【箇所別】炊飯器の寿命・症状|臭い/三洋電機/タイガー
更新日:2020年08月28日
メーカー別の炊飯器の寿命は?
三洋電機
三洋電機は現在はありません。炊飯器部門は、現在はPanasonicに統合されています。三洋電機は、今でこそ当たり前に製品のラインナップにある、10万円を超える高級炊飯器のパイオニア的存在です。安い米でもおいしく炊くことができる、少量からでもおいしく炊くことができると銘打って、圧力IH炊飯器を他社に先駆け世に登場させました。
圧力IH炊飯器は圧力をかけて炊飯をしますので、やはりパッキンに相当な負担がかかってしまいます。2~3年でパッキンの寿命が尽きてしまいますので、その際には早めの交換が必要になります。
タイガー
タイガーは元々はIH式の炊飯器がメインでしたが、可変圧力式の炊飯器を採用し始めてからは、徐々にそちらが主流となっていきました。炊飯器の寿命には、内釜が大きく関わってきます。タイガー製品の内釜の保障期間をご紹介します。
土鍋式
土鍋式の内釜は熱しやすく冷めにくいため、細かい炊き分けが難しいタイプです。加熱に時間がかかり、余熱がなかなか引かないためにおこげができやすく、おこげが好きな方には大変好まれます。ただし、土鍋ですので破損のリスクがあります。
IH式の炊飯器で1年、可変圧力式の炊飯器で同じく1年の保障があります。
多層式
多層式の内釜は、プレミアクラス以外のIH式炊飯器や圧力IH式炊飯器で主流のタイプです。IH式の炊飯器で1~3年、可変圧力IH式の炊飯器で3年の保障があります。
炊飯器の処分はどうしたらいい?
炊飯器は、ほとんどの自治体で粗大ごみとして扱われます。回収指定場所まで運ぶ必要がありますが、面倒な場合には不用品回収業者に連絡をしてみましょう。寿命となった炊飯器を自宅まで回収に来てくれます。低価格で回収してもらえるか、最低でも3~4社の業者を比較すると良いでしょう。
回収費用を事前に調べたい場合には、回収業者のホームページから無料見積もりサービスを利用することが可能です。まだ使える炊飯器であれば、買い取りをしてくれる業者もあります。賢く利用しましょう。
寿命を見極め炊飯器を長く愛そう
日本人にとって、米は大切な文化の1つです。子供の頃から慣れ親しんできた味です。1日の食事に、1度も米を食べないと落ち着かないという方も多いでしょう。したがって、米の炊き上がり具合や食感、味わいを追求するほど、炊飯器選びは慎重になる傾向にあります。
こだわって高価な炊飯器を購入したなら、なるべく長く使い続けたいところですが、炊飯器にも寿命はあります。毎日使う必需品であるからこそ、突然機能しなくなってしまっては困ります。そうなる前に、炊飯器の故障や寿命を見極めるポイントを押さえておきましょう。
初回公開日:2018年01月10日
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