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固定電話の必要性|一人暮らし/法人/新築/子供/戸建て

更新日:2020年08月28日

数十年前は、各会社や各家庭に必ずと言っていいほどあった固定電話ですが、携帯電話を持つ人が増えるに従って固定電話を使わない人も増えてきました。固定電話は本当に必要なのでしょうか。会社や家庭、一軒家や一人暮らしなど状況別に解説していきます。

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固定電話は子育て中の安心できるアイテム

近年、携帯電話やスマートフォンを持っていて事件に巻き込まれる子供が増えています。小さい子供にはまだ携帯電話やスマートフォンをを持たせていない、必要ないと考えている家庭もあるでしょう。

近所に信頼できる人が住んでいたり、実家が隣にある場合は緊急の時にも安心ですが、核家族化が進んでいるため、子供だけで留守番させるときは電話がなければ心配です。このような状況の家庭には、子供との連絡ツールとして固定電話が必要といえます。

固定電話は、ボタンが大きく押しやすいためかけ間違いも少なく、小さい子供にも使いやすくなっています。震災時にもつながりやすく、警察や消防にも連絡しやすいというメリットがあり安心です。

戸建てに固定電話は必要?

戸建てで固定電話を設置ししている家庭は、携帯電話の普及前から固定電話を使っているという人も多いのではないでしょうか。NTTの電話加入権を購入済みなら月額の基本料金が1500円前後と家計の負担が少ないため、近所の人や友人に家の電話番号を伝えていて今更外せない、外すのが面倒と感じてそのまま使い続けていることもあります。

FAXを使う人が固定電話を置いていることもあります。最近では、メールでのやり取りやインターネットを使ってFAXを送ることもできますが、紙を送信して、紙で受け取る従来のFAXはどこか安心感があり、インターネット環境に慣れていない人には簡単で便利な通信方法です。

戸建てには、必要性はあまり高くなくても、生活の一部として固定電話が設置されていることがあります。

個人事業主には固定電話が

お店の電話番号が携帯電話の番号なら、本当にその場所にお店が存在するのかと疑ってしまうことがありますが、お店に固定電話の番号があると安心でき、信頼できる事業主との位置づけになります。

個人で事業をするとき、固定電話はお店の存在を示すものでもあります。NTTの固定電話なら地域によって番号が決まっているため、電話番号を聞くだけでお店の場所に検討が付きます。

固定電話は個人事業主向けのプランもあり、ナンバーディスプレイや転送機能など便利なオプションサービスも利用できるようになっているので、事業を始めるとき、固定電話の必要性は高いでしょう。

会社には固定電話が便利

社員にも一人一台の携帯電話を貸しだす会社が増えています。どこにいても直接電話できる携帯電話は本当に便利なものですが、会社に固定電話がなければ名刺にも携帯電話の番号だけしか記入できず、信頼性に欠けて印象が悪くなってしまします。

携帯電話は打ち合わせ中や休憩中にかかってくると、やっていることを中断して電話に出なければいけないので困ってしまいます。そんな時は固定電話があると、社員がだれでも電話に出ることができ、担当者は離席中、または打合せ中などと説明してもらえるので助かります。

また、固定電話にはセールスなどの電話もかかってくることがあります。セールスというと嫌なイメージはありますが、電話帳やHPで事業内容を見て、その会社に合う内容を提案してくれます。プランを紹介してもらえたり、セールスマンとの会話で新しい情報をもらえるのでお得な面もあります。

社内間の連絡用としても便利

連絡がスムーズな会社は仕事も早く進むみます。携帯電話で話している間に違う人からの連絡や、社内間で担当者へちょっとしたことを連絡したい時もあるでしょう。そんなときは、固定電話と携帯電話を併用して使えば、電話のつながりにくさを軽減できます。また、社内間で内線や転送機能も使えるので便利です。

かかってきた電話を受付が取次ぎ、担当者に内線で電話に出られる状況か聞いてから電話を回すこともできます。本人が電話に出られなくても社内のだれかが電話に出てくれることで、かけた人は自分の要件を聞いてもらえたことで安心します。顧客対応もスムーズなので会社には固定電話の必要性が高いと言えそうです。

固定電話と携帯電話を使い分けよう

携帯電話が普及して、固定電話は不要と考えられがちな時代になってきましたが、固定電話の機能と役割は携帯電話にはできない使い方もあり、今も固定電話を使い続けている人や会社は多数あります。

携帯は持ち運びに便利ですが、相手がどこにいて何をしているのかわからないというデメリットがあります。その点、固定電話は市外局番などの電話番号でおおよその場所の検討が付きます。

事業を始める人や会社では、その場所にお店や会社があるという安心感を与え信頼されるというメリットがあります。従業員の共通の電話として、または社内の連絡用ツールとしても活用できるので便利です。

個人では、一人暮らしや大人ばかりの家庭では固定電話の必要性は少ないと言えますが、小さい子供のいる家庭では固定電話があったほうが暮らしやすいと言えます。引っ越しなどの機会があれば、固定電話の必要性について考えてみるとよいでしょう。

初回公開日:2018年04月12日

記載されている内容は2018年04月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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