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宅配ボックスの使い方|設置方法・オートロック・集荷

更新日:2020年08月28日

通販業界が加熱すると共に急激にニーズが高まる宅配ボックス。宅配ボックスの種類、使い方、設置の仕方や宅配ボックスのメリット、デメリットもご紹介致します。また、不在時の荷物の受け取りだけではなく別の便利な使い方もご紹介します。

宅配ボックスの使い方|設置方法・オートロック・集荷

オートロックのマンションの場合、宅配ボックスが設置されても、宅配業者さんはどうやって入るの。オートロックの意味はあるの。と疑問を持たれる方も多いと思われます。元々、宅配ボックスはマンションの共有部分に設置されます。郵便ポストと同じで郵便配達員や新聞配達員のように共有部分へは入ることが可能な所が多いです。

共有部分でも入れないマンションなどは、階下のインターフォンから部屋番で呼び出し宅配ボックスに入れておく場合もありますし、管理人さんが全て受け取ってくれるところもあります。それぞれのマンションによって規約が違いますので各自ご確認下さい。

宅配ボックスのカードキーの使い方

宅配ボックスには通常ロックがかかっています。そのロック方法は大きく分けて二種類あり、一つは暗証番号方式、もう一つはカードキー式です。上記の基本的な荷物の取り出し方に記載したものは暗証番号方式のものですのでご参照下さい。

ではカードキータイプとはどういうものでしょうか。カードキータイプでも2タイプあり、カードを直接宅配ボックスに差し込んで認証するタイプと、カード自体をかざして認証するタイプがあります。カードキーの使い方が違うだけで根本の仕組みは同じです。

※カードの使い方については、それぞれのメーカーにより多少異なりますので、各メーカーホームページをご参照下さい。

暗証番号方式は番号を覚えておかないといけませんがカードタイプはその必要がありません。基本的には暗証番号式と使い方は同じで、暗証番号の代わりにカードを差したり、かざして認証しロックを解除します。

では、暗証番号でロックを解除するのと、カードキーで解除する場合とどこに違いがあるのでしょうか。まず、暗証番号の場合はセキュリティ面で少し弱くなります。適当に押したり他人の不在票を目にしたことで暗証番号を盗まれる恐れもあります。カードキーの場合、その心配はありません。

しかし、カードキーの場合はロックを解除する際カードを持っていないと開けることができません。いつも常備しておくのも不便です。それぞれのメリット、デメリットがありますので、購入したいマンション、また借りたいマンションに宅配ボックスが設置されている場合は、どのタイプのものか確認しましょう。

宅配ボックスを製作しているメーカーにより、多少使い方も異なりますので、使い勝手の良い所を選ぶのもコツです。

不在の時に便利だけど受取印はどうやって押すのか

多くは宅配ボックスを設置している時点で、宅配ボックスに入れたことで配達完了となりますので印鑑は必要ないという概念です。また、宅配ボックスが設置されているマンションでは管理会社が捺印したという意味で、荷物を入れたときに印鑑が自動的に押されるシステムを搭載しているものがあります。

また、レシートが自動発行され、それが受領の証明になる宅配ボックスもあります。機械が故障時やレシートが発行された時の印鑑が薄いときは配達員さんが荷物を入れてしまってから後日伝票に印鑑だけもらいにくる場合もあります。

宅配ボックスは集荷でも使えるのか

荷物を受け取るのに便利な宅配ボックス。宅配ボックスの使い方は受け取りだけでしょうか。荷物の集荷はしてもらえるのでしょうか。受け取りをする時の宅配ボックスの使い方はどうするのか説明いたします。

ヤマト運輸の場合

佐川急便の場合

佐川急便でも通常の宅配便、航空便などの集荷が宅配ボックスで可能となっています。ただし、メール便やクール便は対象外です。また、重量や個数にも規制がありますので必ず運送会社に確認しましょう。料金の支払い方法は、後日請求書が送付されてくるかクレジットカードによる引き落としになります。

マンションや個人宅だけではない宅配ボックスの使い方

マンションや個人宅に宅配ボックスがついていない方々が気軽に利用できるように、近年では駅前や駅構内に宅配ボックスが設置され始めています。使い方も簡単です。例えば通販で買い物をしたとします。その後、自宅に宅配ボックスも設置しておらず不在票が入ってもなかなか再配達の依頼もできない、コンビニもとおり道にない、その時に帰り道の駅で受け取れたら便利です。

では、どのように受け取れるのか。まずは再配達の依頼をその駅に設置されている宅配ボックスに指定します。宅配業者は指定の宅配ボックスに荷物を入れて暗証番号を設定します。その暗証番号をメールで受け取り宅配ボックスに入力すると荷物が受け取れる仕組みです。使い方は簡単で非常に便利ですがまだまだ設置場所も少ないので、これからどんどんニーズが高まり当たり前に何処の駅でも受け取れるようになるでしょう。

宅配ボックスのトラブルを減らすためには

・宅配業者にきちんと使い方を把握してもらう
メーカーによって宅配ボックスは多少使い方が違ったりしますので、きちんと把握してもらうことでトラブルは減ります。お互い気持ちよく使うにはこの基本が大切です。

・集合住宅では管理をきちんと
月に一度位は開けていない宅配ボックスを開けるなどの管理をしてもらいましょう。

・盗難などの事故は自己責任で
絶対に盗られては困る物などは手渡しで受け取るようにしましょう。宅配ボックスは便利ですが手渡しに勝るものはありません。

・セキュリティ代わりに使いましょう
女性の一人暮らしなどは危険ですので、宅配ボックスを利用しましょう。使い方によっては身を守ってくれるアイテムです。

このように使い方を工夫すればメリットの多い宅配ボックス。宅配ボックスを使う配送業者、それを設置する消費者共、お互いウィンウィンになれるものはなかなかありませんので、有効に活用しましょう。

今やオプションではない宅配ボックス

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初回公開日:2017年10月18日

記載されている内容は2017年10月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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