炊飯器の早炊き機能の活用ポイント|普通炊きとの2つの違い
更新日:2020年08月28日
ポイント2:吸水時間
・夏場:15分~20分
・冬場:40分程度
お米を洗ってザルにあけてからが、お米の給水時間となります。お米を洗った時に表面に残った水分をこの時間に給水していきます。この時、夏場は早めに給水してくれるのですが、冬場は寒いためか給水に倍くらいの時間がかかるので気をつけましょう。
ポイント3:水の量
しっかり給水を行ってから炊飯器で早炊きをする場合、水の量は普通の量で構いません。しかしあまり給水時間をとれなかったような場合は、水の量を1.2倍にすると少しふっくらと仕上げることができます。
また、日本酒を1合につき小さじ1杯程度入れてもふっくら炊けます。どうしても給水時間がとれない、早炊きするしかないといった場合に覚えておくと楽でしょう。
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炊飯器の普通炊きと早炊きの違い
炊飯器の普通炊きと早炊きでは、炊飯器の炊飯の工程をいくつか短縮したりすることで、お米が炊き上がる時間を早くしているという違いがあると解説してきました。短縮されている時間は、主に2つです。
違い1:吸水時間
お米を洗った後、すぐに炊飯器に入れてしまう人が多いのではないでしょうか。炊飯器で普通にお米を炊く場合にはそれでも炊飯時に加熱して給水時間があるため、とくに問題になることはないでしょう。
早炊きですぐに炊飯してしまうと、給水できておらず炊飯器でも加熱して給水する時間を短縮されるため、充分な給水が行われずに炊きあがってしまうことがあります。早炊きは美味しくない、と言われる理由の1つです。
違い2:蒸らし時間
炊飯器での普通炊きでは、蒸らし時間もきっちりとった上ででき上がりの時間をお知らせしてくれますが、早炊きの場合はこの時間を短縮したりはぶいています。早炊きでは蒸らし時間が足りていないと考えられますが、すぐに食べたりしなければとくに問題ないことが多いです。
早炊きしてすぐに食べる場合は、「飯切り」をしてお米を釜の底から持ち上げるように全体を混ぜることで、均一にすることができます。
炊飯器の早炊きを賢く使おう
炊飯器の早炊き機能は、うっかりお米を炊くのを忘れていた時や時短で家事をしたい時にとっても役に立つ機能です。そのまま普通にお米を炊くように使ってしまうと美味しくないということもありますが、そこは給水をしっかりしておけば防げる可能性がかなり高いです。
炊き立てを食べたいけれど時間が限られているような場合は、あらかじめお米を洗っておいてたっぷりと給水タイムをとってあげてから、炊飯器で早炊きをしましょう。
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初回公開日:2018年11月27日
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