【地域別】家を建てる費用の相場・頭金・安くする方法|田んぼ
更新日:2020年08月28日
東京は全国に比べると最も土地取得費用が高く、東京の中だけでも住む場所が少し変わるだけで相場が大きく変わってきます。しかし東京でも坪単価が安いところは100万円前後が多く、高くなってくると1000万円クラスになってきます。
東京都の土地取得費用は3239万円、建設費が2400万円、費用合計の相場が5600万円です。
紹介した北海道と比べると明らかに、土地取得費用が高く、費用の合計金額の大幅な差が現れます。
坪別の家を建てる費用
坪別の家を建てることは、どこに家を建てるかということが大きなポイントになってきます。全国でも坪単価が安い場所もあれば、高額な場所もあります。家を建てる前に住みたい場所の坪の価格を知っておくことが大切でしょう。
全国の坪単価の平均は66万円です。東京都の中央区や千代田区、渋谷区、港区などが1000万円クラスで全国でも特に坪単価が高く、大阪府では中央区が圧倒的に高く718万円です。また、続いて神奈川県横浜市で80万円、京都下京区では79万円、愛知県名古屋市で56万円となっています。
となると、坪単価+建設費用が家を建てる際に必要な価格ですから、東京都では約5500万円、大阪府では約4200万円、神奈川県では約4700万円、京都府では約3800万円、愛知県では約4400万円が坪別で家を建てる際の相場です。
坪の価格は同じ県内でも変わってくる
坪の単価は、同じ東京都でも高い場所もあれば安く手ごろな価格な場所もあるため、坪別で家を建てる際の相場はとてもざっくりとしています。大体が、一番高い値段で相場としてあげているため、東京都はとても高いと思う方も居るでしょう。ですが、同じ東京都でも場所が違うだけで、150万円や78万円などと坪単価も手の出しやすい価格の場所があります。
これは、東京都に限らず全国に相当します。特に大阪府などでは最高坪単価が718万円ですが、23万円や15万円などとても手の出しやすい価格の場所もあることを覚えておいておくと良いでしょう。
しかし、実際に名の知れている地域や観光スポットなどの近くは坪単価も大きく跳ね上がっていることがわかります。家を建てる前にしっかりと坪単価をリサーチしておくことが大切です。
田んぼに家を建てる費用
田んぼに家を建てるには、普通ある土地に家を建てるのとは少し違ってきます。まず、田んぼを埋め立てることから始まります。となると、土木業者に宅地造成工事をしてもらう必要があります。
一般的に田んぼに家を建てると土地が沈みやすいということや、液状化しないかなど心配の声が多くみられますが、しっかりと工事や地盤調査をしていれば問題ありません。
田んぼに家を建てる費用は、建築費+宅地造成工事費が加わってきます。だいたい200万円ほど追加で掛かってくると予想しておくと良いでしょう。また、地盤や田んぼの状況により宅地造成工事の費用が変わってくることがありますので、土木業者かハウスメーカーに問い合わせることが良いでしょう。
憧れのマイホームを現実に
憧れのマイホームを建てることは簡単なことではありませんが、家を建てる際の費用の相場や平均から、頭金の相場や場所別の坪単価などを知っておくと、これから家を建てる方や建売住宅を購入する際などに失敗することなく憧れのマイホームを手に入れることができるでしょう。
初回公開日:2017年12月29日
記載されている内容は2017年12月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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