バルサンを布団にする時の注意点・使っても良いのか|カバー
更新日:2020年02月10日
バルサンをするときの注意点
バルサンの効果対象と言えばゴキブリや蚊の他に、実はごく小さなダニやノミなどもあげられます。となると、もちろん気になるのはダニが繁殖しやすい環境を持っている布団やベッドでしょう。この項目では、布団にもバルサンの薬品を当てても良いのかどうかについて解説いたします。
布団への注意点
まず、真っ先に気になるのが布団などの寝具に潜むダニやノミを、バルサンを使っても撃退しても良いかということでしょう。しかし、特に小さいお子様がおられる方には、バルサンの構成成分が人体にとって悪影響を及ぼすかどうかが気になります。
結論から言えば、きちんと用法容量を守れば、有害な物質を体内に吸い込んでしまうようなことはありません。ただし、バルサンを焚いている部屋に籠ったりすれば当然害が出ます。あくまで換気や光の刺激によって、時間の経過と共に有害物質が消えるだけです。
また、だからといって布団などに使用するのもタブーです。
バルサンには弱い皮膚性刺激があるので、肌に直接触れる衣類や布団に使用することは禁止されています。
バルサンをする時は、いくらダニが気になっても布団を押し入れの中にしまい込むか、あるいは一度外に出しましょう。
カバーをつける
バルサンは皮膚に触れると悪影響を及ぼすだけでなく、もちろん焚いている最中の薬品を経口摂取することも危険です。そのため、できるだけ移動させられるものは移動させたほうが無難です。そうでないものはカバーをかけましょう。
食品
封の空いた食品は全て冷蔵庫に入れてしまいましょう。それができない場合は、サランラップなどで梱包してしまえばOKです。特に小さいお子様がいらっしゃる家庭は、食料品に混入しないように気を付けましょう。
食器
トレーの上などにまとめてしまい、その上からサランラップで梱包すから、新聞紙などで覆うのがおすすめです。ただし、万が一のこともあるので、バルサン後には一通り水洗いして清潔にしましょう。
電化製品
高価なものが多い電化製品、特に霧タイプのバルサンが主流となった今現在、もっともバルサンによる弊害の大きい家具です。電化製品は湿気などによってカビが生えてしまい、メーカー修理にも出せなくなってしまうものもあるので絶対に注意しましょう。
新聞紙をかぶせておくだけで大丈夫といった意見もあるようですが、できればビニール袋などで全体を覆ってしまった方が無難です。ただし、テレビなどのでかい電化製品についてはどうしようもありませんので、新聞紙をかぶせてカバーしましょう。
衣類
上述したように、バルサンは人の肌に触れると悪影響を及ぼす可能性のある薬品です。肌の上に重ねる服を出しっぱなしにしておくのは問題です。
特にウール製の衣類などの一部は、バルサンに含まれる成分の影響で変色してしまうことがあります。高級な革製品などにも影響があるとの報告もあるので、基本的にクローゼットの中に入れておけばかかることはありませんが、心配な方はお気に入りの服を数着ビニール袋などで包んでおくことをおすすめします。
火災報知器
バルサンによる悪影響は特にありませんが、煙タイプのバルサンを使用する際には、必ず取り外しておきましょう。
センサーが煙を感知してなり始めてしまいます。
子供用
初回公開日:2017年12月29日
記載されている内容は2017年12月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。