【大きさ別】家の解体にかかる費用の相場・お祓いの費用
更新日:2020年08月28日
大きさ別家の解体にかかる費用の相場
新しく家を建て替えたい、また後に住む人がおらず、家が傷んでしまい、解体して更地として売りに出したいなど、今ある家を解体する必要が出てきた時に、気になるのが解体費用です。
解体費用を決める際に、参考となるのは「建物の構造」、「家の建坪」、これにその家が建っているエリアです。ただし都心だから高くなるという単純なものではなく、住宅密集地である場合、庭が大きく植木がたくさん植えられている場合、平地や高地に家が建っている場合など、家によって金額は変わってくるということを覚えておきましょう。
今回は東京エリアで、一般的な住宅について解体費用をご紹介します。
20坪
東京エリアでの解体費用の相場は、20坪台の場合、坪単価は4万円前後となります。木造の2階建て住宅の場合、重機での解体をお願いすると、平均して120万円ほど解体費用にかかることになります。
解体時に重機ですべて解体するか、特定の場所だけは、手作業などで依頼主が加わりたいとした場合にも、解体費用には違いが出ます。
30坪
30坪台になると、20坪よりも少し費用が下がり、坪単価で3.7万円程度になります。ただし坪数が大きくなる分、トータルの費用の相場は重機のみでの解体をお願いした場合、150万円前後となります。
50坪
30坪台から50坪台の解体費用の相場は、東京エリアでは坪単価は3.7万円で変わりませんが、50坪になると家だけでなく、庭やカーポートなども付属している場合が多く、家だけの解体であれば150万から170万円程度ですが、その他にも解体をお願いすると倍以上の費用がかかることも考えておく必要があります。
100坪
100坪の家を解体する場合、坪単価は3.2万円前後ですが、家の構造によっても解体費用がかかるため、300万円以上の費用が発生します。
ただし解体費用の坪単価は、75坪以上からは坪単価に変化はありませんので、解体費用は単純に坪単価が増えればそれだけ費用も増えると考えておきましょう。
解体費用は家を壊す費用だけではない
解体費用は単純に家を壊す際にかかる費用と考えてしまいがちですが、壊す際に必要となる重機の費用など工事に関する費用だけでなく、役所に提出する書類に関する費用、解体した後に出るゴミの処分費用など多岐にわたります。
さらに門扉や塀がある場合などは、家の解体費用とは別に費用がかかりますので、家の坪数による解体費用はあくまでも目安で、解体費用は家ごとに違いがあるということも忘れないようにしましょう。さらに業者にお願いする場合には、その費用の内訳を詳しく説明してもらうようにしましょう。
家の解体のお祓いの費用
家を建てる時に行う地鎮祭と同じく、家を解体する際にもお祓いをするのが一般的です。ただしこれは物や自然に神が宿っているとする神道の考え方から来るものであり、かならずお祓いをしなければならないという決まりはありません。
お祓いには、今まで住んでいた家に感謝をすると共に、解体工事が安全に無事行われるよう願う意味もあります。そのため、親族の中で「お祓いをした方がいい」といった意見があれば、それを尊重すべきですし、万が一何か起きた時に「お祓いをしておけば良かった」と後悔することのないよう、お祓いをしておくという考え方もあります。
また解体工事後にすぐに新築工事をする場合、地鎮祭と同時にお祓いを行うといったことも増えていますので、今後のことも考え、家族や親族と相談の上決めるといいでしょう。
費用については決まりはありませんが、相場としては3万円から5万円ほどになります。
家の解体で更地にする費用の相場
空き家になってしまった家を売る場合、家の築年数が20年以下である場合は、中古物件として売り出す方法もありますが、すぐに売れない場合は家が傷んで周囲に迷惑をかけてしまう可能性があります。また庭がある場合は、庭木が伸びて荒れてしまうこともあります。
こういったことを踏まえ、家を解体して更地にして土地を売りに出す方法があります。中古物件として販売するよりも、土地によっては更地として売り出す方が買い手が付きやすい場合もあります。
更地にする場合は、解体した後に更地にするということなので、費用の目安は解体費用とイコールと考えて問題ありません。ただし更地にして土地を売り出した場合、すぐに買い手が付かなければ、固定資産税が家を建てていた時から3倍から4倍に増えてしまいますので、注意が必要です。
平屋の家の解体の費用の相場
初回公開日:2018年01月10日
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