エアコンのルーバーの外し方・取り付け方・注意点や対処法
更新日:2020年02月27日
エアコンのルーバーの外し方って?
エアコンから出る風の向きを調整してくれるルーバーですが、使っていると何かの拍子に壊れて動かなくなって交換しなければいけなくなることがあります。
業者を頼んできてもらうのもエアコン自体が動かなくなったわけではないので気が進まないし、あまり費用をかけずに修理したいという人には、自分でルーバーを交換する事で業者が来る時間をとる必要がなくなり工賃がかからないのでルーバーの部品代だけで費用も安く抑えることができます。
エアコンのルーバーの外し方手順
エアコンのルーバーは外から見ると簡単に外れないようにみえますし、端から外そうとしても実際には簡単に外れません。
ルーバーは風の向きを調整するのでエアコンの稼動中に何度も動きます。ルーバーが何度も動く振動で起こる微妙なずれで簡単に外れないように左右の接続部だけでなくルーバーの中心部分に止め具が付いていてそこから外していくようになります。
まず、ルーバーを上に手動で開き左右にあるねじを隠してある部品を取り除き、プラスのドライバーでネジを外しフロント部分を取り外しましょう。
ルーバーの中心の止め具を外し弓状にしならせて取り外せば簡単にルーバーは取り外すことができるようになっています。
ルーバーのフロント部分の取り外しは必要?
ルーバーの取り外しの時にフロント部分の取り外しまでしなければいけないのかというと、ルーバーは差し込んであるだけではないので必然的に必要になってきます。
ルーバーの左右にはルーバーを止めるネジや歯車、歯車押さえがありエアコンが動く時にスムーズにルーバーが動く仕組みが組み込まれていて、その部品を取り外さないと新しいルーバーの取り付けができないのでどうしてもフロント部分の取り外しは必要になります。
ルーバー取り外し注意点
ルーバー下にあるねじを隠してある部品は左右2箇所にあり、工具を使わなくても手で引っ張ると取れるようになっていますが、少し硬い場合があるので力加減を間違えないようにして壊さないようにしましょう。
長く使っているエアコンでは使用されているプラスチックが劣化している場合があるので、力を入れた瞬間に破損する場合があり気をつけて怪我をしないように取り外します。
エアコンのルーバーを取り外してルーバーの壊れている箇所を修理可能なら修理しますが、残念なら素人が修理を行っても同じ箇所が壊れるだけでなく、他の部品に負担がかかってしまうので他の部分の故障の原因になるので新しい物を購入する事で他の部品の負担を減らし他の部分の故障を防ぐことになります。
エアコンのルーバーの取り付け方とは?
修理が終わった、または新たに購入したルーバーが手元に用意できたら、取り付けをする事になりますが、外したエアコンのフロント部分のばらした部品を組み立てていくだけなので分解した手順の逆の手順ではめ込んでいきましょう。
ルーバーをエアコンのフロント部分に両側をはめて中央を止め具にはめてエアコン本体に取り付ける事で一とおりの取り付け作業は終わります。
取り付け作業が終わったら動作確認を行う事で正常にルーバーが作動するかを確認して、異常音がしない動作がスムーズで開閉に問題がない事を確かめて取り付けが終了になります。
ルーバーの取り付け後の動作確認は必要?
エアコンにルーバーを取り付け後のエアコンの動作確認は行うのはエアコンに問題なくルーバーの取り付けが行われていることを確認する意味があるのでどうしても必要になってきます。
エアコンを動かし始めた時にルーバーが開くのか、開いた後にちゃんと閉まるのかを見ることで歯車に軸がきちんとはまっているのかがが確認することが可能です。
エアコンの動作確認ではルーバーの開け閉めだけではなく動作中の異音にも注意して様子を見ることでルーバーに解体時に発見できなかった異常があるのか確認できるのでやはり、取り付け後の動作確認は必要になってきます。
エアコンのルーバーの注意点や対処法って?
エアコンのルーバーが故障した時に注意する事は無理やり外そうとしない事が大事になってきます。これは、無理に外そうとすると壊れていない部分まで壊し、さらには業者に頼まない修理ができない状態になるので、余計な費用がかかる上に取替不可の部品だった場合エアコン自体を買い換えないといけなくなる可能性が出てくるからです。
エアコンの買い替えはもちろん、業者を頼んできて貰ってその出張費や工賃を支払わなくなってしまった場合はさらに費用の負担がかかってしまいます。
ルーバーを取替る場合は面倒だからと下調べをせずに力任せにルーバーを取り外したりせず、エアコンの構造をしっかり調べてから修理することで破損を防ぐ事ができます。
ルーバーが割れた時は?
ルーバーの割れるときにはいくつか原因が考えられエアコンの使用年月による劣化か、物理的なことが原因で割れる事が考えられます。エアコンの使用年月よる割れであればつないである部品の劣化も考えられるのでルーバーを動かす部品までかえる必要も考慮に入れエアコンを分解した時にチェックが必要です。
物理的に破損した場合で比較的新しいエアコンの場合はルーバーのみを発注し変えることで異常が出なければ問題ありません。
エアコンの使用年月での劣化はどうしても避けられませんがルーバーを変えることで十分対処できます。
初回公開日:2017年11月22日
記載されている内容は2017年11月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。