ハーブの寄せ植えの相性が良い組み合わせと育てる方法・通販
更新日：2020年08月28日
ハーブの寄せ植えの相性の良い組み合わせ
観賞用としてはもちろん、料理や美容や掃除など用途の広いハーブたちですが、ボタニカルブームも手伝ってハーブへの注目も高まっています。今回は、そんなハーブを家で育てようとするときに大切な寄せ植えについて紹介します。
ハーブは、その種類によって寄せ植えに向いているものと向いていないものがあります。そのため、寄せ植えに適さないもの同士を一緒のプランターや鉢で育てようとすると、十分に成育できず枯れてしまうこともあるため、配慮が必要です。
元来、成育旺盛なハーブたちの種類ごとの個性を知って、相性の良いハーブ同士を寄せ植えし、生活にハーブを取り入れてみてください。
【寒さに強く、多湿を嫌うもの】ローズマリー、タイム、オレガノ、コモンセージなど
出典: https://www.rakuten.ne.jp/gold/soraniwa/first-map/first-2... |
【寒さに弱く、湿り気を好むもの】バジル、レモングラス、チェリーセージなど
【寒さにも、多湿にも強いもの】キャットミント、ミント類、レモンバーム、フェンネルなど
ハーブの寄せ植えをする方法・育て方
ハーブの苗を買ってきて「さぁ、キッチンハーブの寄せ植えを作ろう」なんて意気込んだものの、このハーブは寄せ植えして大丈夫かな、どんな入れ物にいれたらいいのかな、と手がとまってしまうこともあるでしょう。
似たような性格のハーブであっても、草丈がちぐはぐだったり、繁殖力の差に違いがありすぎると同じプランターなどの中で育てるのは難しくなってしまいます。
草丈の違い
一般的に、草丈の高いもの・中間のもの・低いグランドカバー、の３種類の中から２～３種類を合わせると、寄せ植えが立体的となり、見た目もきれいになります。ただしグランドカバーの中には匍匐性で横へと伸びる力が強いものもあり根がつまってしまうので、注意が必要です。
繁殖力の違い
また、繁殖力が特に強いハーブとしてミント類があげられます。ミント類は残念ながら寄せ植えには向きません。ミント類ほどではありませんが、ローズマリーやワイルドストロベリー、オレガノも繁殖力が強いハーブです。繁殖力の弱い、カモミールやバジル、レモングラス、パセリといったハーブと一緒に寄せ植えするのは避けてください。
さらに、ミント類同士の寄せ植えなど同じ科のハーブ（スペアミントとアップルミント、ペパーミント、パイナップルミントなど）は交雑してしまうので控えましょう。
プランター
しかし、どうしても繁殖力の強いオレガノと繁殖力の弱いバジルを近くで育てたいなど、相性のよくないハーブ同士が同じ場所に必要なこともあるでしょう。そのような時は、寄せ植えではなく、寄せ鉢を取り入れてみましょう。
寄せ鉢は、プランターの中にハーブごとの鉢を詰めていく方法のため、土を共有することがありません。そのため、繁殖力の違いを気にすることなくハーブを同じ場所で育てることができます。
鉢
これに対し、一つの鉢の中で寄せ植えをする場合は、ハーブ同士の相性に気を配る必要があります。また、そもそも大きな株に育ってしまうやディルなどは小さな鉢だと窮屈になります。
鉢の中で寄せ植えをする場合は、一つの目安として寄せ植えのしやすい1年草を取り入れてみてください。例えば、カモミールやコリアンダー、シソ、バジル、パセリなどがあります。
・キッチンハーブ：ローズマリー、タイム、セージ、バジル、パセリ、など
・ハーブティ：カモミール、タイム、レモングラス、など
庭
さらに、お庭をハーブガーデンにしたいと思ったらぜひ取り入れてほしいのが、グランドカバーです。繁殖力の強いハーブを選べば庭一面をハーブが覆うため、雑草に頭を悩ますこともありません。ミントやオレガノなどの繁殖力の強いハーブや匍匐性のタイム、草丈の低いローマンカモミールなどがです。
初回公開日：2017年11月03日
記載されている内容は2017年11月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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