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生中のビールの量|大中小3種類のジョッキとビールの量

更新日:2020年12月22日

「生中のビールの量」をはじめ、いろいろなサイズのビールの量について紹介します。居酒屋などで「生中」を注文した時に、「いつもよりジョッキが少し大きいような気がする」などと感じた経験はありませんか。それには訳があります。知らないことも発見できるでしょう。

生中のビールの量|大中小3種類のジョッキとビールの量

「生中」のビールの量は

生中と呼んでいる「中ジョッキ」にもいろいろなサイズがあります。店独自で「生中」のサイズを決めています。以前は、中ジョッキと言えば500mlの店がほとんどでした。今でも古くからの店は500mlの「生中」を出してくれます。

しかし最近は、435mlが多く用いられているようです。容量は435mlですが、実際には泡の部分がありますので、例えば中ジョッキに注いだ時の泡が2割の場合は、ビールの量は約350mlとなります。また、多くの店では泡とビールの割合は、メーカー推奨の「3対7」にしています。この場合のビールの量は約300mlになります。

ジョッキの大きさ3種類のビールの量

飲食店や居酒屋などで生ビールを注文すると、ジョッキに注がれた生ビールが出てきます。ほとんどの店でサイズは、「大」、「中」、「小」と用意しています。

それでは、各サイズについて紹介していきますが、ジョッキのサイズは容器自体の容量を表すもので、実際のビールの量ではありません。実際のビールの量は、ビールメーカーが推奨する泡とビールの割合「3対7」を標準として、次に紹介するジョッキのサイズの後に括弧で表示しますので、参考にされたらいかがでしょう。

大ジョッキ

大ジョッキにも、「700ml(約490ml)」、「800ml(約560ml)」があります。クリアアサヒの大ジョッキは700mlですから、このサイズで出す店が多いでしょう。参考までに、記憶している方も多いでしょうが、昔の大ジョッキの容量は、「1000ml(1リットル)」でした。いまでも大ジョッキが1000mlの店があります。

中ジョッキ

中ジョッキには、「360ml(約250ml)」、「380ml(約270ml)」、「400ml(約280ml)」、「435ml(約300ml)」、「500ml(約350ml)」、とあります。

同じ「生中」を注文しても、これだけ出す店によってサイズに差があることが分かります。値段だけで「安い」、「高い」は決められなくなると言えるでしょう。

小ジョッキ

小ジョッキでは、アサヒビールの小ジョッキが「300ml(約210ml)」、キリンビールの一番搾り小ジョッキも「300ml」です。

こうして、「大ジョッキ」、「中ジョッキ」、「小ジョッキ」を見てきましたが、店によりサイズにかなりの差があることが分かりました。参考までに、昭和50年代までは、現在の「大ジョッキ」が「中ジョッキ」、「中ジョッキ」が「小ジョッキ」で「大ジョッキ」は今は姿を消した「1000ml」サイズです。

一日のアルコール摂取量がわかるので、つい飲みすぎるひとにおすすめです。大切な人へ健康への気遣いとしてのプレゼントとしても喜ばれます。分量も一目でわかりやすくなっています。

ジョッキの歴史

すでに明治時代には、ビアホールなどでビアジョッキでビールが提供されています。当時は日本酒などが主流ですからおしゃれな飲み物だったでしょう。

ビールは、薄いグラスで飲むよりビアジョッキのような飲み口に厚みがある方が、美味しいといいます。ビールを美味しく飲むための工夫が重ねられたことがわかります。

昭和50年代までは一回り大きかった?

昭和50年代までのビールジョッキは一回り大きく1Lのものや、500mlがあったといわれています。また、明治後期から流行したビアホールでは、注ぎ口がついたホーロー製やガラスのピッチャーでビールが提供されていました。

ジョッキはいつから使われていたのか

ジョッキが使われ始めたのは紀元前800年ごろからといわれていて、ドイツでは古代のビールジョッキが発見されています。日本では江戸時代後期からビールをコップで飲むようになりましたが、次第に大きさもさまざまなジョッキが誕生していきました。

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初回公開日:2018年01月25日

記載されている内容は2018年01月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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