【種類別】じゃがいもの育て方|苗から/畑・プランター
更新日:2020年08月28日
種類別じゃがいもの育て方
自分で手づくりした野菜を食べたいと考えている方や、時間に余裕ができ、ゆっくりと家庭菜園を楽しみたい方になのがじゃがいもです。じゃがいもは初心者でも比較的簡単に育てることができる野菜です。しかもじゃがいもは家庭での消費頻度も高い野菜でもあります。今まで買って食べていたという人も、じゃがいもの育て方を知って、自分で作った野菜を味わってみませんか?
今回はそのような家庭菜園をはじめたいと考えている方向けに、楽しく作れて美味しく食べられるじゃがいもの育て方をご紹介いたします。
種芋
じゃがいもの育て方を知るうえで、まず大切なのは種芋について知ることです。じゃがいもは一年のうち、春と秋の2回も育てることができる植物です。長期保存にも向いているじゃがいもは、手間があまりかからず家庭菜園に向いています。しかし、じゃがいもの種芋は病気をもっているものもあります。そのため、種芋は種芋用として市販されているものを選ぶと安心です。
種芋を用意したら、種芋の芽の育て方に気をつけなければいけません。直射日光にはあてず、雨がかからない場所に2週間から3週間ほど並べておいてください。じゃがいもの色は、芽の育ち方を観察するとわかりますが、青っぽくなり、黒い新芽が出てきます。黒い芽が出たら、次は種芋を縦切りに切ります。この時注意したいのは、黒い芽の数を均一にすることです。
切った種芋は風通しの良いところで2日から3日ほど乾燥させます。植え付け前に、種芋の切り口に草木灰という肥料をまぶすことで腐敗を防ぎ、野菜の味をよくする効果もあるので試してみて下さい。
男爵
じゃがいもの育て方は違いませんが、一般的にじゃがいもの育て方について、多く解説されているじゃがいもの種類が男爵芋です。男爵芋は、コロッケやマッシュポテト、ポテトサラダなど、つぶしたりするじゃがいも料理に多く使われています。育て方を知って、自分の手で育てたじゃがいもを食べる時の楽しみが増えます。
メークイン
メークインの育て方も、男爵と同じように種芋から栽培します。メークインは男爵とは違い、揚げ物やシチュー、カレーなどといった料理によく使われる種類のじゃがいもです。男爵はホクホクしていて崩れやすい料理に向いていますが、メークインは逆に形を残したい料理に向いています。メークインは比較的まん丸い形の男爵とは違い、細長い形が特徴的なじゃがいもです。育て方を知ったメークインも、自分で作って料理するのが楽しみになります。
種芋の育て方の注意点
春のじゃがいもの育て方は、上記のよう種芋を均一にすればいいのですが、秋のじゃがいもの育て方は、種芋の育て方が違います。小ぶりなものを選び、発芽したら切らずに使います。切ってしまうと、秋に作るじゃがいもの種芋が腐りやすくなってしまうためです。市販のじゃがいもは種芋にはむいていません。必ずホームセンターなどで栽培のための種芋を購入するようにしましょう。
じゃがいもを畑で育てる方法
自分の畑でじゃがいもを作る場合、広さも十分あると他の野菜と一緒に栽培したくなりますが、じゃがいもは連作障害になりやすい野菜です。生育不良を避けるために他の野菜と一緒に栽培することは避けた方がいいです。もし一緒に栽培したいのであれば、トウモロコシや豆類などは相性の良い野菜になります。
じゃがいものプランターでの育て方
じゃがいもの育て方で大切なことは土づくりと書きましたが、プランターでの育て方も同じように土づくりが大切です。プランターの深さは30センチ以上のものを用意してください。深くて大きなプランターで作ることが大切です。プランターや野菜栽培用の培養土、種芋などはホームセンターなどで、すべて手軽に手に入ります。
ひとつの種芋からとれるじゃがいもの数は約5個ほどですので、多く作りたい方は、それなりにプランターの数や大きさを考えなければいけません。少なくてもよい方は、深い丸鉢などでも作れます。庭などで栽培できないときには、プランターでの育て方がです。
じゃがいもの苗の育て方
初回公開日:2017年11月28日
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