ナメクジの卵を駆除する方法・大きさ・孵化方法・よくある場所
更新日:2020年08月28日
ナメクジの卵の駆除・退治する方法
ナメクジは大切に育てた植物を食い荒らしてしまう害虫です。なので、ナメクジが増えてきたら、もしくは、増えてしまう前に対策が必要です。ナメクジを増やさないようにするには、ナメクジ自体を駆除する方法と、増えないように卵を駆除する方法があります。
では、これらはどのようにして駆除すれば良いのでしょうか?
ナメクジは貝の仲間
ナメクジは陸で生活をしていますが、実は貝の仲間です。殻は退化してしまっているため、ありません。見た目は弱々しい姿をしていますが、ヤスリのような強い歯をしていて、植物の葉などを削るようにして食べます。
ナメクジは湿気の多いところが好きで、乾燥することを嫌います。なので、日光を避けるために、明るい時間帯は日陰や石の下などに隠れています。夜行性なので、陽が沈むと出てきて活発になります。
夜のうちに湿った葉などを好んで食べるので数が多いと、せっかく育てた植物が一晩で食い荒らされることがあります。
ナメクジの繁殖期
ナメクジは卵による繁殖を行います。産卵期は冬から春の間にかけて行います。なので、その産卵の準備のために、湿気の多い梅雨の時期や、秋頃になると活発に動くようになります。なので、秋植えする野菜などはナメクジに食べられないように注意する必要があります。
ナメクジの繁殖方法
ナメクジは雌雄同体です。つまり、男性と女性の両方の生殖機能を持っています。ナメクジの繁殖方法は、交尾をしてお互いの精子を交換して、お互いが卵を産卵します。
また、単為生殖で繁殖することも可能です。しかし、この場合は産卵できる卵の数が少なかったり、卵が孵化する確率が下がったりします。なので、ほとんどが交尾による繁殖を行います。ナメクジの生殖口は頭部の右側にあることが多く、卵はその生殖口から産卵します。
ナメクジの卵の大きさ
ナメクジの卵は直径1mmほどの小さな粒です。なので、意識して探さないと見つけることが困難です。また、少し白い透明で、乾燥剤の粒のような見た目をしているので、ナメクジの卵のことを知らない人では、生き物の卵であるかどうかも見分けがつきにくいこともあります。
ナメクジの卵の数の平均
ナメクジの1回の産卵で50個ほどの卵を生みます。ナメクジは越冬して2,3年ほど生きます。長いものは5年も生きることがあります。なので、ナメクジは一生のうちに200個前後の卵を生むことになります。
ナメクジの卵がよくある場所
初回公開日:2017年12月31日
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