紹興酒の飲み方|砂糖/氷砂糖/干し梅/レモン/ホット
更新日:2020年08月28日
紹興酒の年数は貯蔵期間と熟成期間の合計年数を意味しています。
・15~20年紹興酒
年月を重ねた紹興酒には、とても濃厚な香りとさら複雑な味を楽しむことができます。油を流すさっぱりとした味わいはあるので、大エビの揚げ物や北京ダックにとても合う紹興酒となります。
・12年紹興酒
15~20年の紹興酒にはかないませんが、同じように濃厚な香りと複雑な味を楽しめます。
脂っこく味の濃い料理に合います。
・8年紹興酒
ドライな苦みと酸味を味わうことのできる8年紹興酒には、煮込み料理や魚介類が合います。特に広東料理と上海料理がお勧めです。
・3~5年紹興酒
軽い甘みを含みながらドライな味わいとなっており、酸味が強い紹興酒となります。肉料理や酸味がある料理に合う為、麻婆豆腐や回鍋肉と合います。
紹興酒と干し梅での飲み方
紹興酒とレモンの美味しい飲み方
紹興酒の独自の風味が苦手な方に是非お勧めしたい飲み方です。紹興酒をロックアイスに注ぎ、レモンスライスを添えれば完成です。レモンスライスだけではなくレモン汁でも代用可能です。レモンを加えることによってクセがなく、さっぱりとした後味になります。
紹興酒のホットの飲み方
紹興酒を温めて飲むことで、本来紹興酒が持っている味わいをより深く味わうことができます。温めすぎは逆効果となるので、人肌ぐらいのぬるめの燗が良いです。アレンジも可能で温めたウーロン茶で割って紹興酒を飲むと体が温まります。紹興酒2に対してホットウーロン茶を1にするとおいしいです。
また、温めたジャスミン茶もお勧めです。ジャスミン茶で割ることによって、より香り高い味を楽しめます。ホットウーロン茶同様に紹興酒2に対してホットジャスミン1がお勧めな飲み方です。
冬にはジンジャーホットがお勧めです。人肌に温めた紹興酒に千切りにした生姜を2~3切れ浮かべるだけで、冷えた体が温まります。寒い冬においしい飲み方です。
紹興酒はアレンジ次第で無限に楽しめる
紹興酒と一言でいっても貯蔵年数や熟成期間、製造方法によって何種類にもなります。値段も紹興酒によってピンキリです。中国で最も一般的な飲み方が常温で飲むストレートであり、油料理にも負けない芳醇な香りとまろやかな味わいが口の中で広がる紹興酒は中華料理とも相性抜群です。
夏などはロックや、冷やしてストレートで涼しく飲む飲み方がお勧めです。日本酒と同じように35~45°にお燗して飲み方もあり、中国には無い日本独特の飲み方ですが、体が温まり美味しく味わうことが可能です。また、レモンを少量絞ったり干し梅を入れたりして焼酎のように一味加えて飲むことも可能です。
ぜひ、一度紹興酒をアレンジして楽しんでみてはいかがですか?今まで苦手だと思っていた方も飲み方次第で、大好きなお酒へと変わるかも知れません。
初回公開日:2017年09月05日
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