バルサンの放置時間・時間帯・効果との関係｜霧/夜
更新日：2020年08月28日
バルサンって使ったことある？
害虫が出てきても全く気にしないという人は少ないのではないでしょうか。多くの人は害虫と戦いながら生活しています。家に害虫が全く出ないのが一番なのですが、集合住宅などで生活していたり、都会の密集した住宅地に住んでいたり、田舎の虫が多数繁殖している場所で生活していたりすると、害虫の侵入を防ぐことはほとんどと言っていいほど不可能です。
害虫の侵入を防ぐための1つの方法として、バルサンを使うというものがあります。バルサンというと部屋が煙だらけになって大変だったという経験をされた方も少なくありません。今回はバルサンについて、バルサンの放置時間、バルサンをするのにぴったりな時間帯、どれくらいの時間バルサンを放置したら害虫に対して効果が現れるのかなどをご紹介します。
もともとバルサンって何？
バルサンは1954年に中外製薬で生産されるようになった殺虫剤です。今はライオンから発売されています。ドラックストアなど簡単に購入することができるのも、バルサンが多くの人にの理由です。
噴射によって人の目には届きにくい隅々まで殺虫剤を行き渡らせることができます。その殺虫剤が、隠れたゴキブリやダニなど、部屋中の害虫を除去します。バルサンには色々な種類があり、種類によってバルサンの放置時間が異なります。
今まではバルサンの煙が反応して火災報知器が鳴ってしまうということもありましたが、最近は火災報知器に反応しないタイプのバルサンも生産されるようになってきました。
バルサンを始める前に
バルサンを始める前にまず部屋の状況を整えましょう。家の窓や換気口など外と繋がりがある場所を締めておきます。バルサンの薬を外に逃さないようにするためです。そして、クローゼットや押入れなど家の隅々を開けるようにしましょう。部屋の隅々に潜んでいる害虫を除去するためです。
観葉植物やペットなどの生き物は外に避難させましょう。そして、電化製品は、ビニール袋で覆うようにします。食品や、直接口に入る食器類、書籍などは、新聞紙やビニールで覆い、直接薬がかからないように配慮します。
霧バルサンは可燃性ガスです。引火の原因になることを避けるために、ガス、ガス給湯機、ストーブなどは火が消えていることを確認し、元栓もきちんと締めておきましょう。準備がすっかり整ったら、バルサンを開始します。
霧タイプバルサンの使い方と放置時間は？
霧タイプのバルサンの使用方法はいたって簡単です。部屋のほぼ中央にバルサンをおきます。ボタンを押します。この時カチッと音がなり固定されたのが確認するまでしっかりとボタンを押しましょう。霧が出始めたら直ちに外出してください。この時くれぐれもライターを近づけるなど、火を霧に近づけることはやめてください。火事の原因になります。
放置時間は、約1時間から2時間ほどです。その間家を留守にするようにしましょう。万が一、近所の人がバルサンの煙を見て火事と勘違いし、消防署に電話することがないように、玄関のドアに「バルサン使用中」の張り紙をしておくと親切です。
放置時間は1時間から2時間ほどと紹介しましたが、それ以上放置しておいても構いません。説明書にも放置時間などの説明がしっかりと記載されています。書かれている指示に従いましょう。その後、かけているカバーを外し、心配な場合はお皿を洗いましょう。
水バルサンの使い方と放置時間は？
水バルサンは水を入れるだけでバルサンを始めることができます。煙と匂いが少なく、部屋を汚さないという利点があります。こちらも隅々まで殺虫剤が行き渡らせ、隠れている害虫を除去します。
使い方は簡単で説明書のように、専用のプラスチックの容器にバルサンと水を入れます。この時水の量を正しく入れましょう。バルサンの煙が出る時間は、約8分です。煙が出始めて30秒後に勢いよく煙が出始め、最も煙が勢いよく出る時間は20秒から30秒ほどです。
煙が出始めると霧バルサンと同じように部屋から退出しましょう。バルサンの放置時間は、2時間から3時間ほどです。放置時間の間は、部屋を締め切り、家に入らないようにしましょう。
そのほかにも色々なタイプのバルサンがあります
そのほかにも色々なタイプんバルサンがあります。例えば、火災報知器に反応しないように考慮されている霧バルサンです。これは、マンションなど集合住宅街に住んでいる人に向いていると言えるでしょう。
また香るタイプのバルサンもあります。このタイプのバルサンはバルサンを放置した後、部屋に帰ってきた時には、強い殺虫剤の匂いが残っておらず、ほのかにバラの香りが漂っています。殺虫剤の強いおいが苦手という人に商品です。
また煙が出ないので、火災報知器に反応しにくいという利点もあります。香るタイプのバルサンも他のバルサンと同じように、部屋の中心にバルサンを置き、ボタンがカチッと音がなるまでしっかりと押します。
霧が出始めたら、ただちに外に避難し、バルサンを放置します。放置時間は1時間から2時間ほどです。それ以上おいていても構いません。
バルサンを放置する時間帯って？
初回公開日：2018年01月05日
記載されている内容は2018年01月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。