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ワインのアルコール度数と種類|高い/低い/スパークリング

更新日:2020年08月28日

ワインにはたくさんの種類があり、価格やアルコール度数もさまざまです。ワイン初心者の方は、何を選んだらよいのか迷ってしまいますよね。今回の記事では、アルコール度数別・ワインの種類別にワインをご紹介します。ぜひワインを選ぶときの参考にしてみてください。

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アルコール度数の高いワインは?

ワインにはたくさんの種類があり、価格やアルコール度数もさまざまです。ワイン初心者の方は、何を選んだらよいのか迷ってしまいます。

今回の記事では、アルコール度数別・ワインの種類別にワインをご紹介します。アルコールが苦手な女性の方にも飲みやすいワインを紹介しますもで、ぜひワインを選ぶときの参考にしてみてください。

アルコール度数の表示

アルコール度数(alchohol by volume, ABV)とは、アルコールが含まれている飲料において、エタノールの体積濃度を百分率(パーセント、%)で表したものです。多くの国で標準的に使用されている表示法になります。日本では「○○度」という表示法も使われていますが、「1度」=「1%」です。

アルコール度数を計測するときには、酒精計などのアルコール度数計を用いて、ある一定の決められた温度での度数を計測します。日本の酒税法では、15℃で計測することになっています。

もちろんワインにもアルコールが含まれていますが、すべてのワインが同じアルコール度数ではありません。では、赤ワインと白ワインのアルコール度数はどのくらいなのでしょうか。ワインのアルコール度数は、ワインボトルのラベル部分を見ればすぐに分かります。

ひとつひとつのワインによって異なりますが、赤ワインは11~14度、白ワインは7~14度くらいのアルコール度数になっています。ですから、一般的に白ワインよりも赤ワインの方がアルコールが強いと感じる人が多いです。

では、アルコール度数が高いワイン、低いワインにはどのようなものがあるのでしょうか。それぞれ具体的な商品を見ていきましょう。

アルコール度数が高いワイン

赤ワインは比較的アルコール度数の高いワインですが、「酒精強化ワイン」という、あえてアルコール度数を高くしているワインもあります。一般的なワインは「醸造酒」に分類されますが、酒精強化ワインは「混成酒」に分類されます。ここでは、酒精強化ワインのなかの3種類をご紹介します。

1.マディラ

こちらは、ポルトガル領のマディラ島で製造されている酒精強化ワインです。ブドウを発酵させているときに蒸留酒を加えることで、ブドウ果汁のエタノール濃度を上昇させています。

マディラは、次に紹介する「ポート」、「シェリー」と並んで、世界三大酒精強化ワインのひとつになっています。マディラには甘口・辛口ともにありますが、アルコール度数は17%~22%程度となっています。

2.ポート

「ポート」はポルトガル北部のポルト港から出荷されています。こちらは、ブドウの発酵中にブランデーを加えます。アルコール度数は20%前後で、通常のワインよりもかなり高めの度数です。赤ワイン・白ワインともにあり、赤は食後酒、白は食前酒として楽しまれています。

3.シェリー

こちらは、スペインのアンダルシア州で生産される酒精強化ワインです。シェリーには白ブドウのみが使用され、白ワインの一種として分類されます。アルコール度数は15%~22%と幅広く、種類によって異なります。甘口のものは、酒精強化酒のなかでも比較的飲みやすいです。

アルコール度数の低いワイン

一般的に、白ワインや、スパークリングワイン、ロゼワインなどはアルコール度数の低いワインです。必ずしもこの限りではありませんが、比較的アルコール度数が低く、アルコールが苦手な女性の方でも飲みやすいのワインをご紹介します。

1.カリフォルニアホワイトジンファンデル

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初回公開日:2017年10月25日

記載されている内容は2017年10月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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