【季節別】蘭の種類・名前と特徴|小さい/和名/育て方
更新日:2020年03月09日
夏に映える蘭
夏はデンファレの開花時期です。国内では沖縄を中心に栽培され、東南アジアから輸入されるなどして、切り花も手ごろな価格で手に入れられます。鮮やかな花色は、フラワーアレンジメントに加えたり、花束にしても素敵です。
蘭は熱帯地方が原産ですから、胡蝶蘭などは暑さに強いと考えて失敗してしまうことがあります。夏場の胡蝶蘭は、庭やベランダに放置したり、直射日光に当てるのは避けましょう。
秋に楽しめる蘭
カトレアは、一年を通して開花時期があります。色の種類も多く、ドレスにあった色のカトレアは、とても華やいだコーディネートを完成させてくれます。
鉢植えでは、ミニタイプのカトレアも出回っており、鮮やかな花色と香りを身近に楽しめます。
冬を華やかに演出する蘭
冬は、華やかな蘭が贈答品にパーティの切り花にと活躍するシーズンです。お花屋さんの流通では、冬に出回り最盛期を迎える蘭が多くなっています。胡蝶蘭は2月、シンビジウムやオンシジウムは12月が流通のピークです。
鉢植えをプレゼントにいただく機会もあるでしょう。本来は暖かいところが好きな蘭を、上手に冬越しさせるには、置き場所がポイントです。おもてなしなどで、玄関に置きたい場合もありますが、寒すぎる場所に長く置くのは避けましょう。
比較的小さい欄にはこんな種類が
小さいサイズの蘭が増え、気軽に鉢植えを買って楽しめるようになりました。ミニサイズ、マイクロサイズの胡蝶蘭をはじめとした小さい蘭は、値段も手ごろです。
3~4号サイズの鉢植えのミニ胡蝶蘭、オンシジウム、カトレアなどは、かわいらしい花の姿と色でおすすめです。
和名の蘭にはこんな種類がある
洋蘭には和名がついているものも多くあります。和名が有名なのは、ファレノプシスです。ファレノプシスではピンとこなくても、胡蝶蘭と聞くと、知らない方はいないほど有名です。カトレアは日の出蘭、パンダは翡翠蘭と、和名がついています。
好きな色の蘭を選ぼう
蘭を贈り物にするなら、お贈り先の方の好きな色や雰囲気、置いていただく場所などをイメージして選ぶと喜ばれるでしょう。自宅のインテリアに取り入れるなら、アクセントカラーになる色を選んでもいいでしょう。同じ色でも、種類によってずいぶん印象が異なります。
白い花をつける蘭
優美な白い胡蝶蘭は、冠婚葬祭のフォーマルシーンで使われること多く、ブライダルブーケにも人気です。カトレア、デンファレ、デンドロビウムなどの白も美しいです。
紫の花をつける蘭
紫の花は、艶やかな大人っぽさがあります。「わがままな美人」との花言葉があるデンドロビウムや、「お似合いの二人」が花言葉のデンファレの紫はギフトにもおすすめです。紫のカトレアは、フォーマルなパーティシーンを華やかに彩ってくれるでしょう。
オレンジの花をつける蘭
黄色い小花が踊っているように楽し気なオンシジウムは、オレンジの花もあります。「いっしょに踊って。気立てがよい」との花言葉どおり、カジュアルなホームパーティなどにも似合います。
上手に育て長く楽しもう
初回公開日:2017年11月11日
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