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カブトムシの寿命とクワガタとの比較・寿命の記録|オス/メス

更新日:2020年08月28日

男の子にの昆虫の王者といえば、カブトムシです。カブトムシは、夏のイメージが強いですが、寿命はどれくらいなのでしょうか。成虫になってからの寿命や、オスとメスでの寿命の差、クワガタムシとの寿命の比較などを見ていきましょう。

カブトムシの寿命とクワガタとの比較・寿命の記録|オス/メス

朝晩の冷え込みが増してくる10月には、自然界ではほぼカブトムシはいなくなります。

室内で飼育されているカブトムシの場合は、10月でも生きていることもあります。温度管理がされており、エサがあれば、10月でもまだ寿命は尽きません。

11月

11月になると、日中の寒さも増してきますので、室内で飼っていてもカブトムシの寿命が尽きてしまいます。ただ、日中だけでなく朝晩もしっかり温度管理されており、エサも十分食べられる環境にあれば、ストレスのないカブトムシなら生きていることがあります。

12月

12月になってカブトムシが生きていることは、ほぼありません。ただ、まれに12月まで寿命が尽きずにいたということはあります。

しっかり温度管理がなされ、ストレスのない環境で飼育されている場合に限ります。夜間の冷え込みが増しますから、24時間室温を20℃以上に保つのは難しくなってきます。

カブトムシを長生きさせるコツ

寿命が短いとわかっていても、飼育しているカブトムシには少しでも長く生きてもらいたいものです。カブトムシの寿命を延ばすには、飼育環境が大切です。カブトムシにストレスを与えないことが重要なポイントになります。寒さには弱いので、涼しくなったら温度管理にも気を遣いましょう。20~28℃がカブトムシにとっての適温です。

カブトムシ同士で争ったりすることが多いと、寿命も短くなってしまいます。カブトムシを飼育する際は、ひとつのケースにオスは1匹までにしましょう。オスが2匹以上では争いをして傷ついてしまい、寿命を短くしてしまいます。すぐに死んでしまうこともあります。メスは1匹、もしくは2匹でも大丈夫です。

カブトムシの飼育と産卵させる方法

子供の頃に、虫取り網と虫かごを持って、森へ行った経験のある人は多いことでしょう。その目的は、男の子のあこがれのカブトムシではないでしょうか。カブトムシは、クヌギやナラなどの木のある雑木林に生息しています。樹液の出ている木があったら、その周辺が採集ポイントです。

採集に行けない、見つからない場合は、ペットショップやホームセンターなどでケースに入って販売されていますので、それを購入してもいいでしょう。

カブトムシを飼ったら、成虫の寿命が尽きるまで飼育を楽しむのもいいですが、オスとメスを飼って産卵させると、カブトムシの寿命が尽きた後も引き続き幼虫を飼育することができます。うまくいけば、その幼虫が翌年の夏にはカブトムシに成長し、再びカブトムシを飼うことができます。

カブトムシに無事に卵を産ませるには、どうしたらいいでしょうか。

カブトムシの採集方法

虫捕りは夏休みのイメージが強いですが、カブトムシは6月頃から採集できます。特に、の高いオスはメスよりも早く活動を始めます。カブトムシの個体数が最も多くなるのは7月中旬~8月中旬の約1ヶ月間ですが、オスを捕まえたい場合は、早めに、7月中旬までに採集することをします。

カブトムシは夜行性なので、暗くなり始めた頃に採集に行くのがです。懐中電灯の光にも寄ってきます。日中は木の根元に隠れていることがありますので、昼間に採集に行く場合は、下に隠れていないか探してみましょう。土を掘る場合は、あくまでも優しく行い、掘った土は元に戻しましょう。

トラップを仕掛けておく方法もあります。虫かごにエサを入れて置いておくだけでもカブトムシが入っていることがあります。虫かごでは逃げやすいので、ペットボトルなど、入口が狭く、中が広くなっているトラップを作るといいでしょう。

カブトムシの飼い方

飼育ケースは大きめのものを使用し、そこに昆虫マットや腐葉土を敷きます。腐葉土は園芸用でも構いませんが、肥料が入っていないか確認して下さい。

エサは市販の昆虫ゼリーが適しています。よくスイカを与える人がいますが、水分が多いので腐りやすく、カブトムシも体調を崩しやすくなります。ゼリーは、マットが汚れないよう皿などに入れて置きます。あるいは、のぼり木の上に置いてもいいでしょう。

のぼり木や枯れ葉は、ひっくり返ったカブトムシが起き上がるためにも入れてあげるようにします。ひっくり返ったカブトムシは、つかまるところがないと起き上がれず、そのままでは寿命が来る前に死んでしまうからです。

ペットショップやホームセンターでは、ケースからマット、昆虫ゼリーなど必要なものがすべて揃っていますので、まとめて購入することをします。初めてカブトムシを飼う人向けに、飼育セットなども販売されています。

カブトムシの産卵方法

カブトムシを飼ったら、ぜひ産卵にチャレンジして下さい。カブトムシの産卵は、難しいものではありません。うまくいけば、幼虫で冬を越すことができます。翌年の夏には、再びカブトムシの姿が見られるでしょう。

カブトムシを産卵させるためには、下に敷くマットは腐葉土か昆虫用マットを使用します。腐葉土は園芸用を使用する場合、肥料などが入っていないか確認しましょう。マットは多めに、ケースの半分くらいまで敷きます。マットは乾燥しないように霧吹きで水をかけましょう。

オスとメスが揃っていれば自然に交尾して、メスは卵を産みます。産卵が確認できたら、オスとメスを別のケースに分けるといいでしょう。

外国産のカブトムシ

日本の雑木林に生息する、普段私たちが目にすることのできるカブトムシの他にも、様々な種類のカブトムシを飼うことができます。外国から輸入されたカブトムシです。インターネットなどでも、珍しい外国産のカブトムシを購入することができます。外国産のカブトムシを飼う際に、注意することはあるのでしょうか。

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初回公開日:2018年01月17日

記載されている内容は2018年01月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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