炊飯器選び方ポイント|大きさ/価格・容量別選び方|3合/一升
更新日:2020年08月28日
炊飯器の選び方ポイント
毎日の食生活に欠かせない銀しゃりご飯。どのご家庭にも必ずといっていいほど炊飯器はあるでしょう。お値段はもちろんのこと、ご家族の人数や炊飯方法など、ご利用いただく方の環境によって求める商品はさまざまです。ここからは、炊飯器の選び方のポイントをご紹介いたします。
大きさでの選び方
ご飯をふっくら炊き上げるための炊飯器の選び方としては、炊き上がりの量より少し大きめの炊飯器をお選びいただくことがポイントです。少しの余裕で、ふっくらとした美味しいご飯を炊くことができます。
あまり炊飯器が大きすぎると、ご飯がべたついたりしてしまったり逆にギリギリの大きさの場合は、ご飯粒がつぶれてしまったりごわついてしまうことがあります。必要量に見合った大きさの炊飯器をお選びいただくことをします。
価格での選び方
炊飯器の価格帯は幅広く、安い物なら1万円以下から高い物では10万円を超える物までとさまざまです。中でも、どのメーカーも約4万円〜5万円位の炊飯器の品揃えがとても多く、売れ筋となっています。
炊飯器の価格は、炊飯器の大きさや機能はもちろんのこと、内釜の素材でも大きく変わります。内釜がアルミやステンレス、フッ素樹脂加工やダイヤモンドコート、土鍋釜などと多くの種類があります。
価格での選び方のポイントは、それぞれ内釜の素材によって炊き上がりに特徴がありますので、安いからダメ、高いから良いといったことはありませんので、ご家庭のニーズに合ったお好みの炊飯器をお選びいただくことをします。
サイズでの選び方
お米1合でおよそご飯茶碗2杯の炊き上がりとなります。ご家族の人数やご飯を炊く回数などにもよりますが、炊飯器の大きさでの選び方として、「お米1合でご飯茶碗2杯」これを目安に必要な大きさの炊飯器をお選びいただくことをします。
例えば、1人暮らしや少食のご家庭には3合炊きの炊飯器、4人〜5人家族のご家庭には5.5合炊きの炊飯器、食べ盛りのお子様がみえるご家庭や6人以上のご家族、まとめ炊きをされるご家庭では1升炊きの炊飯器といった選び方が良いでしょう。
炊飯器の特徴でみる選び方
炊飯器にはメーカーによってさまざまな特徴があります。これより、特徴別でみる炊飯器の選び方を紹介いたします。
保温ってどうなの?
ご飯を炊いて一度に食べきってしまえば何も問題はありませんが、食事の時間がバラバラだったり、何度もご飯を炊いている時間がなかったりして、1日分を一度に炊くご家庭が多いでしょう。そんな時に利用する炊飯器の保温機能。選び方としては、保温機能に優れた炊飯器を選ぶのが一番です。
しかし、保温時間が長くなればなるほど、ご飯がべたついたりカピカピになったり、黄色く変色してしまいちょっと臭いが気になったりすることもあります。メーカーによっては、長時間保温可能とうたっている場合もありますが、美味しい状態でご飯を召し上がるには、約10時間位までの保温時間が理想と言われています。
炊飯器の選び方のポイントとして、長く保温をすることにより電気代もかかりますので、保温時間が長くなるようなら、複数回に分けてご飯を炊くか、保温を切って残りのご飯を冷凍保存することをします。
圧力タイプの炊飯器とは?
炊飯方法での選び方として圧力タイプの炊飯器は、内釜全体をムラなく加熱する通常のIH炊飯方法に加え、内釜に圧力をかけてお米の芯までしっかり熱を加えふっくらと炊き上げてくれます。高火力で一気に炊き上げてくれますので、お米の栄養を失うことがなく、ツヤのあるふっくらとした美味しいご飯が炊き上がります。
また、圧力をかけることによって炊飯時間を短縮してくれます。選び方のポイントとしては、調理をしている間にご飯が炊けるという点です。食事までの時間がない場合でも慌てず美味しいご飯を炊き上げることができますので、残業などで帰宅が遅くなっても慌てる必要がありません。さらに、電気代も節約できますので家計にも優しいです。
内釜の厚さでご飯の味って変わるの?
炊飯器の選び方のポイントの一つとして、内釜の厚さが重要と言われます。しかし、ただ内釜が厚ければ美味しいご飯が炊けると言う訳ではありません。最も重要なのは、内釜へ伝わる熱ムラがないと言うことです。内釜全体にムラなく熱を加えることで、炊き上がりのご飯の硬さに差がなくふっくらした美味しいご飯が炊けます。
美味しいご飯が炊ける内釜の底面の厚さは、平均的に約3〜5㎜が理想的とされていますが、更なる開発が進み近年では内釜の底面を2㎜位の厚さへとやや薄くして、美味しいご飯を炊き上げる炊飯器も多くなりました。
選び方としては、厚めの内釜でじっくりしっかり炊き上げるか、ちょっと薄めの内釜で真空炊きにより短時間で炊き上げるか、ご利用いただく方のお好みでお選びいただくと良いでしょう。
内釜の素材や構造での選び方
炊飯器の内釜には多くの種類があります。これより、炊飯器の内釜の素材や構造での選び方ついてご紹介いたします。
初回公開日:2017年12月12日
記載されている内容は2017年12月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。