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2018年02月07日

【大きさ別】家の建て替えの費用の相場・リフォームとの比較

自分の家が出来上がった時の感動は、子供の誕生と同じくらい嬉しいものですが、暫くすると家の存在と共に維持費用も忘れてしまいがちです。家の手入れを怠ると老朽化が進み建て替えの時期が早まりますので、定期的な手入れと修繕費用の積み立てを忘れてはいけません。

【大きさ別】家の建て替えの費用の相場・リフォームとの比較

家の建て替え費用の平均相場

【大きさ別】家の建て替えの費用の相場・リフォームとの比較

新築の家(マイホーム)に住み始めると、しばらくの間は藺草(いぐさ)が発する独特の「畳の臭い」が漂ってきて、改めて新生活のスタートを切ったわくわく感を実感します。

さて、今まで住んでいた家を解体し新築の家に建て替えを行うためには、クリアーしなければならないさまざまな問題がありますが、その中でも取り分け「費用の問題」が大きく立ちはだかります。一体、どれくらいの費用が必要なのかを考えてみましょう。

家の建て替えの概算費用の内訳

老朽化した家を取り壊しから家を新築する場合は、一般的に大きく分けると以下のような費用が発生します。

(1)本体価格(材料費・設備費・工事費など)

(2)付帯工事費用(解体費・地盤改良費・外構工事費など)

(3)諸費用(住宅ローンや登記費・引っ越し費・仮住居費など)

従って、家の建て替えを行う場合は、事前に上記(1)~(3)に要する概算金額をよく理解し把握しておくことが必要です。

坪単価

【大きさ別】家の建て替えの費用の相場・リフォームとの比較

家の建て替えに当たり、金額が一番大きく掛かるのは本体費用ですが、一般的に家の大きさや間取りなどを参考に「坪単価」を目安にします。この坪単価とは、家を建てる際の「1坪当たりの価格」のことを意味し、「坪単価=本体価格÷延床面積」で計算します。

例えば、25坪の家を建て替えた際に本体価格が1,200万円とした場合は、「1,200万円÷25坪=48万円」となります。この坪単価を参考に、工務店などと相談して最終的に部屋の大きさや間取りを決定します。

建て替え費用「1,000万円」のケース

【大きさ別】家の建て替えの費用の相場・リフォームとの比較

家の建て替えを計画にあたり、工務店に以下のような要望を伝え検討して貰いました。

(1)延床面積:約25坪(82.5m2)

(2)間取り:3LDK(寝室/8畳・洋室/6畳・和室/6畳・LDK/10畳・浴室・WCなど)

(3)階数:1階建て

その結果、間取りの要望はほぼ叶えて貰いましたが、本体価格は1,000万円を超過してしまい、以下のような提案を受けました。

(1)本体工事費:1,020万円(約37.5万円の値引き含む)

(2)坪単価:45万円(1,057.5万円÷23.5坪)

(3)延床面積:25坪→23.5坪(1.5坪の縮小)

(4)建築工法:在来工法(木造軸組工法)

部屋の間取りに大きく変更がなかったので、この結果をもとに工務店と「工事請負契約」を取り交わしました。

「大きさ別」家の建替え費用の相場

【大きさ別】家の建て替えの費用の相場・リフォームとの比較

家の建築工事費の大まかな目安に「坪単価」がありますが、一般的には小さな家ほど相対的に高くなります。ただ、この坪単価は全国的に統一された基準がないため、地方によって大きな開きがあるのが実情です。

ちなみに、「住宅金融支援機構」の調査データによると、最も高い東京が70万円超、最も安い宮崎県が40万円台と大きな開きがあります。また、工務店やハウスメーカによってもバラツキがありますので、入念な事前調査が必要です。

建築工法と坪単価の相場

【大きさ別】家の建て替えの費用の相場・リフォームとの比較

家の工事費の目安となる坪単価は、基本的に使用する「材料」や「工法」によって価格が変動しますが、主要な工法の特徴と平均的な坪単価は以下のようになっています。

(1)従来工法(木造軸組工法):坪単価(30~50万円)

構造指針が曖昧なところがあり、工務店や大工の経験度に左右されやすい面があり、将来的に「きしみ」や「傾き」などの欠陥が現われます。

(2)ツーバーフォー工法(木造枠組壁工法):坪単価(50~65万円)

在来工法と比べると約2倍程度の耐震性を持つところが特徴です。工場で部材が組み立てられるので標準化が進み、大工の技量に左右されず安定した品質が期待できます。

(3)プレハブ工法(軽量鉄骨造):坪単価(55~75万円)

工業化が進み安定した品質が確保できることと、在来工法の「筋交い」の代わりに「ブレース」で耐震性を高めるところにあり、大震災でも倒壊しないことが証明されています。

10坪の家の建て替え費用の相場

建坪「10坪」の家の建築費(工事費のみ)は、以下のとおりです。

(1)在来工法の場合

平均坪単価を40万円とすると10坪の家の建て替え費用は、40(万円)×10坪=400(万円)となります。

(2)ツーバイフォー工法の場合

平均坪単価を55万円とすると10坪の家の建て替え費用は、55(万円)×10(坪)=550(万円)となります。

(3)プレハブ工法の場合

平均坪単価を65万円とすると10坪の家の建て替え費用は、65(万円)×10(坪)=650(万円)となります。

20坪の家の建て替え費用の相場

建坪「20坪」の家の建築費(工事費のみ)は、以下のとおりです。

(1)在来工法の場合
平均坪単価を40万円とすると20坪の家の建て替え費用は、40(万円)×20坪=800(万円)となります。

(2)ツーバイフォー工法の場合
平均坪単価を55万円とすると20坪の家の建て替え費用は、55(万円)×20(坪)=1,100(万円)となります。

(3)プレハブ工法の場合
平均坪単価を65万円とすると20坪の家の建て替え費用は、65(万円)×20(坪)=1,300(万円)となります。

30坪の家の建て替え費用の相場

建坪「30坪」の家の建築費(工事費のみ)は、以下のとおりです。

(1)在来工法の場合

平均坪単価を40万円とすると30坪の家の建て替え費用は、40(万円)×30坪=1,200(万円)となります。

(2)ツーバイフォー工法の場合

平均坪単価を55万円とすると30坪の家の建て替え費用は、55(万円)×30(坪)=1,650(万円)となります。

(3)プレハブ工法の場合

平均坪単価を65万円とすると30坪の家の建て替え費用は、65(万円)×30(坪)=1,950(万円)となります。

40坪の家の建て替え費用の相場

建坪「40坪」の家の建築費(工事費のみ)は、以下のとおりです。

(1)在来工法の場合

平均坪単価を40万円とすると40坪の家の建て替え費用は、40(万円)×40坪=1,600(万円)となります。

(2)ツーバイフォー工法の場合

平均坪単価を55万円とすると40坪の家の建て替え費用は、55(万円)×40(坪)=2,200(万円)となります。

(3)プレハブ工法の場合

平均坪単価を65万円とすると40坪の家の建て替え費用は、65(万円)×40(坪)=2,600(万円)となります。

50坪の家の建て替え費用の相場

建坪「50坪」の家の建築費(工事費のみ)は、以下のとおりです。

(1)在来工法の場合

平均坪単価を40万円とすると50坪の家の建て替え費用は、40(万円)×50坪=2,000(万円)となります。

(2)ツーバイフォー工法の場合

平均坪単価を55万円とすると50坪の家の建て替え費用は、55(万円)×50(坪)=2,750(万円)となります。

(3)プレハブ工法の場合

平均坪単価を65万円とすると50坪の家の建て替え費用は、65(万円)×50(坪)=3,250(万円)となります。

60坪の家の建て替え費用の相場

建坪「60坪」の家の建築費(工事費のみ)は、以下のとおりです。

(1)在来工法の場合

平均坪単価を40万円とすると60坪の家の建て替え費用は、40(万円)×60坪=2,400(万円)となります。

(2)ツーバイフォー工法の場合

平均坪単価を55万円とすると60坪の家の建て替え費用は、55(万円)×60(坪)=3,300(万円)となります。

(3)プレハブ工法の場合

平均坪単価を65万円とすると60坪の家の建て替え費用は、65(万円)×60(坪)=3,900(万円)となります。

家のリフォームと建て替えの費用の違い

【大きさ別】家の建て替えの費用の相場・リフォームとの比較

家の「建て替え」と「リフォーム」の費用を一概に比べるわけにはいきませんが、大雑把にいえばリフォームに比べ建て替えの方が高額になります。なお、建て替えの場合は初期費用が掛かりますが維持費用が少なくなり、リフォームの場合はその逆になります。

ちなみに、家の建て替えは、十分使える構造体や部材なども全て解体しますので、余分な解体費用や廃棄物の処分費用、あるいは引っ越し費用・仮住まいの費用・登記費用などの諸費用が発生します。

一方の家のリフォームは、使える部材は再利用するので廃棄物が少なく、一般的に順次工事が可能なので引っ越しも不用となり、大幅な費用削減が可能となります。ただ、工事が煩雑で長期化するので、いわゆる本体工事費(坪単価)がアップするデメリットがあります。

「転ばぬ先の杖」の諺

【大きさ別】家の建て替えの費用の相場・リフォームとの比較

マイホームも築年数が30年以上経過するに伴って老朽化が進み、いずれ思い切った外科的手術を行う時期がやってきます。

同じマイホームでも分譲マンションなどの場合は、毎月一定額の「修繕積立金」が徴収されます。これは、約10年ごとに行う建物の「大規模修繕」に充てる費用のとですが、持ち家のマイホームに住んでいると、ついつい疎かになっていることが多いといえるでしょう。

ちなみに、外科的な手術のやり方には、部屋のインテリアや水回りを刷新する「リホーム」、部屋の構造や間取りを大きく替える「リノベーション」、家を一旦取り壊して更地としてから「全面改築(新築)」するなどの方法がありますので、マイホームを手に入れたら修繕費用は自分持ちであることを肝に銘じておかなければなりません。

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