ゴキブリの鳴き声に似ている虫・仲間|セミ/コオロギ/鈴虫
更新日:2020年08月28日
体長は20~25㎜ほどで、北海道から九州まで生息しています。鳴き声は「リー、コロコロ、リー」です。発生時期は8月から11月ごろです。
エンマコオロギの鳴き声には、他のオスと会った時に威嚇する「キッキッキッキッキッ」、自分のなわばりを示したり、メスを引き寄せたりする鳴き声「コロコロコロリッリッリッ」、メスに求愛する鳴き声「コロコロコロリー」の三種類があります。
ツヅレサセコオロギ
体長は13~22㎜ほどで、本州から九州まで生息しています。鳴き声は「リ-リ-リ-リ-リ-」です。発生時期は8月から10月です。万葉集の中に出てくる「キリギリス」は「ツヅレサセコオロギ」のことを指します。
ハラオカメコオロギ
体長は15㎜ほどで、本州から九州まで生息しています。鳴き声は「リッリッリッ」です。発生時期は8月から10月ごろです。顔が平たくて、頬がふっくらとしているため、名前にオカメが入っています。
ミツカドコオロギ
体長は15~20㎜ほどで、本州から九州まで生息しています。鳴き声は「ジジジジジジジジジジ」です。発生時期は8月から10月ごろです。オスは頭の両側が角状に出っぱっていて、正面から見ると三角形に見えるので、ミツカドコオロギともいわれています。
スズムシの鳴き方は?
スズムシもバッタと同じバッタ目、キリギリス亜目、コオロギ上科です。体長は17~25㎜で、コオロギの仲間の中ではもっとも大きく、本州から九州まで生息しています。鳴き声は「リーンリーンリーン」と鈴を鳴らしたようなとても美しい声です。スズムシの声は周波数が高過ぎるため、電話では聞くことができません。
ゴキブリと鳴き声が同じ仲間の虫は?
ゴキブリにもっとも鳴き声が似ている虫は、バッタ目、キリギリス亜目、コオロギ上科のカネタタキです。
カネタタキはどんな虫?
体長は9~15㎜ほどで、本州から南西諸島まで生息しています。庭木や街路樹、人家の軒先でもみられます。鳴き声は「チッチッチッチッ」で、発生時期は8月から11月ごろです。
淡い褐色で、はねは退化しています。オスのみがウロコ状のとても小さな前ばねを持っていますが、これは鳴き声を出すためです。そのためメスにははねはありません。カネタタキはアオマツムシの幼虫とよく似ています。生息地も重複するので、間違えられることがあります。
カネタタキの鳴き声は?
初回公開日:2018年02月08日
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