。ことに、やらなければならないことがたまっているような忙しい状況だとそうなります。

実は、こういう忙しい時には得てして十分な睡眠がとれていませんから、頭や身体のパフォーマンスは落ちています。忙しさを解消するほどに働くことができず、さらに忙しさを増してしまって身体の欲求を黙らせてしまう、こういう悪循環に陥ってしまいます。

身体が快適でうれしいとき、パフォーマンスは上がっています。仕事は意欲的にどんどん進み、その効果は暮らしの在り方にもあらわれてくるでしょう。ぜひ身体をうれしがらせて、回転力のある人生を送っていきましょう。

リペアとクリーニング

身体のよろこぶ環境をしっかり整えていきましょう。ただ、それは簡単なものではなく、生活の中で幾度も調整をしながら進まなければならないことです。汚れは毎日たまっていきますし、何度も使用すれば少しずつでもダメージは生まれます。

電化製品の寿命はしばしば話題に上りますが、そもそも生活で用いる物は多かれ少なかれ劣化していきます。汚れがたまれば汚れを取り除き、破れたならばその部分を修繕することが必要です。ただ、大事に使っていれば、修繕の頻度や買い替えの頻度はぐっと下がります。当然経済的にもそちらのほうが安上がりです。

寝具も同じと言えます。衣類を洗濯しクリーニングをし大事に収納して長持ちさせるように、布団などについても大切に扱い、たまった汚れを定期的にとっていくことです。ながもちさせながら、身体のよろこぶ快適な環境を保っていきましょう。

ここでは羽毛布団について考えてみましょう。

羽毛布団にクリーニングは必要か

羽毛布団の性質

寝具の中でも、水鳥の羽毛を中に入れた布団が羽毛布団です。ふんわり軽く、夏は爽やかで冬温かい布団です。よく話題となる掛布団だけでなく、敷布団や肌掛けぶとんもあります。

中に入れられる羽毛にはダウンとフェザーとあります。羽毛のうち、羽軸の付いていないものがダウン、ついているものがフェザーです。ダウンの含有量が50%以上のものを特に羽毛布団と呼ぶこともあります。

鳥たちの体を寒さから守り、また通気性もたもつ羽毛には、油脂分が含まれています。匂いを防ぐため、油脂分を適当な状態まで洗い落として詰められています。

羽毛は非常に繊細なものですから、劣化しないように羽毛布団は構造的にも工夫されています。通気性保温性と風合いを保ち、なおかつ使っているうちに中身が偏らないようにするため、キルト構造になっています。

また、羽が抜けださないように、側地はとてもきめの細かいものになっています。

羽毛布団を心地よく使うために

人間は毎晩コップ一杯の汗をかくなどと言われています。摂る水分量が多い人はもっと多いことでしょう。さらに襟元のあたりなど、なにかと汚れは付着します。ですから羽毛布団にはぜひカバーをかけ、しばしば取り換えて洗いましょう。

他の布団とおなじく羽毛布団も日に干しますが、カバーをかけたままで短時間干すというのが良いでしょう。日に当てて風を通します。

ただ、それいう日常のお手入れだけではどうにもならない汚れが布団の中には蓄積されているということも知っておかなければなりません。あまり想像したくありませんが、羽毛布団の中はダニやカビだらけ、というレポートがあります。日々蓄積されるそれを落とす方法があります。丸洗いにしてすっきり洗い落とすのが、羽毛布団のクリーニングです。

羽毛布団のクリーニング方法

クリーニングにはご存知のとおりドライクリーニングと水洗いとあります。ドライクリーニングとは水を使わないということ、水ではなく有機溶剤を使って洗う洗い方です。

これは衣類の布地を傷めずに洗うという洗い方ではありますが、羽毛布団の場合は選べません。有機溶剤を用いることで羽毛の油脂分がとけて、劣化してしまうからです。羽毛布団の場合は、羽毛にダメージを与えない洗剤を使って水洗いがするのが最適なクリーニング方法です。

また、側地についても丁寧に扱われなければなりません。羽毛布団の中に入っている羽毛が、この表地の小さな裂け目からでも抜け出てしまうからです。

乾燥についても、羽毛が団子状に固まらないようにしっかりと乾燥される必要があります。総合的にみて、かなり技術力が高く、しかも衛生管理もされている工場でのクリーニングを選択するのが賢明です。

羽毛布団のクリーニングの頻度

どう羽毛布団と付き合っていくか

羽毛布団を購入した時、決意するまでにちょっと勇気がいったのではないでしょうか。羽毛布団は、決して安い買い物ではありません。

けれども日常使っていくうちにだんだん気持ちは緩んできます。そのうちに羽毛布団自体の劣化も始まり、扱いがいい加減になってきます。

本当に欲しかった心地よい睡眠が今でもとれていますか。そうでなければ、もう一度最初の状態を取り戻すために動いてみましょう。クリーニングです。

最初に気持ちよい睡眠をとったときの感覚はどうだったか、思い出してみましょう。これからもずっと付き合っていく大事な寝具です。

そして、自分自身もそういう睡眠をとるに十分な価値ある人であるというイメージを持ちましょう。自己肯定感を持つと、暮らしに向かう意欲が高まります。

羽毛布団のクリーニングの頻度とは

羽毛布団は点検や手入れが定期的になされれば、結構長期間使うことができます。しかし、繊細な扱いを必要とするので、あまりにもたびたびクリーニングをしないほうがいいといわれています。羽毛がそのたびに劣化してしまうということからです。

頻繁でなくていいとは、しなくていいということではありませんのでご注意ください。日々蓄積される汚れ、カビやダニの増殖を放置しない心構えが大切です。二、三年に一度はクリーニングに出してはいかがでしょうか。より快適な睡眠環境を得ることができます。毎年クリーニングするという人もいます。

何年かに一度だとついうっかり過ごしがちです。羽毛布団のクリーニングは「三年に一度、夏に」などのように決めて、数年スパンの家事カレンダーに明記しておけば管理しやすくなります。

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初回公開日:2017年11月23日

記載されている内容は2017年11月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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