【種類別】サンスベリアの育て方|ハニー/スタッキー/サムライ
更新日:2020年08月28日
種類別のサンスベリアの育て方
観葉植物としてポピュラーなサンスベリアですが、どのような植物であり、どのような種類があるのか、また上手に育てるにはどうすればいいのか、ご存知でしょうか。サンスベリアはアフリカ原産のスズラン亜科チトセラン属の植物で、サンセベリアとも呼ばれます。観葉植物として見た目がいいのはもちろんですが、マイナスイオンを放出することでも知られています。
一番よく知られているサンスベリアはローレンティと呼ばれる種類で、もっとも多く流通して育てられています。黄色に縁どられた緑の縞模様の葉と、長く伸びるフォルムが特徴的な種類です。しかし、サンスベリアはこれだけではありません。何十種という希少種が存在しており、想像以上にたくさんの種類があります。今回はサンスベリアの種類と育て方を紹介していきます。
基本的な育て方
ナイジェリア、タンザニア、コンゴ、エチオピアといったアフリカの乾燥地帯原産のサンスベリアは、毎日水やりをする必要はありません。土が乾いたらたっぷりやるようにしましょう。
水やりの目安は数週間に1度で十分です。また、室温が10℃を下回るようになったら、水やりをしばらくやらないようにしましょう。ただ、人が生活する室内で常に10℃以下ということはなかなかないでしょう。
観葉植物なのでつい失念してしまいますが、日陰に置くのはやめてください。サンスベリアは日光を好む植物ですので、なるべく日当たりのいい窓際などに置きましょう。葉は埃がつきやすいため、霧吹きをかけてティッシュなどで拭くときれいに保てます。注意点が少なく、ほとんど手間がかからない植物なので、観葉植物初心者でも簡単に枯らさず育てることができます。
ハニー
ハニーは放物線上に葉が伸び、小さくかわいらしいフォルムが特徴的な種類です。大きく育たないので、卓上に飾るのがです。初心者にも育てやすく、基本的なサンスベリアの育て方だけで十分育てることができます。ハニーには、ゴールデンハニーやシルバーハニーといった種類もあります。
スタッキー
スタッキーは成長が遅く、市場にはほとんど出回らないといわれています。市場に出回っているスタッキーは違う植物がスタッキーとして定着したものとされています。
本物のスタッキーはサンスベリアには珍しく、葉が一本真っ直ぐに伸びたフォルムが特徴的です。サンスベリアのなかでも特にたくさんのマイナスイオンを放出する種類です。どのサンスベリアにも共通することですが、水をやりすぎると根腐れしてしまうので注意が必要です。10月以降の冬場はまったく水をやらないようにしましょう。
ファーンウッド
ファーンウッドは、長い棒状の葉の縞模様がきれいで、葉が広がったフォルムが特徴的です。おしゃれな見た目なのでインテリアとして映える種類で、基本的な育て方で簡単に育てることができます。
ボンセレンシス
個性的なぷっくりとした肉厚の葉が特徴のボンセレンシスも、基本的な育て方で簡単に育てることができます。個性的な見た目ですが、比較的手に入れやすい種類です。
サムライ
日本にちなんだ品種名がついている希少種のサムライは、葉の生え方に特徴がある大型の種類です。同じような名前のサムライ・ドワーフは別の品種で、こちらは肉厚な短い葉が特徴です。大きいので室内よりも玄関先など外で育ててみるといいでしょう。
初回公開日:2017年11月07日
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