ナイフとフォークの持ち方・マナー・使い方・並べ方・置き方
更新日:2020年08月28日
ティースプーンをおコーヒーカップの中に入れっぱなしにしてはいけません。かき混ぜ終わったら、ソーサーに出して飲みましょう。
どんなに会話が弾んでも、ナイフとフォークを手に持ったまま相手を指してはいけません。すごく失礼なことです。また、喧嘩を売っているようにも見えてしまいます。
口の中のものに気を付けて!
あまり一度に口に食べ物を含んではいけません。どんなに空腹だったとしても落ち着いて食事をしてください。
口に食べ物を含んだままお話をするのは気を付けましょう。また、大口を開けて笑わないようにしましょう。口の中の食べ物を見せることは、周りに不快感を与えてしまいます。
覚えておきたい各国のナイフとフォークのマナー
洋食のマナーと一口に言っても、実は各国によって少しずつ違いがあります。日本の中にもその料理店が多いのが、特にフランス、イギリス、イタリアです。大きくは違いませんし、それまでに学んできたテーブルマナーで自信をもって食事をして構いません。念のため、各国のマナーを少しずつご紹介します。
フランス
スープの食べ方が違います。イギリス式では、手前から奥にスプーンを動かすのに対して、フランス式では、奥から手前へとスプーンを動かしてスープをすくいます。
食後のナイフとフォークの置き方も違います。フランスではナイフとフォークは3時の方向に揃えて並べます。ここまで徹底しなくても、日本のレストランで食事をするには問題はありません。
イギリス
一般的に洋食のマナーとして学ばれているものは、イギリス式であることが多くあります。ナイフとフォークの置き方やスープの食べ方に多少の違いはあるものの、イギリス式のテーブルマナーで十分に食事を楽しむことができます。
イタリアン
ナイフとフォーク、その他のカトラリーの使い方は、フランスやイギリスと変わりません。大きな違いはパスタ類の食べ方でしょう。イタリアではパスタを食べるのにスプーンとフォークで食べるようなことはしません。これは、小さな子供がやることです。パスタ類は右手にフォークを持って、フォークのみで食べましょう。
ボンゴレなどの貝類は、左に貝を持って、右手のフォークで外して食べます。ピザは手で取って食べてください。チーズや中身がこぼれてしまいそうなときは、フォークですくうように補助してください。
さあ、召し上がれ!
ナイフとフォークの使い方を中心に、レストランでの食事のマナーをご紹介しました。いかがでしたか。ナイフとフォークが上手につかえれば、どんなレストランだって物怖じせずに食事が楽しめます。堅苦しくならずに目の前の食事を楽しむためにも、日頃からナイフとフォークの使い方を練習しておくのもいいのではないでしょうか。
初回公開日:2017年12月21日
記載されている内容は2017年12月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。