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バリウムの味の種類・最近は美味しい味に変わっているのか

更新日:2020年08月28日

健康診断などの検査では、バリウムを使った検査があります。バリウムは独特なや食感のため、飲むことが苦痛だと感じる方もいます。しかし、最近のバリウムは飲みやすくするために、味のついたバリウムなどもあるため、苦痛だと考えずに軽い気持ちで検査を受けましょう。

バリウムの味の種類・最近は美味しい味に変わっているのか

最近のバリウムは昔のバリウムと違う味?

年齢が高くなってくると、健康診断の検査にはバリウム検査が出てきます。しかし、バリウムを飲んだことがない方はバリウムがどんな味か、バリウムを使った検査は苦痛なのか気になります。そこで今回は、バリウムがどんな味か、バリウムを飲みときのコツなどについてご紹介します。

バリウムって何?

病院では、胃がんや胃潰瘍などの病気を見つけるために胃レントゲン検査を行うことがあります。その際に飲むのが「硫酸バリウム(BaSO4)」という重金属の一種であるバリウムです。重金属の一種というと不安を覚える方もいますが、バリウムは飲み込んでも大丈夫な物質です。胃や腸を通った時に吸収されることはなく、検査終了後に下剤を飲んで便として体外に排出します。

バリウムはどんな時に飲むの?

バリウムを使った検査を受けたことがない方の中には、どんな時にバリウムを使った検査をするか分からない方もいるでしょう。バリウムを使った検査には以下の検査があります。

・健康診断
・人間ドッグ
・レントゲン

次の項目からそれぞれの検査内容についてご紹介しましょう。

健康診断で飲むバリウムについて

健康診断で胃の中の検査を行うために、バリウムを飲むことがあります。大体30〜35歳からバリウム検査を行うことが多いですが、バリウムを使った検査を行い始める年齢は会社によって異なります。

胃の中に問題が無くてもレントゲン検査のためにバリウムを飲むことがあるため、健康な方であってもバリウムを飲む機会はあります。

人間ドックで飲むバリウムについて

人間ドックでは、健康診断よりも細かい検査を行います。そのため、胃の中の検査を行う時にバリウムを飲むことがあります。

基本的には人間ドックで飲むバリウムと変わりはありませんが、病院によっては内視鏡を使った検査に変えることができる場合もあるため、絶対にバリウムを飲まなければならないという訳ではありませんが、このあたりの対応は各施設や病院によって異なるため、気になる方は事前に相談してみると良いでしょう。

レントゲンで飲むバリウムについて

多くの方は人間ドックや健康診断でバリウムを飲むことが多いですが、胃のレントゲンを撮影する時にはバリウムを飲みます。

この時に飲むバリウムも健康診断の時に飲むバリウムと同じですが、バリウムの味は病院によって異なる場合があるため、いつもと異なる病院でレントゲンを撮る場合は、バリウムの味が違うと感じる場合があります。

なぜバリウムを飲まないといけないのか

なぜ、胃のレントゲン検査でバリウムを飲まないといけないのでしょうか。それは、バリウムがX線を通さないという性質を持っていることに理由があります。X線とは目で見ることができない光の一種です。X線を通すことにより、胃や体を透過します。そして、バリウムが付着した胃がまるで影絵のようになってレントゲンフィルムに浮かび上がります。この影絵を放射線科医などが見て、胃がんや胃潰瘍といった病気を見つけます。

バリウムの味には種類がある!

次のページ:バリウムの味が美味しいと感じる理由とは

初回公開日:2017年12月30日

記載されている内容は2017年12月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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