バリウムの味の種類・最近は美味しい味に変わっているのか
更新日:2020年08月28日
バリウムが不味いから飲みたくないと思う方が多いですが、少しでもバリウムを飲みやすくするために味のついたバリウムがあり、バリウムに味を付けて、少しでも飲みやすいように改良してあります。
バリウムの味には20種類以上の味があるため、病院でバリウムの味が異なる場合があります。また、全ての味が病院にあるとも限りません。しかし、バリウムの味によって飲み心地は変化するので、味が選べるのであれば、好みの味を選ぶと良いでしょう。
バリウムの味にはどんなものがあるか、味を選ぶ時のポイントなどを次の項目からご紹介しましょう。
ヨーグルト味のバリウムについて
バリウムの味には、ヨーグルト味のバリウムがあります。ヨーグルト味のバリウムを飲んだ方の感想では、生ぬるいシェイクのような味や重さのあるヨーグルトという感想があります。
バリウムは重くてドロドロした感触のため、ヨーグルト味のバリウムであれば見た目と大きな違いがないため、比較的飲みやすいバリウムと言えるでしょう。
バニラ味のバリウムはどんな味?
バニラ味のバリウムは割りとあっさりとした味付けで、ヨーグルト味に近いバリウムと言えます。また、バニラの風味がするドロドロした液体であれば、シェイクに近い飲み物になるため、見た目とそれほど食い違わないことから飲みやすいバリウムと言えるでしょう。
チョコやイチゴ味のバリウムはどんな味?
チョコ味やイチゴ味のバリウムは、ヨーグルト味のバリウムにはない甘さがあります。
イチゴ味やチョコレート味のバリウムは実際に砂糖などの甘さを加えているのではなく、香料で味をつけています。そのため、甘いものが好きな方であればイチゴ味やチョコレート味のバリウムを選んでみても良いでしょう。
バリウムの味が美味しいと感じる理由とは
バリウムには味がついたものもありますが、基本的には美味しくなるように作られてはいません。そのため、バリウムを飲んだ方の意見には「美味しくない」や「死ぬかと思った」などの意見が多く、美味しくないという意見が多いです。
しかし、最近のバリウムには味がついたものがあるため、イメージしていた味よりは美味しかった、想像していたほど不味くは無かったと感じた方も多いため、バリウムの味が美味しいと感じた場合は、香料で味付けされたバリウムを飲んだことが考えられます。
バリウムが美味しい=味覚障害なの?
現在使われているバリウムは、おいしくなるように作られてはいません。そのため、バリウムを飲んだ時に味が美味しいと感じた方の中には、何かの病気なのではないかと感じる方もいるでしょう。
自分だけ味覚が人と違うと感じた場合、味覚障害などの病気が思いつきますが、バリウムが美味しいと感じただけでは味覚障害とは断定できません。自分だけバリウムが美味しかったとしても、それだけで病気を疑う必要はないでしょう。
バリウムの量によって味は変わるの?
最近では少しでもバリウムを飲みやすいくするために、濃度を濃くして飲む量を減らしている場合があります。バリウムの飲む量を少なくなりますが、バリウムの味付けに大きな差はないと考えて良いでしょう。
バリウムの飲む量はその時の状態や使っているバリウムの種類などによって変わり、バリウムの味が選べない場合は前回とは違う味付けのバリウムを飲むこともあるため、中には以前と味が違うと感じることがあります。
バリウムの味って選べるの?
バリウムには多くの味があります。しかし、どの味のバリウムを入荷しているかは各施設や病院によって異なり、バリウムの味を選べるかどうかは各施設や病院によって異なります。
しかし、中にはバリウムの味を選ぶことができることもあるため、バリウムの味が選べるのであれば、できるだけ飲みやすい味のバリウムを選ぶと良いでしょう。
初回公開日:2017年12月30日
記載されている内容は2017年12月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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