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【種類別】ゴーヤの育て方・緑のカーテンの作り方|種/苗

更新日:2020年08月28日

初心者の人でもゴーヤは育てやすく、また夏の暑さ対策にもなるグリーンカーテンを作る代表的な野菜でもあります。そしてゴーヤには多くの栄養価が含まれており、夏バテ防止をはじめ美肌効果など嬉しい効果もたくさんあります。魅力いっぱいのゴーヤを育てて夏を乗り切りましょう。

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苗を買う時期

4月下旬~5月中旬に苗を入手し、植えておきましょう。多く収穫するには、しっかりと葉を育てていかなければならないので植え遅れのないようにしましょう。

苗選びと品種選び

いいゴーヤを育ててたくさん収穫するには、品種選びや苗選びが重要となってきます。まず品種を何にするかを選びましょう。品種によって苦みや色、形が違うので自分好みのものを植えます。

◇いい苗の特徴
・葉が鮮やかな緑色で茎が太い
・節と節との間がよく詰まっている
・双葉や初生葉がしっかりとついていて、本葉が3~5枚ついている
・根がしっかり張っている。ポットの裏の穴から白い根が出ているのがいい根の証拠です。
・病害虫(アブラムシなど)がついていない苗

これらをチェックして育てやすい良い苗を選びましょう。

プランターを使ったゴーヤの育て方

最近では、家庭菜園がブームになっています。そこで畑がなくても簡単にベランダや庭で育てることができるプランターでの育て方を植え付けから収穫まで紹介していきます。

◇準備するもの
・ゴーヤの苗
・プランター(横が60cm以上、深さが30cm以上の大きめのもの)
・培養土(元肥入り)
・肥料
・園芸用ネット
・支柱

◇土づくり:培養土を使わない場合と使う場合

・培養土を使わない場合
土つくりは植え付けの2週間前までに行います。まず、化成肥料・赤土・腐葉土・苦土石灰を準備します。赤土:腐葉土は6:4または7:3の割合です。次に、土を中和するアルカリ性の苦土石灰と緩やかに効く緩効性肥料を一掴みいれます。ゴーヤなどのうり科の植物は毎年土を入れ替える必要があります。

・培養土を使う場合
野菜用培養土にはあらかじめ肥料が含まれているので面倒な土作りをする必要がないので初心者の方でも簡単に土作りができます。また、追肥として化成肥料と油かすをまくことで簡単に野菜を育てることができるため、培養土はです。

◇植え付け

プランターに用意しておいた土を上の縁から3cmの深さまで入れます。この3cmはウォータースペースといい、水やりの際に、水があふれでないようにするために必要なスペースです。

・種を植える場合
まず土に2cmくらいの深さの穴を掘ります。この時蒔穴の感覚を20cmから30cm離しておきます。ひとつの穴に蒔く種は2~3粒ほどです。蒔いたら1cm程の土をかぶせて種の植え付けは終わりです。種は一週間から10日ほどで発芽します。発芽したら間引きを行い芽が密集しないようにします。

・苗を植える場合
一つのプランターに2株までが育てやすく、よく育ちます。苗も間隔をあけて植えます。あまり苗を植えすぎると、栄養が行き届かなくなり、生育成長不良を起こすので注意しましょう。

◇水やり

土の表面の状態を見て、乾いていたら水やりをします。量はプランターの底から水が出るくらいが目安です。苗を育てていくのに一番重要な作業なのでこまめに様子を見て水やりをし、丈夫でいい苗を育てていきましょう。

◇追肥をする

肥料入りの土の場合でも追加の肥料が必要になってきます。ゴーヤは肥料を与えなくても育てることができるが、実をより多く収穫したい場合、追肥を行います。追肥するときは、根元から離してあげます。一回目の追肥は、植え付けてから一か月後、もしくは全体が50cmくらいに成長したころです。2回目の追肥は、ゴーヤの実が付きだしたころに行います。そのあとは二週間に1回を目安に追肥していきます。

◇摘心

摘心とは、新しく伸びてきた茎や枝の先端を摘み取り生長を促していくための作業です。一回目の摘心は本葉が5、6枚になった時にします。ゴーヤの場合、最初に伸びてきた親弦よりも脇から出てきた芽である子弦の方に多く実が付くため、親弦の先端を2、3㎝切ります。また、子弦は上の方が生長に勢いがあるため、上の方の子弦は残し、下の子弦は摘み取ります。

そして、全体的に苗が生長してネットから弦がはみ出してきたら、はみ出している弦は切り、実が成り始めたら、その実を収穫した弦とそのすぐ下の弦も切り落とします。この作業をすることで、日当たりが良くなり脇芽の生長が早く、新しく雌花が咲きやすくなります。

また注意点としては、購入した苗の場合は植え付けてから1週間の間を空け、根が定着してから摘芯をします。植え付けと同時に摘芯をしてしまうと、株がダメージを受けて生長していかないか、もしくは枯れてしまうことがあります。

◇ネット、支柱での補強

弦が伸びてきたら、ネットや支柱を立て弦を巻きつけていきます。支柱を立てることで日当たりが良くなり生育が良くなり、害虫対策にもなります。あとは、土が乾燥していたら水やりをし、大きく成長し実るのを待ちましょう

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初回公開日:2017年12月07日

記載されている内容は2017年12月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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