唐辛子の育て方|家庭菜園での栽培のコツとは?プランター・害虫駆除
更新日:2020年08月28日
よくあるのは、支柱を3本立てにしないで、唐辛子が折れてしまう事です。唐辛子は一番花が咲いたところから枝が分かれていきます。一番花から上の主枝と側枝2本の合計3本立てで育てるのが一般的です。
育てているうちに葉が混み合ってくると病気になりやすくなるので、その場合は葉も間引いて風通しの良さを保ってください。
初心者が唐辛子の栽培を成功させるコツ
唐辛子は比較的、簡単に作れる野菜です。唐辛子は暖かい気候を好むため、春から秋にかけて長く栽培できる事もポイントの1つです。ポイントだけ押さえておけば 初心者でも簡単に失敗する事なく楽しく栽培ができます。
ここでは、初心者でもわかりやすいよう、一番押さえておきたいポイント3つをわかりやすくご紹介していきます。
唐辛子の栽培を成功させるコツ1:育苗には適温確保
唐辛子は暖かい気候を好みます。栽培適温は20~30℃。まだ寒い時期に栽培を始めてしまうとうまく育たないことがあるので注意しましょう。
適温を確保すれば5~7日ほどで発芽します。育苗日数はタネまき後65~80日ほどです。定植適期苗は草丈15~18cm、葉は8~9枚程度で濃緑色、節間が詰まってがっしりしている苗です。
唐辛子の栽培を成功させるコツ2:盛夏までに充実した株に育てる
苦土石灰は1㎡当たり3握り(約150g)、堆肥は2~3kg、元肥は化成肥料を3握り(約150g)とします。ポリマルチをする時に、土が乾燥していたら先に水やりします。
また、 より良質な実を収穫するためには、剪定と支柱での誘引を行うのがポイントです。80cmくらいの園芸用支柱を用意しておきましょう。
唐辛子の栽培を成功させるコツ3:果実はハサミで収穫
赤く熟すまで開花後60日前後かかります。乾燥を十分に行い、貯蔵中のカビの発生を防ぎます。葉唐辛子は、株から葉、花、果実、若枝をしごき取り、水煮後、みりんなどで煮しめて作ります。
唐辛子の枝は折れやすいので手でちぎり取らずにハサミやナイフを使ってヘタのすぐ上を切り取って収穫しましょう。収穫した唐辛子は風通しの良いところで乾燥させれば長期保存が可能です。
唐辛子の病気と対策
唐辛子を頑張って栽培してたとしても、病気になったり、害虫にやられてしまったら、今まで頑張ってた努力が無駄になってしまいます。それだけは避けたいですよね。
病気にかかってしまった場合、対処法がないものあります。そうならないためにも、可能な対策をするのが大切です。ここからは、病気の原因、症状、対策などを詳しくご紹介していきます。
唐辛子の病気と対策1:モザイク病の症状・対策
モザイク病の症状は、葉や茎に関することが多く、黄色の変色したり、生長できずに萎縮したりします。原因はアブラムシやアザミウマなど害虫がウイルスを媒介し起こりやすい病気なので、予防するには害虫の飛来を予防することがポイントです。
もしモザイク病に感染してしまっていたら健康な株への被害を抑えるために完成した株は焼いて処分して下さい。
唐辛子の病気と対策2:青枯れ病の症状・対策
初回公開日:2017年12月07日
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