Search

検索したいワードを入力してください

マットレスの選び方|体重/厚みなど・悩み別|腰痛/肩こり

更新日:2020年08月28日

「睡眠負債」という言葉があるように、現代人は睡眠問題を抱えています。自分に合ったマットレス選びは、質の良い睡眠にもつながります。いろいろなマットレスの特長やメリット、デメリットなど、自分の体にフィットしたマットレスの選び方をご紹介します

マットレスの選び方|体重/厚みなど・悩み別|腰痛/肩こり

うつ伏せは、顔や胸がマットレスに密着するため、安心感があってよく眠れるという人もいます。うつ伏せ寝は、腰をそらせる状態となるので、腰に負担をかけることになります。

うつ伏せ寝が習慣になっている人は、包み込まれるような感触の低反発マットレスを好む傾向があります。しかし、低反発的レスは、体の沈み込みが大きいので、腰だけでなく、肩こりの原因になります。

そのため、うつぶせ寝に合うマットレスの選び方は、沈み込みの少ない高反発マットレスにすることです。寝心地があまりよくないので、自然と仰向けに寝る習慣に移行することも期待できます。

種類別ベッドのマットレスの選び方

ベッドにはいろいろな種類があります。その種類に合わせてマットレスの選び方を考えなければ快適な睡眠を得ることはできません。

2段ベッド

子供部屋などに置く2段ベッドのマットレスの選び方には、2つのポイントがあります。ひとつは、通常のベッドよりもコンパクトにできているので、小さめのものを選ぶ必要があります。

もうひとつの選び方のポイントは、通気性です。2段ベッドは、意外と通気性が悪くなっています。とくに、下の段のベッドは、上の段のベッドに比べると空気がこもりやすくなります。また、主に子供が使うので、大量の汗もかくので、通気性のよいマットレスを選ぶことが大切です。

ロフト

ロフトベッドは、高い位置に設置するタイプのベッドです。その下に机や本棚などの家具を設置して、狭い部屋を有効利用するのに便利です。

ロフトベッドは、通常のベッドよりも頑丈にできていません。そのため、マットレスの選び方も重さに耐えられるように薄めのものを選ぶようにしましょう。また、あまり厚みがあると、寝返りを打ったときにストッパーを乗り越えて落下してしまうという危険性があるので、ロフトベッドのマットレスの選び方は注意しましょう。

さらに、部屋の上の方というのは、暖かい空気は上に行くので熱が集まりやすくなります。とくに夏になると、暑苦しくなるので、通気性のよいマットを選ぶようにしましょう。

介護ベッド

介護ベッド用のマットレスの選び方で重要なのは、介護する人の状態を見極めるということです。たとえば、できるだけベッドから離れた生活を目指すという場合には、寝返りが打ちやすいマットレス、ベッドから離れやすい高さのマットレスが選び方のポイントになります。

一方、ベッドでの生活がほとんどだという人にとっては、床ずれ予防のための体圧分散マットレス、撥水加工がされたマットレス、通気性のよいマットレスなどが選び方のポイントになります。

介護する人の身体能力や生活の状況に合わせて、何を優先するのかを考えた選び方をするようにしましょう。

和室のマットレスの選び方

和モダンを好む人も増えて、畳のよさも再認識されるようになってきました。お年寄りは、やはり和室で生活するとホッとします。和室には、フローリングやベッドとは違ったマットレスの選び方があります。

畳にマットレスを敷くなら、畳に合わせたマットレスの選び方が必要になります。畳はフローリングと違って、湿度を調整する効果があります。そのため、フローリングに直接マットレスを敷くよりも、カビは生えにくくなります。

とはいっても、通気性の悪いマットレスを選んでしまうと、カビの原因になります。畳にまでカビが生えてしまうと、後が大変です。和室で使うマットレスの選び方は、通気性がよくて、たたむことができる収納可能なものを選びましょう。こまめに天日干しするようにしましょう。

布団

和室では、敷布団を使うことになります。しかし、敷布団が薄い場合、畳に直接敷くと固すぎて、体に負担がかかることがあります。また、冬は底冷えして背中の方が寒く感じてしまいます。

そのような場合には、敷布団用のマットレスを敷布団の下に敷くと快適になります。そのときのマットレスの選び方は、通気性のよいものにしましょう。通気性のよいマットレスでも、敷きっぱなしにすると、カビが生えたりするので、必ず押し入れに収納するか、部屋の隅に畳んでおくようにしましょう。

健康のためにも自分に合ったマットレス選びを

次のページ

初回公開日:2017年12月18日

記載されている内容は2017年12月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related