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みょうがの育て方・収穫の仕方|苗から/プランター・地植え

更新日:2020年08月28日

夏場の食卓に薬味として登場するみょうがは、一度植えると手間をかけなくても長く収穫できます。みょうがの育て方は簡単で、初心者でも地植えのほかに鉢やプランターでも栽培することができます。みょうがの育て方や株分け、収穫の方法などをご紹介しましょう。

みょうがの育て方・収穫の仕方|苗から/プランター・地植え

みょうがの育て方としては、地植えでも鉢やプランターでも3~4月に苗を植えましょう。みょうがは春に植えて葉をはやしたら横へ広がっていきます。夏になると花芽が伸びて収穫できるようになります。

鉢やプランターでの育て方の場合は土が乾いたら水をあげましょう。乾燥予防には腐葉土などで株を覆っておきます。

みょうがは株の周りに次々と出てくるので手で折って収穫します。花が咲くと味が落ちてしまうので、花が咲く前に収穫しましょう。

収穫が終わって11~12頃みょうがが枯れてきたら収穫の終わりのサインです。枯れた部分は刈り取って、土はそのまま放置しておくと翌年また新芽が出てきます。

どうする冬のみょうがの育て方

みょうがは寒さに強い植物です。冬は地上に出ている部分は枯れますが、地下の根は生きているのでそのまま放置しますが、土が凍結しないように株の上に腐葉土などで覆い寒さと乾燥を防いでおく育て方をしましょう。

鉢やプランターの場合でも枯れた葉を取り除いて、腐葉土や枯れ葉などで覆っておきます。鉢やプランターは雨の当たる場所に移動させておくと水やりの必要はありません。

みょうがの育て方で株分けする方法は?

みょうがの育て方では株分けの作業で株を増やすことができます。2~4月に土を掘り起こし根を10~15cmに切り分けて植え付けます。

みょうがの根を傷つけないように切り取りましょう。根についた古い土を落としておきます。株分けをした根を広げるようにして、連作障害を防ぐためにも新しい場所や鉢、プランターに植え替えましょう。

みょうがを植え替えしたあとの育て方はどうするの?

みょうがは植えてから3~4年は続けて収穫できますが、3~4年程経つと生育が衰えてきます。そうなった場合の育て方は植え替えをしましょう。

みょうがを植え替える場合、土を耕して用意しておき株の間隔を空けて植え付けます。植え替えする育て方で、みょがの収穫量が増えます。株分けで植え替えるときは元肥をたっぷり与えましょう。

3~4年ごとに植え替えすることで長くみょうがを楽しむことができます。上手く株分けや植え替えをすることがみょうがの育て方のポイントです。

害虫と病気

みょうがの育て方で気になるのは病気や害虫ですが、家庭栽培ではほとんどその心配はいりません。

春先に芋虫が現れることもありますが、葉の付け根などについた芋虫は園芸ハサミや割りばしで取り除けば大丈夫でしょう。

湿気が多い土についている菌によって発生する根茎腐敗病という病気になることもあります。これは根が茶色く腐り葉や茎は黄色く変色して枯れてしまいます。

一度この病気にかかると回復しないので、株を引き抜いてしまいましょう。またほかの株に伝染しないように薬剤をまきます。

みょうがの北海道での育て方は?

みょうがは北海道から沖縄まで自生する植物です。みょうがは寒さに強いので北海道の寒さでも十分育てることができます。

育て方は、みょうがは乾燥を嫌うので水やりに注意します。乾燥を防ぐには腐葉土などで株を覆っておきます。冬に鉢やプランターで育てる場合は、土が凍らないようにしましょう。

みょうがについての言い伝え

昔から「みょうがを食べると物忘れをする」と言われていますが、これは本当なのでしょうか。結論からいえば、科学的根拠は認められていません。

栄養学的にもそのような成分は含まれていません。逆に近年では香り成分が集中力を増すということが明らかになっています。

みょうがの健康効果

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初回公開日:2017年11月27日

記載されている内容は2017年11月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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