【種類別】水仙の育て方|球根から/鉢植え・地植え/室内
更新日:2020年08月28日
水仙の育て方
冬のまだ寒い時期から春にかけて咲く水仙のお花についてです。水仙は、明るい色と華やかな香りで寂しい冬の庭を彩ってくれます。色も白や黄色の明るい色が多く、目にも賑やかです。そんな水仙の育て方についてご紹介していきます。
水仙の基礎知識
水仙という植物についての基礎知識です。
【スイセン】
■科名/ヒガンバナ科
■分類/耐寒性球根
■原産地/スペイン・ポルトガルなど地中海沿岸
■花期/12~4月
■植え時/9~10月
春を代表する秋植え春咲きの球根植物です。色は白から黄色が多く、そのすっとした清楚な姿がのお花です。病害虫にも強く、地植えにすると毎年良く咲きます。
種類別水仙の育て方
水仙には色々な種類があります。その中でもの品種を育て方と併せてご紹介します。
ティタティタ(ティタテート)
草丈15㎝程度のミニ水仙です。花は小ぶりの黄色で、とても良い香りがします。耐寒性が強く丈夫です。半日陰から日向まで多様な場所で育ちます。育てやすい品種です。
育て方についてです。冬に蕾の付いた鉢植えで出回ります。地植えにすると分球して増えるので、他の場所に植え替えてあげれば、さらに庭を賑やかにしてくれます。
タリア
春に白い花を付け、る草丈20~30cm程度の水仙です。うつむき加減に花を咲かせるところが清楚なイメージのお花です。英名は「Angel's tears(天使の涙)」と言います。半日陰から日向まで多様な場所でよく咲きます。
育て方は、秋に腐葉土をいっぱい漉き込んだふかふかの土に植えます。落葉樹の下などに植えてあげると、寂しいお庭が華やかになります。
タヒチ
春に花を咲かせる大輪咲きの品種です。花の直径は10㎝くらいです。黄色の八重咲の花で、中心部にオレンジが入ります。とても華やかな水仙です。
育て方も簡単です。半日陰から日向までどこでもよく育ちます。真夏の直射日光だけは避けてください。分球して増えるので、そのままにしておけば群生して、庭を賑やかにしてくれます。
バルボコディウム
原種の水仙です。草丈10~20cm程度と小ぶりで、初春に小さな花を咲かせます。花色は白か黄色です。小ぶりな花を付けるその姿は、楚々として山野草の趣です。和風のお庭にも良く合います。
育て方も簡単です。半日陰から日向まで多様な場所で咲いてくれます。分球しますので、数年は放っておいても大丈夫です。群生して花を咲かせる姿も可愛らしいです。落葉樹の下に植えると、森の中のような雰囲気を味わえます。
水仙の球根からの育て方
水仙の球根からの育て方です。お花の咲いている鉢植えを買ってきて楽しむのもいいですが、球根からの育て方にもチャレンジしてみてください。球根から植えて目が出てくるのを観察するのも、愛着が湧いて楽しいです。
初回公開日:2017年11月29日
記載されている内容は2017年11月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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