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シャンパンとスパークリングワインの好みの銘柄の選び方

更新日:2020年08月28日

乾杯でよく頼まれるスパークリングやワインですが、スパークリングとシャンパンって何が違うの。どっちも同じじゃないの。と思っていませんか。実は明確な違いがあります。今回は、スパークリングワインとシャンパンの違い、そしてそれぞれの銘柄を紹介します。

シャンパンとスパークリングワインの好みの銘柄の選び方

シャンパンとスパークリングワインの違い

まず初めに、シャンパンとスパークリングワインの違いからご紹介します。スパークリングワインとは、発泡性のあるワインすべてを指す総称です。シャンパンも、イタリアのスプマンテもスペインのカヴァも、スパークリングワインの一種なのです。

そして、シャンパーニュ地方でも、特定地域の特定のぶどう品種を用いて造られるものだけがシャンパンを名乗ることができます。栽培、醸造などの生産条件について、A.O.C.法により厳しく規定されています。シャンパーニュ地方で造られていても、その規定からはずれるものはシャンパンとは呼べません。

また、シャンパンは使用できる葡萄品種が限られており、基本は「シャルドネ」「ピノ・ノワール」「ピノ・ムニエ」の3種類からブレントして造られるものが多いです。基本は複数ブレンドして造られますが、稀に単一品種100%のシャンパンもあります。

シャンパンとスパークリングワインの好みの味と銘柄の見分け方

値段

普通のスパークリングワインとシャンパンの差として、まず誰でも気づくのは、お値段の違いにあります。1000円前後くらいから、手軽に買えるスパークリングに比べて、シャンパンは安いものでも4千円以上します。高いものになると数十万円します。中にはビンテージがついて、100万円を超えるものもあります。

値段が安いスパークリングワインは、シャンパンに比べて劣るのかといいうと一概にそうは言えません。

シャンパンとスパークリングの味の違いですが、わかる方にはわかるというレベルでしょう。もちろん普段からの見慣れている方であれば、微妙な違いも分かるかと思いますが、普段あまり飲まない方には、大きな違いは感じられないでしょう。

シャンパンは、醸造したワインを二次発酵させて炭酸を生じさせたもので、シャンパンの方が酵母そのものから生み出された炭酸が楽しめます。シャンパンは、瓶詰めする際に砂糖と酵母を入れるので、炭酸が発生する上場合によっては、アルコール度数も高くなります。

炭酸が発生し過ぎると、フタを空ける時にかなり激しく泡が出てしまうこともあり、開封時には炭酸の膨張が抑えられるように、十分冷却しておいたほうがよいでしょう。スパークリングワインは、一般的な白ワインに後からほどよい炭酸を加えたもので、その炭酸が増えることはないので開封時も安心です。

しかし、白ワインとの相性が悪いと風味も落ちてしまうので、選ぶ時には当たり外れも多いです。スパークリングワインは、スペイン語でカヴァ、イタリア語でフランチャコルタというように呼び方が変わるものが多く、産地によって色々と名称が変わるのも特徴です。結局は自分の好みによります。

ガス圧や炭酸の入れ方にもよりますが、炭酸を後から入れたものはスパークリングワイン、シャンパンは瓶内で自然に炭酸が発生したもので、どちらも味によっては十分期待できます。好みの味によって好きな方を選んで楽しみましょう。

見分け方・種類・産地

スパークリングワインとシャンパンとの見分け方ですが、シャンパンはラベルに必ず「Champagne」と表記しなければいけません。ですから、ラベルを見れば「シャンパン」か「スパークリングワイン」かが分かります。スパークリングワインは「発泡性ワインの総称」ですので、シャンパンは「スパークリングワイン」のうちのひとつのカテゴリーになります。

ただ、スパークリングワインに関しては、各地で呼び方が違いますので、スパークリングの種類を紹介しましょう。

クレマン・カヴァ・フランチャコルタ

クレマンは、フランスのシャンパーニュ以外の地域で、シャンパンと同様のシャンパーニュ方式で造られたスパークリングワインです。 また、芳香の強い白ワインの産地であるアルザス地方のスパークリングワイン、クレマン・ダルザス等が有名です。

クレマンは、シャンパーニュ製法の上質なスパークリングワインでありながら、ブランド物のシャンパンよりも手頃な価格である場合がほとんどです。カヴァは、スペインのカタルーニャ地方で造られるシャンパーニュ方式で造られるスパークリングワインです。マカベオ、パレリャーダ、チャレッロが主要品種です。

また、他にもシャルドネとピノ・ノワールも認められています。 シャンパンであれば5000円以上はするところを、カヴァは1000円代で楽しめるものもあります。そういう点で、コストパフォーマンスが高いスパークリングワインとして非常にです。

フランチャコルタは、イタリアはロンバルディア州東部のフランチャコルタ地方で造られる、シャンパーニュ方式で造られるスパークリングワインです。ピノ・ビアンコ、シャルドネ、ピノ・ネーロが主要品種です。 イタリアが誇るスパークリングともあり、カヴァと比較すると価格もそれなりにするものが多いです。

また、日本でよく見かける「スプマンテ」もイタリアのスパークリングワインです。ここで挙げたもの以外にも、スパークリングワインは様々な呼び方種類があります。作り方も様々です。

お勧めの銘柄

シャンパンとスパークリングワインのそれぞれの銘柄をご紹介しましょう。

シャンパンの・お勧め銘柄

まずはシャンパンからご紹介します。普段シャンパンを飲まないという人にも名が知れているほどの超有名シャンパン「モエ・エ・シャンドン」です。フランスの世界のシャンパン製造会社であり、高級シャンパンである「ドン ペリニヨン」も有しています。

そのネームバリューの高さから、結婚式の披露宴でも振舞わることが多く、比較的リーズナブルな金額からプレゼント用としてもが高い商品です。主な種類としては、メジャー商品の「モエ アンペリアル」のほか、サーモン・ピンクのラベルが特徴の「ロゼ アンペリアル」、やや甘口な「ネクター アンペリアル」、「ネクター アンペリアル ロゼ」

また、氷を入れて飲む「アイス アンペリアル」、「アイス アンペリアル ロゼ」などがあります。続いては人の目を引くオレンジ色のラベルが印象的なフランスの老舗シャンパン・メゾン「ヴーヴ・クリコ」です。

シャンパン造りに情熱を注いでいたフランソワ・クリコ氏が亡くなった後、未亡人となった妻「ヴーヴ・クリコ」の功績によって、その名を世界に広めフランスを代表するシャンパン・メゾンとしての礎を築きました。

主な種類としては、英国王室御用達にも選ばれている評価の高いシャンパンで、さわやかさとキリッとしたのみ応えが味わえる定番の「イエローラベル」や、サーモンピンクのラベルが可愛らしいロゼシャンパン「ローズラベル」、またオンザロックで飲む「クリコリッチ」や「クリコリッチロゼ」などがあります。

スパークリングワインの・お勧め銘柄

続いてスパークリングワインの紹介です。まずは、スペイン産スパークリングワイン 「フレシネ コルドン・ネグロ」です。弾けるほどのきめ細かな泡立ちと、さっぱりとした飲み心地、上品で芳醇な香り、さわやかな辛口の味わいが特長です。

低温発酵させたブレンド比率の高いパレリャーダは、透明感のある華やかな風味を持ち、キレのある酸味にアクセントを添えています。フレシネは、クセが少なく、どんな料理にも合わせやすいことです。洋食の前菜からメインのどの料理とも相性がよく、どんな魚介料理にもよく合います。アッサリとした和食との相性もいいです。

次にご紹介するのは、天使のラベルが可愛い「サンテロ 天使のアスティ」です。天使は幸せ、喜び、愛、平和などのシンボルです。「この素敵なメッセージを、ワインと共に皆さんに届けたい」という想いをこめ、サンテロの「天使のアスティ」には、ラベルデザインに天使が描かれているでしょう。

この天使は、カトリック教会の総本山といわれるサン・ピエトロ大聖堂にあるシスティーナ礼拝堂のフレスコ画を元にデザインされています。値段も2000円以下で手に入り、マスカットの華やかな香りと、爽やかな風味を持つ甘口のスパークリングワインです。優しい味わいで、普段あまりお酒を飲まない方にも非常に飲みすく女性にがあります。

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初回公開日:2017年09月11日

記載されている内容は2017年09月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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