ナプキンのテーブルマナー|置き方/折り方/使い方/たたみ方
更新日:2020年08月28日
テーブルマナーに欠かせないナプキンの役割
最近ではテーブルマナーをあまり知らない、という人が増えてきています。そんな中でも、スプーンやフォークなどの使い方は何となくわかるけれど、ナプキンのテーブルマナーがよく解らないという人が多いです。
今回は、そんなナプキンのテーブルマナーを詳しく紹介していきます。ナプキンをいつ使えばいいのか、どんな風に使うのが正しいのかを知らない人も、すでにテーブルマナーについて詳しい人も、ぜひ改めてテーブルマナーをおさらいしてみてください。
ナプキンのテーブルマナー
ナプキンのテーブルマナーと言えば、基本的には手をふく時に使ったり、料理のソースで服が汚れないようにするために使うものと思われがちですが、実はテーブルマナーでのナプキンの使い方はもっと細かく決まっています。
これから、その細かく決まっているナプキンのテーブルマナーを紹介していきます。マナーを知っている人も、意外と知らないことがあるでしょう。ぜひとも改めてナプキンのテーブルマナーを勉強してください。
折り方
ナプキンを取った後、どうしたらいいのか迷う人は少なくないでしょう。完全に開いてしまっていいのか、二つ折りにしたほうがいいのか悩んでしまいます。
基本的に、ナプキンをテーブルから取った後は、少しずらした状態で2つに折ります。三角に折っても、長方形の形になるように折ってしまってもどちらでも構いません。ただし、必ず少しだけ端をずらしておくのがポイントです。
ただし、ずらして畳むときにあまりずらしすぎてはいけません。見た目が損なわれて、マナーが悪いと思われてしまいます。
置き方
きちんとナプキンを折ったあと、そのナプキンをどこに置いておくのが正解かイマイチわからない、という場合もあるでしょう。基本的にはナプキンを折った後はお腹のあたりか膝の上に置いておくのがマナーです。
この時、本来はナプキンを折った輪っかのぶぶんを自分の方である手前に置くものとしている場合がほとんどですが、使用する際に使いづらい事から畳んだ端を自分の側においてもマナー違反にはなりません。自分の使いやすいように置いてください。
ナプキンを取るタイミング
さて、ナプキンの折り方と、どのように置けばいいのかを紹介しましたが、ナプキンを取るのは一体どういうタイミングで取ればいいのでしょうか。料理が全て運ばれた後でしょうか、それとも席についた瞬間でしょうか。
ナプキンを自分の膝にセットするタイミングですが、基本的には飲み物をオーダーした後にセットするのがテーブルマナーです。注意してほしいのは、このナプキンのセットは必ず料理が揃う前に行わなければいけないという点です。
使うタイミング
では、セットしたナプキンを使うタイミングはいったいどのような時でしょうか。基本的にナプキンを使う時は、口を拭きたい時、指を拭きたい時などに使います。
ただし、ナプキンを使う時に注意しなければならない事が一つあり、必ずナプキンを折ったその内側(裏側)で汚れを拭くようにしなければなりません。つかった後は汚れが内側になるようにしてまた折り、膝の上に乗せます。汚れが表側に来ないように、気をつけて使うようにしてください。
離席する場合のたたみ方
食事中に、やはり何らかのアクシデントなどでテーブルを離れなければならない場合があります。その場合に、ナプキンは席に置いていく事になるのですが、離席する際のナプキンのたたみ方にもテーブルマナーがあるので忘れないように覚えておいて下さい。
離席する際のナプキンのたたみ方は、軽くたたんで背もたれや椅子の上に置いておきます。あるいはテーブルの上に置いても構いませんが、この時、外から見て汚れが見えないように汚れを内側に折ることを忘れないようにしましょう。
ナプキンを使う際のNGなテーブルマナー
ナプキンを使う時に気をつけたいテーブルマナーを紹介しましたが、これから紹介するのはナプキンを使う際にやってはいけないNGを紹介します。
基本的には上記のテーブルマナーを気にしていれば、酷いテーブルマナー違反をする事にはならないでしょう。ですが、ちょっとしたNG行動を覚えておけば、さらにいい印象を相手に持ってもらえるので、ぜひとも頭の片隅にとどめておいてください。
ハンカチやティッシュを使わない
初回公開日:2018年01月04日
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