バルサンの放置時間・時間帯・効果との関係|霧/夜
更新日:2020年08月28日
バルサンをいつするのか、それぞれのタイミングや用途によって、バルサンを放置する時間帯は変わるのでしょうか。ここでは引越しの時のバルサンの放置時間のタイミングなどをご紹介します。
引越しの時の時間帯って?
引越しの前後には害虫が出てくる可能性が非常に高くなります。快適に新しい生活を送り直すために専門の業者に頼み、害虫駆除をする人もいます。反対に業者に頼まず自分で害虫駆除をすることにした人の中には、バルサンを使用するという選択肢をとる人もいます。
では引越しをする時に一番効果的な時間はいつなのでしょうか。最も効果的な時間帯は引越し前にバルサンを行うことです。最近の不動産は引越し前に害虫駆除を行うというサービスをしてくれている場合がありますが、害虫をできる限り徹底的に除去したい場合は、もう一度バルサンを焚くと良いでしょう。
引越し前という時間帯が最善なのはなぜか?
引越し前の部屋の状態はとにかく何もないからの状態です。家具も食器も何もなく遮るものがありません。そのような状態でバルサンを焚くことによって部屋の隅々に殺菌剤が行き渡る可能性が高くなります。
また、前の住居人の生活環境は誰にもわかりません。家を常に清潔な状態に保っていた場合、害虫が繁殖する可能性は少ないのですが、生活状況によってはゴキブリなどの害虫が繁殖しやすい部屋だった可能性もあります。その場合、部屋の隅に害虫が潜んでいたり、卵が残っていたりする可能性は高くなります。
それで引越し前にバルサンを焚くのは新しい生活を気持ちよく始めるために大切なことだということができます。
どうして2回に分けて行うの?
できるならバルサンを2回2週間の間を開けて焚くことをお勧めします。ゴキブリの卵は約2週間で孵化します。バルサンを2週間に分けて2回焚くことによって、駆除しきれなかったゴキブリの卵が孵化し、ゴキブリを徹底的に駆除しやすくなります。
引越し先が決まった時に不動産屋さんにバルサンを2回焚きたいことを伝えることができるでしょう。そうするなら、対処してもらえる可能性が高くなります。
昼間と夜との時間帯ではどっちが効果的なの?
バルサンを行う場合、昼間と夜との時間ではどちらが効果的なのでしょうか。例えばゴキブリなど多くの害虫は夜行性です。夜中に活動している可能性が高いので、夜にバルサンを焚くのが効果的な時間帯と言えます。
ただし、夜には多くの人が寝ている時間です。それで夜にバルサンを焚くというのはあまり現実的でないと言えます。現実的なのは、買い物など、長時間家を開ける昼間にバルサンを焚くことでしょう。夜勤で家にいない、夜遅くに数時間出かける予定がある場合、昼間より夜にバルサンを焚くのが一番現実的な時間だと言えるでしょう。
対策別なバルサンの放置時間って?
害虫にも色々な種類があります。家の中の害虫というと思いつくのが、ゴキブリ、ダニ、ノミといったところでしょう。害虫別にバルサンの放置時間の対策はあるのでしょうか。ここでは害虫の種類別バルサンの放置時間をお伝えします。
ゴキブリ
黒く素早く動く物体が大嫌いという人の方が多いことでしょう。ゴキブリが姿を見せただけて、おかしくなりそうだとう人も少なくありません。できるだけ家にゴキブリが出ないように、家にバルサンを焚いて対策をしたいと思う方も多いですが、最もゴキブリに効果的なバルサンはどの種類でしょうか。また効果的な時間帯はいつでしょうか。
まずゴキブリの駆除に最も効果的なバルサンは「バルサンプロEX」という、黒い煙タイプのバルサンです。またバルサンは、部屋を閉め切って放置する時間が長いだけ効果があります。それで、約1日家を締め切って留守にするという人もいます。
1日家を外出するのが無理な人は、3時間ほど家を締め切っておくと効果を期待できるでしょう。説明書にも2時間から3時間と書かれていますので、それくらいの時間をめどにすることができるでしょう。
できれば2週間後にもう一度使用しよう!
バルサンは今その場にいるゴキブリなどの害虫に効果があります。しかし、その効果が長く続くわけではありません。だんだんと効果が薄れ始め、2週間後には効果をまったく期待することができません。そうなると、外から害虫が入ってくる可能性が高くなるということになります。
またバルサンではゴキブリの卵は絶滅させることができません。バルサンで絶滅させることができなかったゴキブリの卵は、2週間ほどで全部孵化します。それで2週間後にバルサンをもう一度使用するのをお勧めします。孵化したゴキブリももう一度バルサンで駆除することができるからです。
ノミ
初回公開日:2018年01月05日
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