家を建てる費用の平均・頭金の相場|土地あり/農地/田んぼ
更新日:2020年08月28日
家を建てる費用の内訳
家を建てるための費用の内訳は、本体工事費と付帯工事費そして諸費用に内訳されます。この3つの費用を詳しく見てみましょう。
本体工事費
本体工事費には、総費用の約8割程度の費用がかかると言われています。その内訳は基礎工事、家の骨組み、内装、外装、設備などの家の本体にかかる工事費用です。本体工事費には、庭やパーキングスペースなどの費用は含まれません。
付帯工事費
建物本体以外の工事にかかる費用の事を付帯工事費と言います。付帯工事費は外構工事と言ってフェンスやゲート、アプローチ、庭の植栽などをはじめ、屋外給排水工事、解体工事や地盤改良など、専門家に依頼する工事費用の事です。
付帯工事日は、一般的に総費用の約2割程の費用がかかると言われています。
諸費用
住宅ローン手数料、登記費用、火災保険などの保険各種、不動産取得税、固定資産税やその他、家を建てるにあたっての調査費など、家の工事以外にかかる費用の事を指します。
総費用の1割程が諸費用としてかかりますので、家を建てる予算内に入れておきましょう。
家を建てる費用の計算方法
本体価格が2,000万円で、延床面積が40坪の家の坪単価を計算した場合ですが、2,000万円÷40(坪)=50万円(坪単価)になります。この坪単価が家を建てる時の費用の目安になるのですが、この坪単価に含まれる費用は専門業者によっても違ってきますので、家を建てる費用の基準として坪単価だけを見ないようにしましょう。
無理のない予算の決め方
家を建てる場合にまず行うのは予算を決める事です。しかし、どのようにして予算を決めれば良いのかわかりません。一般的に予算は年収の5倍までにすると、家を購入したり建設するのに無理をしなくても良いとされています。
家を建てるための予算は、年収の5倍+用意できる頭金-諸費用として計算すると大体の予算がわかります。諸費用を5%とし、年収1年分を頭金にした場合の予算を出してみると以下のような数字になりますので、参考にしてみてください。
年収400万円の場合
400万×5+400万–諸費用120万=2280万
年収600万円の場合
600万×5+600万–諸費用180万=3420万
理想の家を建てるために
家を建てる費用の相場は、今後マイホームを手に入れようとしている人には大いに気になるところです。家を建てるためにいくら用意すれば良いのか、住宅ローンの目安などがわからないと、プランを立てる事ができません。家を建てるための計画は長いスパンで焦らずじっくり、間違いのないように行いましょう。
初回公開日:2018年01月17日
記載されている内容は2018年01月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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