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【大きさ別】家の解体にかかる費用の相場・お祓いの費用

更新日:2020年08月28日

空き家になった実家や、家の建て直しなどで必要になってくる解体費用ですが、一般的な相場は単純に家の解体だけの費用であるため、実際に見積もりを取ってもらうと費用が意外にかかってしまったということも起こりがちです。そこで解体にかかる費用について、詳しくご紹介します。

【大きさ別】家の解体にかかる費用の相場・お祓いの費用

平屋だと2階建て住宅よりも床面積が小さい印象があるため、解体費用も安くなると考えがちですが、実際には基礎の状態や、屋根の瓦の量などによって、作業にかかる手間に違いが出てきます。そのため、平屋の40坪と、同じ40坪でも、2階建ての場合は1階と2階が20坪ずつになりますので、この場合は平屋の40坪の方が基礎部分が広いために、割高になってしまいます。

さらに平屋でも築年数によっては、基礎を壊す費用が割高になる場合、またアスベストを使用している場合は特殊な工事が必要となる場合もあります。老朽化した家の場合は、重機で解体すると倒壊してしまう恐れがあるため、手作業で解体する必要があるなど、家の状態によっても解体費用には違いがあるため、相場よりも高くなる可能性があります。

ただしそれほど築年数が経っていない家であれば、小型重機で解体が可能なので、平屋の方が解体費用が抑えられる場合もあります。

解体費用を安く抑えるには?

解体費用に費用がかさむため、解体せずそのまま買い手が付くまで放置した方がいいのでは、と考えてしまいがちですが、空き家は考えている以上に傷みが進行してしまい、近隣とのトラブルになってしまう可能性があります。そうなると単純に解体する以上の費用がかかってしまいますので、できれば家族や親族と相談した上で解体する方向で考えておくといいでしょう。

解体費用については、いくつかの業者に見積もりを出してもらうと共に、自分でも坪単価などについて下調べをしておく必要があります。また、解体した後に出るゴミの処分にかなり費用がかかることも忘れないようにしましょう。家の中に全く物がない状態で解体をお願いする場合と、家の中の物もすべて一緒に解体してもらう場合とでも、費用には違いが出てくることも覚えておきましょう。

こんな業者には注意

解体作業には、家だけでなく倉庫の撤去やカーポートの解体や撤去をお願いする場合にも別途費用がかかりますので、「すべてまとめていくら」といった見積もりよりも、かかる費用を個別に教えてくれる業者の方が信頼できます。解体後のゴミのトラブルも多いので、周囲の評判なども参考にするといいでしょう。

かならず現地に脚を運び、家の中まで見た上で、見積もりを出してくれる業者を選ぶようにします。電話やHP上だけで見積もりを出す、また安すぎる見積もりを出す業者には注意しましょう。

解体する時に必要となる手続き

解体してくれる業者が代わりに手続きをしてくれる場合がほとんどですが、自分でできる手続きは自分ですることも費用の削減になります。

・解体届け
建築延べ面積が80平方メートル以上ある建物の場合は、各市町村に届け出る必要があります。

・ガス、水道、電気、電話撤去届け
事前に連絡をしておきましょう。業者との兼ね合いもありますので、自分で連絡をする際には業者に了解を取っておく必要があります。

・減失登記
解体工事の後に、法務局に届け出ます。自分で届け出る場合には、解体を請け負った業者に「解体証明書」を発行してもらうようにします。

業者に代行でお願いする場合でも、きちんと手続きが行われたかは自分自身で確認しましょう。

トラブルにならないよう家をスムーズに解体しよう

家の建て替えなどで必要となってくる解体作業ですが、考えていた以上に費用がかさんでしまうので、どうにか安くできないか考えてしまうということも多いのではないでしょうか。

解体作業自体にはそれほど費用に差はありませんが、家の形状や庭などの状態によっては、追加料金がかかってしまう場合があります。自分自身で解体作業を行うことは危険ですので、信頼できる業者を選んで、作業をお願いするようにしましょう。

さらに近隣とトラブルになると、今後の土地を売り出す時にも影響しますので、解体作業時には近隣にも理解を得た上で作業を進めるようにしましょう。

初回公開日:2018年01月10日

記載されている内容は2018年01月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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