第3のビール3・値上げ金額・体に悪いのか
更新日:2020年09月18日
先ほどお伝えした認められている原料だけがビールに使われるということですが、この認められている原料というのは、麦芽、水、ホップ、米。でんぷん(スターチ)のことになります。麦芽を糖化させ、酵母でアルコールを発酵させていきます。度数が20%であるということも重要な条件となります。
第3のビールと発泡酒との差を比較
先ほどは第3のビールとは何なのかをご紹介しました、改めてお伝えすると、第3のビールというのは麦芽を使っていないので、酒税法ではビールとも発泡酒とも言いません。リキュール類という分類にされます。
一方で発泡酒というものが何なのかご紹介します。発泡酒とは、原料の一部に麦芽か麦をっ使っているお酒の事を指します。麦芽の使用率が三分の二に満たないものは発泡酒となり、ビールと同じ原料であっても使用比率によってビールと異なります。
つまり、第3のビールと比較してみると原料も違いますし、麦芽を使っているか使っていないかによるでしょう。
第3のビールの種類はどのくらい?
第3のビールは、先ほどもご紹介したように、麦芽が使われていないお酒が第3のビールと言われています。スーパーなどのお店でどれが第3のビールなのか知りたいときは、酒類の部分を見てみましょう。「その他の醸造酒」、「リキュール」と書かれています。
そしてそんな第3のビールの種類というと、代表的なのがでもご紹介した「のどごし生」や「金麦」、サッポロですと「麦とホップ」、アサヒですと「クリアアサヒ」などが挙げられます。さまざまなメーカーから発売されている第3のビールは少なくとも20種類あります。過去のものなども含めたら、それ以上あるのではないでしょうか。
第3のビールはどんな味?
ここまでは第3のビールのビールや発泡酒との違いをご紹介しました。第3のビールというのは、ビールに分類されずにリキュール扱いになります。しかし味というのはビールっぽい味で、ビールもどきという感じになるでしょう。
しかし味はビールっぽく造られているとはいえ、やはり本物のビールには到底敵うものではないでしょう。第3のビールは果たしてどのような味なのでしょうか。
第3のビールはまずい?
第3のビールといってもさまざまなメーカーから発売しています。それぞれ原料も違い、味も多少変わってきます。それなりにビールに近い美味しさの第3のビールもあれば、あまり美味しくないと感じる第3のビールがあるのも事実になります。
結局は、何をどう美味しく感じるのかは人それぞれの味覚次第になるでしょう。自分が美味しいと思っていたものでも、相手からしたらまずいと感じるものもあります。
第3のビールは体に毒なの?
人間だれしもが気になるのは健康面です。そしてビールなどのお酒を飲まれる方でも、健康面を気にしている方はいるのではないでしょうか。そしてそれはビールでも健康面でどうなのか気になっている方もいるでしょう。
そしてそれは第3のビールでも気になる部分ではないでしょうか、ビールとは違う第3のビールは、ビールに寄せていくためにあらゆる食品添加物を使用しているものもあります。例えば酸味料、香料、カラメル色素、糖類などは添加物になりますのでこれらが含まれるものは避けた方が良いでしょう。
しかし、どんな飲み物でも結局は飲みすぎれば健康に多少害は出るでしょう。第3のビールに限ったことではありません。
第3のビールのカロリーとは
そもそもビールのカロリーは100mlで42~47kcal含まれています。大体どこのメーカーもさほど大差ないでしょう。350ml缶の場合は150kcal、500ml缶ならば220kcalという計算になります。ビールには糖分が含まれていますので、飲み過ぎてしまえば意外と太ります。
そして第3のビールのカロリーは、普通のビールとそこまで大差ありません。こちらももちろん飲み過ぎてしまえば太るでしょう。第3のビールは、糖質カットされているものやカロリーオフのものもあります。味については何とも言えませんが、カットされているものはあまり美味しくなこともあります。
第3のビールの金額や相場は?
第3のビールはビールとは違うものですので、断然安く手頃で購入できるお値段となっています。ビールは大体一本当たり200円台ですし、発泡酒は大体一本当たり200円前後、そして第3のビールは大体一本当たり100円台で購入できるところが魅力ではないでしょうか。
大体どこのお店でも、第3のビールの金額はさほど大差はないでしょう。コンビニかスーパーですと、断然スーパーの方が安く購入できます。わりと安く販売しているのは、イオンやドン・キホーテです。
第3のビールの値上げ金額とは
ビールが2017年6月から上がりしていたのはご存知でしょうか。その理由は次でご紹介する酒税法という法律が改正されたからです。そもそもなぜ酒税法が改正されたのかというと、度が過ぎる安売りをする業者を厳しく処分し、いわゆる町の酒屋さんを助ける狙いがあるということです。
例えばどのくらいの値上げかというと、1000円程度で販売されているものが1200円程度になります。しかしどのくらいの金額で販売するかはお店によって変わってきます。そして第3のビールの値上げ金額も変わってきます。おおよそこれまでの価格に10%~20%くらいになっています。
初回公開日:2018年03月23日
記載されている内容は2018年03月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。