唐辛子の育て方|家庭菜園での栽培のコツとは?プランター・害虫駆除
更新日:2025年03月05日


プランター栽培では隣りの苗と枝が干渉してしまい日当たりが悪くなるので、主枝1本と一番花の下の枝を2本残し3本立てとしましょう。トウガラシは地中に根を浅く張るため、乾燥にはめっぽう弱い野菜です。水やりは朝と夕方の2回、たっぷりと灌水してやりましょう。
果実がつき始めたら1株あたり2週間に1回追肥を行いましょう。1回あたり化成肥料を約10g程度を株の周囲にばら撒いて用土と軽く混ぜ合わせるようにして与えます。
果実がつき始めたら1株あたり2週間に1回追肥を行いましょう。1回あたり化成肥料を約10g程度を株の周囲にばら撒いて用土と軽く混ぜ合わせるようにして与えます。
唐辛子を栽培するときの注意点3:収穫時
トウガラシは植え付けてから1か月半から2か月後、開花してからだと2週間~3週間で収穫の適期となります。赤く色づいたものから順次収穫していきましょう。1本づつ切り取るか枝ごと切り取っても構いません。
収穫したトウガラシは風通しの良いところで乾燥させれば長期保存が可能です。また、葉トウガラシとして利用する場合は、果実が青く小さいうちに茂っている葉を収穫しましょう。
収穫したトウガラシは風通しの良いところで乾燥させれば長期保存が可能です。また、葉トウガラシとして利用する場合は、果実が青く小さいうちに茂っている葉を収穫しましょう。
唐辛子が害虫で弱ってしまったときの対処方法

唐辛子には、モザイク病というものがあり、このウイルスが発生する主な原因には、アブラムシとされています。アブラムシが病気になった株の汁液を吸い、健康な株に移動して汁液したときに健康な株が感染してしまうということが挙げられています。
ウイルス・モザイク病の治療法がありません。もしウイルス・モザイク病に感染してしまっていたら健康な株への被害を抑えるために完成した株は焼いて処分して下さい。
ウイルス・モザイク病の治療法がありません。もしウイルス・モザイク病に感染してしまっていたら健康な株への被害を抑えるために完成した株は焼いて処分して下さい。
初心者が唐辛子を栽培するときにやりがちな失敗

よくあるのは、支柱を3本立てにしないで、唐辛子が折れてしまう事です。唐辛子は一番花が咲いたところから枝が分かれていきます。一番花から上の主枝と側枝2本の合計3本立てで育てるのが一般的です。
育てているうちに葉が混み合ってくると病気になりやすくなるので、その場合は葉も間引いて風通しの良さを保ってください。
育てているうちに葉が混み合ってくると病気になりやすくなるので、その場合は葉も間引いて風通しの良さを保ってください。
初心者が唐辛子の栽培を成功させるコツ

唐辛子は比較的、簡単に作れる野菜です。唐辛子は暖かい気候を好むため、春から秋にかけて長く栽培できる事もポイントの1つです。ポイントだけ押さえておけば 初心者でも簡単に失敗する事なく楽しく栽培ができます。
ここでは、初心者でもわかりやすいよう、一番押さえておきたいポイント3つをわかりやすくご紹介していきます。
ここでは、初心者でもわかりやすいよう、一番押さえておきたいポイント3つをわかりやすくご紹介していきます。
唐辛子の栽培を成功させるコツ1:育苗には適温確保

唐辛子は暖かい気候を好みます。栽培適温は20~30℃。まだ寒い時期に栽培を始めてしまうとうまく育たないことがあるので注意しましょう。
適温を確保すれば5~7日ほどで発芽します。育苗日数はタネまき後65~80日ほどです。定植適期苗は草丈15~18cm、葉は8~9枚程度で濃緑色、節間が詰まってがっしりしている苗です。
適温を確保すれば5~7日ほどで発芽します。育苗日数はタネまき後65~80日ほどです。定植適期苗は草丈15~18cm、葉は8~9枚程度で濃緑色、節間が詰まってがっしりしている苗です。
唐辛子の栽培を成功させるコツ2:盛夏までに充実した株に育てる
苦土石灰は1㎡当たり3握り(約150g)、堆肥は2~3kg、元肥は化成肥料を3握り(約150g)とします。ポリマルチをする時に、土が乾燥していたら先に水やりします。
また、 より良質な実を収穫するためには、剪定と支柱での誘引を行うのがポイントです。80cmくらいの園芸用支柱を用意しておきましょう。
また、 より良質な実を収穫するためには、剪定と支柱での誘引を行うのがポイントです。80cmくらいの園芸用支柱を用意しておきましょう。
初回公開日:2017年12月07日
記載されている内容は2017年12月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。