ソファーの選び方|色別/サイズ別/家族構成で選ぶポイント
更新日:2020年08月28日
狭い部屋
全ての動線に、余裕をみることが難しいのが狭い部屋です。ドアや窓・収納家具の引出しや扉の開閉、椅子をひいて座るスペースを最低限確保しましょう。あまり通らない通路は、多少狭くなっても割り切ることも必要です。
背の低いローソファなら、部屋の中央に置いても圧迫感がありません。肘や脚の細いものにすると軽さが出て、肘なしにすれば省スペースにもなります。選び方のコツとしては、全体的に背の低い家具で統一すると天井が高く感じてゆとりのある空間になるでしょう。
ラグサイズ
ラグサイズの選び方は、ソファの幅とのバランスが大切です。以下の最適なサイズを参考にしてラグを選んでみましょう。
・幅130cm前後の標準的な2人掛けソファ:幅140×奥行100cm
・幅165cm前後の2.5人掛けソファ:幅180×奥行120cm
・幅180cm前後の標準的な3人掛けソファ:幅200×奥行140cm
座り心地でみるソファーの選び方
硬さ
硬さ:柔らかめが良い場合
メリットは、包まれているような座り心地でリラックス感が大きいということです。デメリットは、起き上がりにくいことと、へたりやすく型崩れしやすい点です。TVを観たり、寝転んだりする時に寛げます。腰痛持ちの方は避けた方が良いでしょう。
柔らかめの選び方は、座面や背もたれに羽毛(フェザー)を使っているものを選ぶと良いです。体型に合わせて変形する性質があるため、包まれているような座り心地になります。柔らかさとコシのある座り心地の両方を叶えたい場合、羽毛の下にウレタンを使用しているものがです。
硬さ:硬めが良い場合
メリットは、沈み込みが少ないため立ち座りが楽ということです。体重をしっかり支えるので、長時間座っても疲れにくいと言えます。デメリットは、まっすぐ座ることになり、寛ぎ感が少ないということです。勉強や仕事をしたり、食事をするのに向いています。
硬めのソファを探す時は、クッション部が高密度ウレタンのものを選ぶと良いでしょう。コシのある硬さで安定感があります。座面に、Sバネが入ったものは座った時の衝撃を吸収して、ゆっくり身体を受け止める感覚です。
コイル
耐久性の選び方としては、へたりやすい座面の構造から考えていくと良いでしょう。低価格帯やデザイン性重視のものは、座面のウレタンの下にコイルスプリングなどの衝撃吸収材を全く使っていないものがあります。ウレタンのみですと、へたりやすくなります。
衝撃吸収材は、ウェービングテープ、Sバネ(波形スプリング)、コイルスプリングの3種類です。1番耐久性が良い選び方は、コイルスプリングを選ぶと良いでしょう。その中でも、ポケットコイルスプリングは1つずつコイルが独立して、体重を分散して支え身体にフィットした座り心地になります。
背もたれ
座り心地にこだわった選び方としては、背もたれの高いハイバックソファがです。メリットは、上半身を支えるため長時間座っても疲れません。背もたれがクッションタイプのものは、首まで支えるので頭を動かさない長時間のDVD鑑賞などに向いています。
デメリットは、背もたれが高くなる分部屋の中央に配置すると圧迫感が出てしまいます。壁際の方に置くようにしましょう。
生地別ソファの選び方
初回公開日:2017年10月21日
記載されている内容は2017年10月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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